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学力の高い人と低い人を分ける考え方の習慣とは??

どうも、大学受験予備校武田塾中山校の梅村です。

 

今日は受験相談でよく話す「学力の高い人と低い人の違い」について書いてみようと思います。

人はやる気で動くと勘違いしているアナタもこれで明日からエリートに!!

 

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学力はどうやったら上がるのか

まずは勉強の根本的な部分のおさらいをしましょう。

実は学力を上げることは簡単です。

 ➀できなかったことをできるようになる

 ➁それを定着させる

このたった二つをがんばるだけです。

 

「確かに!超簡単じゃん!」

と思えたアナタ!

アナタは既に学力の高い人なのでこのブログを読まなくてもいいかもしれません。

 

これはダイエットに似ていて、ダイエットもとても簡単なんです。

 ➀運動をする

 ➁食事制限をする

このたった二つをやるだけでモデル体型になれます。

 

ダイエット

 

こんな簡単なことなのに人ってできないんですよね。

それはなぜか?

欲求に負けてしまうからです。

ダイエットの敵となる欲求は食事、間食、怠惰だったりしますね。

人は動物である以上、本能には抗えません。

本能は、エネルギーの消費を抑え、エネルギーの摂取をするように促します。

ダイエットをすることは本能と真逆のことをするに他なりません。

辛いことは明らかですね。

 

学力の話に戻します。

今までできなかったことができるようになることを勉強と呼びます。

つまり勉強をするということは新しいことを始めるということです。

変化をすることと言い換えてもいいかもしれません。

しかし人は変化を嫌います。

なぜかと言うと、変化をするためにはエネルギーを必要とするからです。

だから勉強を始められない人(変化をしたくない人)が多数派なんですね。

 

欲求には二種類ある

上記した欲求は本能が求めるもので、短期的欲求と呼ばれています。

しかし、人には他にも欲求があります。

ダイエットでいうと、痩せた先の自分が格好いいからダイエットをしたくなるわけです。

これは理性的に考えたときに生じる欲求で、理性的な欲求ですね。

長期的欲求と呼ばれています。

 

人は皆この二つの欲求のバランスを取って生活しているんです。

ちなみに短期的欲求の比重高めで生きている人は、良く言えば「野性的」「ワイルド」と言った呼ばれ方をします。

そして長期的欲求の比重高めの人は、良く言えば「理性的」と呼ばれます。

 

人生とは短期的欲求と長期的欲求のせめぎ合い

さて、短期的欲求と長期的欲求の二つですが、大抵の場合相反する欲求となります。

人は社会に属しており、社会秩序を守ることが求めれます。

社会秩序を守る行動は他者から見て高い評価を得られますし、よりその社会で生きやすくなります。

つまり、外からの評価を意識することと長期的欲求は密接につながっています。

それに対して短期的欲求は利己的な欲求なので、大概の場合、それは社会秩序を乱す欲求になります。

 

例えば、ダイエットで考えてみましょう。

 短期的欲求⇒おなかがすいたら美味いものを食べたくなる

 長期的欲求⇒スタイルの良い自分になりたい(他者目線の意識)

この二つはやはり相反する欲求になります。

目の前に美味しいものを並べられ、二択で迫られたとき、どう考えるでしょうか?

 食べる⇒短期的欲求の充足

 食べない⇒長期的欲求に近づく

食べてしまった場合、自己嫌悪に陥ってしまいませんか?

よく「自分に負けた!」という感覚を持つことがあると思いますが、これは短期的欲求を叶えたときによく持たれる感覚です。

 

さて、ダイエットの話ばかりしていてダイエットブログの様相を呈してきましたが、これは学力を上げようという予備校のブログです笑

 

勉強においての二つの欲求とはこんな感じでしょうか。

 短期的欲求⇒スマホ(SNS、ソシャゲ)、ベッド、漫画、テレビ etc...

 長期的欲求⇒大学合格、夢の実現

長期的欲求を叶えようと思ったとき、勉強をしなければなりません。

大学に合格することのみならず、何かを叶えようとしたとき必ず勉強は必要になります。

そして勉強と短期的欲求は真逆のものであることがとても多いです。

 

ここまで書いてきましが、学力の高い人の特徴はもうわかりますよね?

短期的欲求よりも長期的欲求を優先できる人が例外なく学力の高い人です。

 

では、こういった人たちは鉄の意思を持って短期的欲求を抑え込んでいるのでしょうか?

中にはそういった鉄人もいるかもしれませんが、ほとんどの人はそうではありません。

次の段落では短期的欲求への勝ち方に言及してみたいと思います。

 

短期的欲求に勝つ方法

この段では短期的欲求に勝つため(と言うより負けないため)のテクニックをお教えします。

 

梅村の考えるテクニックは下の五つです。

 勉強を短期的欲求にする

 物理的に短期的欲求を満たせなくする

 欲求を萎えさせる

 自分の責任感に訴える

 短期的欲求よりも強い中期的欲求を用意する

以下、それぞれについて書きます。

これらは一つだけで実践するより、複数を組み合わせて実践する方がより高い効果を得られますよ。

 

勉強を短期的欲求にする

これは理想なんですが、短期的欲求に勝とうとするから負けるんです。

勉強が短期的欲求になってしまえばこんなに楽なことはありません。

つまり、勉強を好きになることです。

 

そもそも梅村的には勉強に対して好きか嫌いかなんて本来存在しません。

勉強は新しいことをできるようになることなので、そのできるようになることに興味をもてるかどうかです。

そのアプローチ方法である勉強には感情なんて無いはずです。

高校生で勉強が嫌いという人は、その勉強が何に使えるかイメージできないからの場合がほとんどです。

高校生にとって数学なんて社会に出てから使えるイメージを持てませんよね?

(義務教育でない高校に入っている時点で、そんな議論をすること自体がそもそもおかしいんですけどね、、、。)

反面、大人はほとんどの人が勉強を嫌いではないです。

親が口うるさく勉強しろと言うのは、自分はそれをやれるからなのと勉強の有用性を知っているからなんです。

これは勉強が何に使えるかイメージできるからだと思います。

 

なので、今勉強をやりたくないと言っている人は、勉強した先に何ができるようになるかを知る(考える)ことが必要かもしれません。

その辺は身の回りの大人の方が色々知っているはずなので聞いてみてはどうでしょうか?

よければ梅村にでも聞いてもらえればなんでもお答えしますよ。

(ちなみに武田塾中山校では梅村がデータサイエンスを推してくるので、毎年データサイエンス学部を受験する人が絶えません笑)

 

物理的に短期的欲求を満たせなくする

短期的欲求が生まれたとして、その欲求を満たせないようにすれば、その欲求に負けることはありません。

この方法は一番簡単ですし、お勧めです。

例えば、スマホが短期的欲求として邪魔をするのであれば、スマホを解約してしまいましょう。

ベッドがあると寝てしまうのなら、ベッドの無いところで勉強する習慣をつけましょう。

 

梅村は常々、「自分の意思」を信じるなと言っています。

何かやると決めても、人間の意思なんて薄弱です。

短期的欲求には負けるものだと思ってください。

 

欲求を萎えさせる

欲求を満たしまくって飽きさせる方法です。

これは時間のある人にお勧めです。

 

例えば、今滅茶苦茶スマブラがやりたいとします。

でも勉強しないとダメなので1時間で終えたとします。

これは美味しい料理を少し食べたところで取り上げられたことと一緒です。

さらにやりたくなってしまいますね。

この場合、思い切ってスマブラをとことんやりつくしてみましょう。

一日15時間、一週間ぶっ通しでやってみてください。

さすがに飽きます。

飽きてしまえば欲求は再燃しません。

 

思えば、昔やっていたゲームとかって今やる気にならなくないですか?

それは飽きるまでやったからこそ辿り着いた境地なんですね。

 

ただし、このやり方の場合、新たに別の短期的欲求が湧いてしまえば元の木阿弥です。

根幹治療ではないのでご注意を!

 

自分の責任感に訴える

口に出して言ってみましょう。

例えば、「明日から単語一日100個覚えるわ!」とかです。

 

この方法は責任感やプライドの高い人にお勧めの方法です。

そういう人って、やると言ったことをやらない自分がかっこ悪い(他人から見たとき、やる自分の方がかっこ良い)と感じるんです。

梅村のことです笑

本田圭佑さんのようなビッグマウスの人は大抵この手法をとっていますね。

 

短期的欲求よりも強い中期的欲求を用意する

長期的欲求が優先されない理由の一つに、目標が遠すぎることが挙げられます。

高校一年生にとって、大学受験なんてはるか先のことですもんね。

だから中期的な目標設定をし、そこにご褒美を用意するといいかもしれません。

中期的な目標の代表例は、中間テストだったり、模試だったりですね。

ご褒美まで含めた例を挙げると、「一週間に一回はスマブラをしていい日を設定する。ただし、一日2時間の勉強を6日間できたら。」とか、「一カ月で単語800個を覚えきったら焼肉食べ放題にいく。」とかです。

 

最後に

短期的欲求と長期的欲求の認識を深めていただけたでしょうか?

これらの欲求のせめぎ合いは生きている限りずっと続きます。

基本的には長期的欲求の方が自分へのメリットが大きいことがほとんどです。

長期的欲求を優先できるようになれると人生そのものが好転しますよ。

 

これであなたも人生勝ち組!

 

以上です。

 


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