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大学受験専門予備校の武田塾那覇校です。
日本では、英検(英語技能検定)やTOEICなど様々な英語の検定試験が行われており、それらを総称して英語外部検定といいます。
外部検定の成績や点数を、大学入試の合否判定として利用する入試が英語外部検定利用入試です。
本日は英語外部検定利用入試のメリットと注意点について説明します!
英検のCSEスコアって?
2015年までに実施された英検では単に合否だけを判定していましたが、
英検は2016年度より英検CSEスコアで合否を判定するようになりました。
リーディング、リスニング、ライティングにそれぞれ点数が振り分けられ、それぞれの点数を総合したものがCSEスコアとなります。
どの級でもスコア表記は共通です。
なので、スコアが同じでも、合格した級が違うということもあります。
級 | CSEスコア(満点) | CSEスコア(合格点) |
1級 | 3400 | 2630 |
準1級 | 3000 | 2304 |
2級 | 2600 | 1980 |
準2級 | 2400 | 1728 |
3級 | 2200 | 1456 |
大学入試での英検利用のメリット
①英語の試験が免除になる
大学が指定した級やCSEスコアを取得している場合
英語の試験を受ける必要がなくなります。
英語の試験が免除になれば、その分ほかの科目を集中的に勉強することができます!
②出願資格として利用できる
大学が出願資格として「英検○級以上」といったような条件を設定している場合があります。
大学の指定する級やスコアを取得している人だけが受験できる方式で受験することができます。
総合型選抜や推薦入試で取り入れられていることが多いですが、
一般入試でも取り入れられている大学があります!
英検を取得していない人と比較すると、
・選択できる受験方式が増える
・大学によっては倍率が低いこともある
というメリットがあります!
③加点・得点換算される
大学の指定した英検の級やスコアを取得している場合、級やスコアに応じた英語の点数が加算されたり、
一定の得点に換算する制度を取り入れている大学も多くなっています!
例えば、京都産業大学の公募推薦入試では、試験と調査書の点数が合格点に満たないとき、
英検準2級を持っていると4点加算、英検2級を持っていると8点加算されます。
また、東洋大学の共通テスト利用入試では、CSEスコアが2304点以上であれば満点で換算されます。
大学の本試験の英語も受験でき、
英検の換算点と大学の試験の点数の高い方の点数を得点として採用してもらえますので
かなりメリットが大きいです!
英検利用の注意点!
取得時期に注意する
大学受験で英検を利用しようと考える場合は、取得時期に注意が必要です。
英検のスコアや級は原則的には一度取得すれば一生使える資格なのですが、
大学受験では「出願時からさかのぼって2~3年以内に取得したものに限り認める」という条件がある大学が多いです。
高校3年生であれば、中学生の頃や高校1年生の前半に受けた英検の結果は利用できない可能性が高いです!
なので、受験する大学の募集要項から条件を確認しておきましょう!
証明書類の形式に注意する
大学によって提出すべき書類や送付形式が異なることもあります。
英検のホームページから申し込むと、証明書類の発行に1週間から10日ほどかかりますので、
必要なものは早めに確認し準備しておきましょう!
武田塾那覇校で英検に挑戦してみよう!
英検がどれだけ有利になるかお分かりいただけたでしょうか!
特に高1・高2の皆さんには積極的に英検にチャレンジしてほしいです!
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