大学受験なら武田塾中山校
こんにちは!
授業をしない個別指導塾、武田塾中山校の梅村です。
今月も武田塾中山校通信を配信します!
最近入塾してくれた人たちが、結構な割合で「早く武田塾に入っておけばよかったです」と言ってくれて、本当にうれしい限りです。
それでは9月号をお届けします!
(前回ちょっと甲子園についてとがったことを書いてしまったので、今月は控えめな内容にしたいと思っていたりいなかったりです。)
今月の連絡事項
共通テスト受験案内の配布(既卒生対象)
在籍している既卒生向けに、共通テストの受験案内を配布中です。
まだもらっていない既卒生は受付に声をかけてください!
参考:https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/shiken_jouhou/r5.html
月一面談の対象者について(全員対象)
これまで生徒を対象に行っていた月一面談を、保護者さまにも広げることになりました。
毎月公式LINEでアンケートフォームをお送りするので、そちらにお答えいただければ再度こちらから日程を決めて連絡させていただきます。
どんなに他愛ないことでもかまわないので、どんどんご利用ください!
(今月のアンケートはもうすぐ配信します!)
ランキング
2022年8月確認テスト得点率
お役立ち情報
大学入試の好事例を公表、英語4技能など取り組み促す 文科省
https://www.kyobun.co.jp/news/20220818_06/
大学入試にも色々な形が生まれつつあります。
一例として紹介しますので、参考にしてください!
2022年度 大学の学費平均額
https://eic.obunsha.co.jp/pdf/educational_info/2022/0822_1.pdf
大学入学のためにどのくらいの費用が必要かがわかる記事です。
学部系統別にもまとめてくれていてとても興味深いです。
私立医学部がえぐい。。。
消えた「数学C」が復活、奇妙すぎる日本の教育改革 脱「ゆとり」を提唱した数学者から見た教育行政
https://toyokeizai.net/articles/-/613745
日本の教育はマイナーチェンジは多いんですが、大きな変更って少ないんですよね。今回も入試科目が少し変わりますが、偏差値教育を終えようとか学歴社会をやめようみたいな変化までは起きなさそうです。
2022 年度 数理・データサイエンス・AI 教育プログラム認定校公表
https://eic.obunsha.co.jp/pdf/educational_info/2022/0830_1.pdf
武田塾中山校で流行りのデータサイエンスについてです。今年もデータサイエンス学部を目指す生徒が多いので、情報として共有させていただきますね。
今月のピックアップ生徒
今月は講師の長谷川くんに書いてもらいました。
武田塾中山校に長く通ってくれている生徒をピックアップ!
受験の不安と戦っているAさん
Aさんは高校1年生の冬から入塾された生徒さんです。現在英語と国語を受講してくれています。通ってくれている期間は長いですが、国語は高校3年生になってからの受講です。英語のペースは順調ではありますが、高校3年生になって国語を本格的に勉強することになり、そのやる事の多さから大変苦労している様子です。自分は他の人のようにペースを上げることができないと悩んでおり、今はできるペースで勉強に取り組んでくれていますが、理想と現実の差に苦しんでいるようです。しかし、受験の不安というものは誰にでもあります。この不安を乗り越えて勉強に励んでいくことで更なる成長が見込めると思います。実際、着実に参考書を進めてくれています。「ゼロから覚醒」や「プラチナルール」は理解が曖昧になっているところを質問してくれたり、どうやって読めばより理解できるかを考えたりして完成度を高めるために試行錯誤をしてくれています!武田塾の勉強法では、人に説明できるようになるまでが参考書をやる際の基準になっています。なかでも、現代文は説明がしづらい科目かもしれません。(っていうか説明なんてしなくてもいいじゃん!と考えている人もいるかもしれませんね。)しかしAさんはなんとなくではなくどうしてその答えになるのか、その傍線部はどういうことを言いたいのかをちゃんと考えてくれています。ペースは今からでも少しづつ上げていけるのでここからの成長に期待です!
勉強のペースを立て直すことが出来たBさん
Bさんも高校1年生から武田塾に通ってくれている生徒さんです!現在英語、国語、日本史を受講してくれています。Bさんはもともとサボり癖があるため宿題をやってきてくれないことが多くありました。それが高校3年生になっていきなり改善されるなんてこともなく、悪い癖がなかなか直らず苦労していました。しかし、ここ最近では毎日塾に自習に来てくれて宿題もこなせるようになってきました!塾に来てくれさえすれば勉強できるという事だったので、まずは塾に来てもらうようになるところから着手しました。そうすると、だんだん自習には来れるようになったようです。高校1年生から通ってくれていることもあり勉強のペースは悪くないので、この調子で頑張って成長してほしいと思っています!一度勉強のサイクルが崩れてしまうと、立て直すことは非常に難しくなるので、ここで油断してはいけません。Bさんは大学生になってからの具体的な目標がないようなので、やる気が急に損なわれることが心配です。(実際に過去何度も挫折したことがあります。)目標や強い意思がないと途中で勉強が止まってしまいやすくなります。今のペースが当たり前となり、なんらかの影響でやる気が下がってしまってもゆるがないような強い習慣が身につけばもう怖いものはないです。安定して勉強ができればもう合格へは一直線に進むのみです!
コラム
普段梅村が生徒と話していることをツラツラと書いています。
武田塾が社会に与えたインパクト 第一回
最近、他の武田塾の校舎を経営されている方とお話をしていて、改めて武田塾の功罪について考えることがありました。
実は地味に大きなインパクトを残しているなぁと感じています。
今回はそんなお話。
(途中まで書いていて、長くなってしまったので、続きは次回以降に回します!)
罪
武田塾と言えば悪い意味で世間を賑わすことの多い塾です。
それに触れずに話を進めることはフェアではないと思うので、まずは罪の方から話します。
(事由を具体的には書きませんが、)ここ2,3年で武田塾は大きな過ちを2件と、細かい不適切行為を数件犯してきました。
中山校という現場に立つ身からすると、自分が関与しないところで勝手に評判を下げられると本当にやるせないです。
誠に遺憾です。
良い行いも悪い行いも発見されて拡散され、増幅されるのがSNS全盛の今の世です。
そんな増幅機能を持つSNSを上手くやりくりするのがインフルエンサーマーケティングです。
武田塾関係者は、武田塾チャンネルやその他諸々のYouTubeチャンネルへの露出を増やしています。
まさにインフルエンサーマーケティングを行っているんですが、それをするならせめて裏でも清廉潔白であってほしいなぁと思ってしまいます。
なんにせよ、中山校にいる自分には中山校に通ってくれている生徒のサポートを頑張ることしかできません。
目の前の生徒に全力を注いで、成長を促すことに尽力していきたいと思います!
功
ここからはプラスのインパクト(だと梅村が思っていること)について書いていきます!
まずは箇条書きで。
・教育の定義を(少し)変えた
・学費は授業の対価という価値感を(少し)変えた(次月号)
・公平な教育を提供する場の提供(次月号)
教育の定義を(少し)変えた
教育業を探しながら世の中を見てみると、多種多様であることに気付きます。
一般的に教育業と言うと、塾や予備校のイメージになりますが、何かを教えてもらう場という意味でとらえれば、英会話スクールやスイミングスクール、サッカーのクラブチームのような場も包含するのかもしれません。
ここでちょっと区別をつけるためにラベリングしておきます。
①小学校・中学校・中学校までの塾
②高校・高校生向けの塾・大学受験の予備校
③習い事(英会話等)
この三つなんですが、実は①③と②ではやっている内容に差異があります。
どの部分に差異があるかと言えば、演習(③の場合は練習)です。
実は中学校までの学校や塾(①)では授業の中で演習をたっぷりとやります。
多人数相手の授業形式のところが多いので、6割ほどの生徒がついてこれるであろう分量やスピード感での演習ですが、演習のための時間がどこの授業でも確実に存在します。
また、習い事(③)を想像するとき、ほとんどの人は練習風景を思い描くと思います。スイミングスクールを想像するとき、先生の話している場面より、練習している自分を想像するはずです。
つまり、何かを習得しようとしたとき、誰しもが演習が一番必要だとわかっているんですよね。
しかし一方で、高校や予備校(②)ではその演習が行われないところがほとんです。
理由は、
「演習は自分でやるものという前提」
「学ぶ内容が多すぎて演習の時間が取れない」
の二つです。
演習を中学までは授業の中でやることが当たり前だったのに、高校では急に自己責任になるんですよね。
つまり、高校より上の学年で学習内容を理解し続けるためには、家庭学習が必須です。
そもそも演習することが当たり前で生きてきた人は当然学力も高く、小学校卒業の時点で良い中高一貫校にいったりします。
その人たちは授業の中で演習時間を取らなくても自分で自主的に演習を積むので、授業についていけないということが起こりません。
(授業の中で演習を行わない)大学受験向けの予備校に入っても、当然ついていくことができます。
でも演習をすることが当たり前じゃなかった人からすれば、高校に入って授業についていけなくなったとき、その理由に気付けません。
受験直前期になって慌てて予備校に入っても、習得のために演習が必要だと思えていないため、授業を受けっぱなしになってしまいます。
これだと当然学力は上がりません。
またたちの悪いことに、高校から上は学力帯が同様の人たちが集まるので、演習することが普通の集団と、演習しないことが普通の集団で分かれてしまいます。
そしてそれが自覚できない環境に放り込まれてしまいます。
こんな構造になっているため、どんどん学力格差が広がっていくんです。
ここまでのことをまとめます。
・①と③は演習メイン
中学校までの学校や塾(①)と習い事(③)は演習まで授業の中でやっていて、その演習量やスピードは能力が真ん中の6割ぐらいの人が対象です。だから、能力が真ん中の6割ぐらいに属している人はそれなりに伸びます。
・②は演習をしない(高学力層が対象の形態)
高校や予備校(②)は演習前の導入までしかやっていないので、授業後に自主的に演習をやれる人(高学力層)以外はついていけない仕組みになっています。
長々と書いてきましたが、ここでやっと武田塾の話に戻ります。
ここまで書いたらもう何が伝えたいのかわかりますよね笑
つまり武田塾は、
高校生対象だけれども、演習をメインにやっている予備校
なんです。
言い換えれば、成績中位以下(上位の人もばっちり学力上がります!)の高校生を対象にした初めての予備校です。
これまでの高学力層向け形態の塾・予備校では授業をサービスとして提供してきました。
でもどんなにわかりやすい授業を提供したところで、生徒の学力が一律に伸びないことは、実は全ての先生が気付いていることです。
真面目に生徒のことを考えてくれる先生ほど、でも他のやり方がわからない、どうしようと思って試行錯誤していました。
そこに彗星のごとく現れたのが武田塾です笑
武田塾は授業を提供して終わりではなく、学力を伸ばすことにフォーカスしています。
今回書いた演習の件もそうですが、学力の伸ばし方を言語化して、仕組み化したことは本当にすばらしいことだと思います。
実は学力を伸ばすことが教育と定義した(初めての)予備校なのかもしれません。
かなり長くなってしまったので、次月号に続きます!
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