こんにちは、武田塾中山校です。
今回は、武田塾中山校で講師をやってくれている皆さんにお願いして自分の通っている大学について紹介してもらいます!
去年、今年と学校説明会などがオンラインになり、実際に現役大学生に話を聞ける機会も少なかったと思います。
なので、今回の記事を読んで実際に通っている大学での生活を知ってもらえると幸いです。
以下から文章が始まります。
目次
明治薬科大学について
学部・学科紹介
私の通う「明治薬科大学」は、薬学部のみしかない単科大学です。
そのため、他の総合大学に比べて大学が小さく、キャンパスも一つしかないのが特徴かなと思います。
方向音痴でよく迷子になる私にとっては大学が大きすぎないのは、大学生活が送りやすいなと感じています。
学科は、「薬学科」と「生命創薬科学科」の2種類が存在します。
一般的に「薬学部」と聞いてイメージする「薬剤師」になるためのカリキュラムであり、6年間通うのは「薬学科」の方になります。
一方、「生命創薬科学科」は、研究職を志すための学科になり、通う年数が4年間と薬学科よりも短いことも特徴です。
もし、薬剤師になりたいのではなく、薬学研究者を志している方は、4年の学科は少なく、探しにくいため、大学選び、学科選びには注意してくださいね。
受験科目
英語、数学ⅠA、ⅡB、化学でした。
理系にも関わらず、数学Ⅲがいらないのは「薬学部」の特徴かなと思います。大学に入ってから多少、数学Ⅲの授業は受けることになりますが、受験では使わないです。
ただ、東京理科大の薬学部など数学Ⅲが必要な大学もあるので各大学の受験科目はしっかりと確認してください。
アクセス
西武池袋線秋津駅から徒歩15分、JR武蔵野線新秋津駅から徒歩20分です。
数字だけ見るとあまり遠く感じないのですが、歩いてみると特に夏は、日陰がなくすごく遠く感じます。
アクセスとしては、池袋などの主要な駅からそこまで遠くないので便利なのではないかなと思います。
新型コロナウイルスが流行る前はよく、大学の帰りにみんなで池袋でショッピングなどをしていた思い出があります。
今年、学校の状況どんな感じだった??
基本的には、約半分の生徒が登校して授業を受け、約半分の生徒がその様子をオンラインでみるという授業の形式がメインでした。
ただ、薬学部の特徴である実験や実習は、対面でしかできないため、少人数に分けて短時間で行われていました。
あとは、定期試験も対面で行われましたが、すごい間隔を開けられた座席で実施されました。
私は、絶賛卒業研究中なので、研究室に週2程度通って研究を行っています。これも人数制限の関係で日数が少なくなっています。本来のときには、週5程度で通うらしいです。
自分の大学を一言で表すなら
「高校よりの大学」
大学では珍しく、講義の時間割は予め決まっており、クラス単位で授業を受けます。現在大学4年生ですが「履修登録で好きな時間割を組む」という行為をできずに終わってしまうので、とっても憧れます、、、。これは想像していた大学像とは違いました。
ただ、クラス単位で授業を受けるので一緒に行動する仲のいい子もできやすいですし、みんなで昼ごはんを食べたりなどの普通の日常は高校生っぽいかもですが、すごい楽しかったです。
薬学部紹介
一緒に学んでいる人ってどんな感じのひと?
薬学部は目指す将来像がはっきりしている人が多いかなという印象です。学部として、学ぶことがはっきりしていることが要因なのかなと思います。
また、他の理系学部と異なり、圧倒的に女子が多いことも特徴かなと思います。
どこの塾出身の人が多い?
大手の塾出身の人も多いですが、それに加えて個別塾出身の人が多いのは特徴的なのかなと思います。
どんな授業を受けている?
1年生の間は英語、数学、化学、物理などの基本的な科目がメインで、2年以降にはいわゆる専門科目がメインになっていきます。
特に1年生の特の科目は高校での勉強の延長線的な要素が強く、高校での勉強がしっかりと理解できていないとついていくのが苦しくなってしまいます。
受験科目としては、物理は使わないですが、受験が終わってから入学するまでに少しづつであっても基礎科目は勉強しておいたほうがいいかなと思います。
一番面白い授業は何?その魅力は?
個人的に面白いなと感じた授業は、「微生物学」です。もともと微生物に興味があったというのもありますが、私達の目に見えない小さな世界でも生きていて、悪さをするそれらに見えていないながら立ち向かうというのが面白いなと思います。
基本的に、専門科目は面白いなと思うことが多いです。特に薬はどうして病気を治せるのかなど今まできにはなっていたものの知る術がわからないというものがしっかりと学べるというのが楽しいなと思います。
勉強の一番のモチベーションは、興味かなと思います。そのため、興味がある内容が学べるかは大学を選ぶ上で大切な基準になるのかなと思います。
大学生活
今年の文化祭ってあったの?
今年は、オンラインで開催されました。
もちろん、オンラインでの開催のため出店などは行われませんでしたが、ステージなどはオンラインで配信されたようです。
サークルやってる?
最近、少しづつ再開されているようです。サークルにもよるようですが、安全面に配慮しながら活動しているようです。
一週間の時間割
1~2年は、かなりカチカチに入っていました。
月、金曜日が1~4限に講義、火~木曜日は1~2限まで講義、3限以降に実験をするというスケジュールでした。
楽しい事
実験が楽しかったなという印象です。レポートを書かなくてはならなかったり、長い時間実験をしなくてはならなかったりは大変でしたが、しっかりとした器具で実験ができるというのが楽しかったです。
特に、高校のときの化学では教科書でしか見なかったような実験をやったりすると、実際にイメージができ、面白いなと思いました。
大変だなーっておもったこと
レポートや定期テストは大変だなと感じました。
特に定期テストはしっかりと勉強しないと単位を落とすことになってしまうので、毎日コツコツと勉強をしなくてはならないため、大変かなとは思います。
現役の時の受験対策
過去問何回解いた?
第1志望の過去問は約10年分、第2志望の過去問は約5年分、現在通っている明治薬科大学の過去問は約2年分解きました。
基本的にはどんな種類の問題が出ているのかの傾向を把握することをメインの目的として解いていました。
薬学部の特徴としては、化学の問題で薬に関連した問題などが出ていることかなと思います。
最後に
低学年のうちはかなり大変という印象でしたが、学年が進むにつれて専門性が高いことが学べるため、楽しく感じることが増えたかなと思います。
辛いな、と感じることがあっても興味があることについての勉強ならなんとか、周りと協力して乗り越えることができるなと思います。
前にも書きましたが、何よりも自分が興味があり、楽しく学べる分野を見つけてその方向の大学へ進学できるといいのかなと思います。
どこの大学でどんなことを学ぶのか、それが楽しめるかを考えながら大学を選んでくれるといいかなと思います。
以上です。
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