こんにちは、武田塾中山校です。
今回は、武田塾中山校で講師をやってくれている皆さんにお願いして自分の通っている大学について紹介してもらいます!
去年、今年と学校説明会などがオンラインになり、実際に現役大学生に話を聞ける機会も少なかったと思います。
なので、今回の記事を読んで実際に通っている大学での生活を知ってもらえると幸いです。
以下から文章が始まります。
目次
横浜国立大学について
学部・学科紹介
僕が通っているのは、理工学部の数物・電子情報系学科 電子情報システムEPというところです。名前長い!!
理工学部では基本的に工学分野のなかでも理屈から考えて新しいアイデアを設計していくような研究が主に行われます。
特に電子情報システムEPでは、今後の社会に大きく携わるであろう情報システムを構築することを主として学びます。
ちなみに、研究室は3年生の秋から配属先が決まるのですが、僕も無事先日配属先が決まり、そこでは主に機械学習(AIみたいなこと)を研究します。
AI社会が10年近くの間に訪れるとされている昨今においては、非常に有意義な研究ができる場所になっているなと感じますね!
受験科目
国公立理系なので、共通テストで6科目(英数国、理科2科目、地歴公民1科目)使います。
僕は地歴公民からは現代社会、理科からは二次試験で使う科目と同じく物理・化学を選択しました。
二次試験の方では英数物化の4科目ですね。数学に関しては数学Ⅲまでが範囲に含まれるので要注意です。
アクセス
バスであれば神奈川中央バスの横浜駅西口行(梅の木経由、または三ツ沢上町駅経由)で、岡沢町、もしくは横浜新道からいずれも5分弱といったところでしょうか。
ただ、割と道路の込み具合などによってはかなり予定より遅れる場合があるので、授業ぎりぎりに到着予定のバスは要注意です。
電車であれば、三ツ沢上町駅から徒歩25分、和田町駅から徒歩20分くらいです。
他にも相鉄線の羽沢横国大駅もありますが、そちらは使ったことがないのでどれくらいかかるかの体感が分からないです。Googleマップによると徒歩12分(900m)らしいです。
ちなみに、僕は基本的に自転車での通学です。JR鴨居駅が最寄りのところに住んでいるので、その辺から大体電チャリ漕ぐこと30分。案外楽です。
横国は理工棟から正門(教育棟近く)までの距離が結構あるので、自転車あるとかなり便利だと思います。自転車通学に拒否感がない人は是非。
今年、学校の状況どんな感じだった??
春学期は対面方式での講義が復活し、希望者に限りオンラインでの受講が許可されていました。
コロナウイルス流行前は毎回の授業のたびに提出課題がある授業はそんなになかったんですが、オンライン形式になって出席の代わりに課題を提出する形式になってから、対面に戻すときになぜか課題の慣習も残ってしまい、毎回出席+課題提出+期末には試験という、なかなかハードなスケジュールになりましたね。
秋学期に関しては、夏の間に学校でのワクチン接種が手配され、10月上旬にはほぼ接種が完了するということを踏まえて、11月からは対面に切り替える方針のようです。
ただ、理工学部は11月以降も原則オンラインです。とはいえ、3年生以上は研究室があるので、どのみち行かなきゃいけないのでそんなに変わりません。
とりあえず、課題と出席と定期テストが全部襲い掛かりうるというのは結構恐ろしいです。特に僕は成績弱者なので。
自分の大学を一言で表すなら
同じキャンパスのはずなのに理系学部と文系学部の間のファッション偏差値が違いすぎる。
理工学部紹介
一緒に学んでいる人ってどんな感じのひと?
十人十色ですね。不真面目で暗い人から真面目で明るい人まで。頭いい人は本当に頭いいし人もいいので、そういう人と友達になっておくと勉強教えてもらえるのですごくありがたいです。
…え、僕ですか?不真面目で暗い人ですよ。
どこの塾出身の人が多い?
大手塾(東進とか河合とか)はもちろんですが、意外と独学って人もいます。
やっぱり元から勉強が出来る人が前期に東大とか受けてそこから外れて後期で横国、というパターンは結構多くて、そういう人だと独学がめちゃくちゃ上手だったりします。
その点、武田塾って上位校に合格できるポテンシャルを十分持ってると思うんですけど、なかなか僕の周りには武田塾から来たって人は集まりませんね。広まってきているとはいえ、まだまだこれからの塾だなと感じています。
どんな授業を受けている?
1年生の頃は数学や物理の基礎を、2年生以降はちょっとずつ専門分野の知識(半導体工学だったり通信技術だったり)を学び始めます。
3年秋の研究室配属後は授業の数は大きく減り、研究に割く時間が一気に増えてきます。なので3年春までの単位を落としすぎていると、3年秋は授業と研究で板挟みになってかなり忙しくなるので気を付けましょう(自分に言い聞かせるように)。
一番面白い授業は何?その魅力は?
デジタル信号処理の授業とかは面白かったですね。音楽が好きな人間なので、波形をデジタル化して送信するみたいな話は自分とすごく近い気がして楽しかったです。
教授の話もわかりやすかったのでお勧めです。
大学生活
今年の文化祭ってあったの?
残念ながら年2回の文化祭のどちらも中止になってしまいました…。だからサークルによっては代わりに外部で場所を貸切って発表や出し物したりとかはあります。
サークルやってる?
軽音楽部に入っています。ゆるゆる音楽やれて楽しいです。僕はボーカルやってますのでいつか見つけてほしいですね。
一週間の時間割
うちの学科に関しては、基本的にどの学年のどの学期もパンパンに授業が詰まってることはないです。
なんなら1年生の頃がコマ数は一番多かったと思います。あとは3年生の春も多かったですね。
基本は1日につき平均3コマ程度です。どの日も4限までには終わることがほとんどですね。
ただし少ないのはコマ数だけ。主に実験レポートなどの課題がかなり時間を圧迫してきます。
忙しくないことは断じてないです。気を付けて!!
楽しい事
やっぱり自分と話が合う人は多くて、友達との付き合いは楽しいです。
また、自分一人でやっていいことの幅は増えるので、それこそ同じ趣味を持ってる人をもっと深く探したいならサークル自分で作るとか結構簡単にできるんですよね。
SNSも広く使えるようになってくるので、そういうのも楽しみの一つです。
大変だなーっておもったこと
思ったより自分というものが怠けるようになりやがります。
受験の時あんなに頑張っていたのに、いや頑張った反動なのか、自由を与えられた瞬間に人はどうにも自分で行動することへの気力を一気になくします。
大学の授業は思った通り難しいのですが、自分が思った以上にそれについていく意欲を持たないようになってしまうということですね。これは本当に気を付けてほしいです。
現役の時の受験対策
過去問何回解いた?
大体3年分くらいだったと思います。少ないように感じるかもですが、僕はもともと横国が第1志望ではなかったというのもあります。
第1志望に関しては10年分くらい解いていたので、横国を第1志望にする方はそれもいいでしょう。
ただ、横国の問題は基本的にかなりスタンダードな良問が多いので、正直そんなに対策が必要なほど変な色があるわけではないです。
英語の記述だけほんのちょっと設問が抽象的でわかりづらかったりするので、そこだけ対策が必要かなと思います。
あとは、数学や物理化学は普通レベルの問題をどれだけ正確かつ早く解けるようになるかの能力をひたすら磨いていってください。
最後に
立地が木々生い茂る中というのもあり、横浜の名を冠する割にはあまり校舎が煌びやかではないので、キラキラキャンパスライフを期待されるのは筋違いかもしれません。
ただ、来る人は面白い人が多いし、勉強のレベルも高いので、そういった学園生活を望むのであれば全力でお勧めします!
以上です。
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綺麗な自習室、ドリンクサーバーの設置など、充実した学習環境を是非一度見に来てください(^^)
高校生、浪人生だけでなく、社会人受験生も通ってくれている静かな校舎です。