新高3生の皆さん!
今回のテーマは、「受験までの1年 国公立大学編 春夏秋冬別に語る」です。
受験までの1年の勉強スケジュールのイメージはついていますか?
イメージがつかない人は、ビジョンがとても大事ということをまずは知っておいてください!
合格までの道のりをイメージすることはとても重要なので、ぜひこの動画を参考にしてくださいね!
武田塾 名古屋有松校よりご挨拶
簡単に武田塾 名古屋有松校の
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【国公立志望の生徒は必見】受験勉強の年間スケジュール 国公立編
①今日のテーマ
先にも触れましたが、受験までのイメージをするということはなかなか難しいですよね?
特に現役生は初めてのことになりますので、よりビジョンが浮かびにくいと思います。
今回は、どの時期に何をやっていくのか…この辺りを詳しく説明していこうと思います
春(3〜5月)にやるべきこと
ここでまずやらなければいけないこととは、二次試験の科目です!
文系は英語・国語・数学
理系は英語・数学・物理・化学
を選択する人が多いと思います。
春でどれだけやるかですべて決まるとよく言いますが、春にどれだけ「仕上げるか」が大事になってきます。
夏以降は国公立志望の生徒はとても忙しくなってきます。
そのためにも、まずは春にやることをやって間に合わせるようにしましょう!
サボると…間に合わなくなります…。
共通テストの科目が不安になりやすい時期ですが、
主要教科に絞り、この時期からしっかりやっておくようにしましょう!
現役生の場合、部活や学校行事など時間の制約が出てきてしまいます…。
理系の場合、4教科になるため、なかなか時間が取れないという生徒さんもいるのではないでしょうか?
まずは、英語・数学+理科2科目のうち得意にしたい科目からやるようにしましょう!
6月ごろに部活が引退出来る生徒は、そこから理科2科目目に突入するのがいいかもしれません。
使用いていく代表的な参考書を紹介します。
英語は、「システム英単語」などの単語帳や、「速読英熟語」で単語熟語系。
また、「大岩のいちばんはじめの英文法」、「関正生の英文法ポラリス1」などで英文法。
「入門英文問題精講」などで英文解釈。
この辺りは遅くても5月までには仕上げていきましょう。
5~6月は演習をしておきたい時期です。
「関正生のThe Rules英語長文問題集1・2」などで長文の勉強を始めておきたいところです。
数学は、文系、理系で多少違いがあります。
文系の生徒は、6月くらいまでには「基礎問題精講Ⅱ・B」までを仕上げていてほしいです。
数学に不安がある生徒さんは、「入門問題精講」からでも大丈夫です!
理系の生徒は、急ぎ足で取り組んで7月に「数Ⅲ・C」に取り組めるように、
「基礎問題精講Ⅱ・B」を6月には終わらせましょう!
このスケジュールでないと有名大学は厳しくなります。
主要教科を6月末に日大レベル突破を目指しましょう!
つまり、6月末は重要な時期になりますね!
夏(6〜8月)にやるべきこと
この時期は夏休みということもあり、勉強時間は確保しやすいと思います。
1日12時間を目標に、がっつり対策をしていきましょう!
この時期からは共通テスト科目をスタートしましょう。
文系は、6月ごろから日本史・世界史探求をスタートしてください。
歴史系の科目は量が多いので、しっかり時間をとるようにしましょう。
理系は、国語・地理をスタートしましょう。
あくまでここまで話したペースは理想的なペースになってきます。
先ほどお話しした、春でのペース通りに取り組むことはなかなか難しいです。
後ろにずれて、7月末まで基礎固めをしている生徒さんは多いと思います。
ただ、ここまで話してきた通り、6月末までの目標を立てておかないと、後回しになり対策ができずに本番…というようになります。
理科は難しいので遅れても構いませんが、夏に共通テストの科目は必ずスタートしましょう!
8月末の時点では、志望校のワンランク下のレベルの過去問に挑める状態にする必要があります。
主要教科は夏は難しめのことをやっていきます。
レベルで言うと地方国公立レベルになります。
使用していく参考書は
英語は「大学入試問題 関正生の英文解釈ポラリス1」や
「関正生のThe Rules英語長文問題集3」などの
レベルの高い長文問題や、英文解釈に取り組んでいきましょう。
文系の数学は「文系の数学 実践力向上編」に夏の間には入れていれば順調です。
理系の数学は「基礎問題精講Ⅲ・C」までが7月までに終わっており、
「数学の良問問題集Ⅰ+A+Ⅱ+B+Ⅲ」などの
国公立・MARCHレベルの理系問題集にはいっていてほしいです。
国語は「現代文読解力の開発講座」などを夏にやれると順調です!
理科は忙しいとは思いますが、
化学は「リードlightノート」などでインプットを夏には終わらせるようにしましょう。
物理は8月末までに「入門問題精講」「基礎問題精講」などが1周終わらせれるといいですね!
この頃になると、模試の偏差値での結果も見えてくるので、「戦えそう」な気持ちも出てくるはずです。
秋(9〜11月)にやるべきこと
この時期は、二次試験と共通テストの比率が志望校レベルで分かれてくる難しい時期になります
バランスが重要になってきて、それが合否を分けてきます。
共通テストが重要な大学の場合は、共通テスト対策に早めに入る必要があります。
遅くとも10月には対策に入るようにしてください。
旧帝などの二次試験の比率が高く、難易度が高い大学は11月ごろまで二次試験対策をしていても大丈夫です。
それでも、11月中には共通テスト対策に入る必要があります。
難関大学の場合11月に志望校別の模試が実施されます。
そこを1つの基準にするのが良いと思います。
この模試を目標にしながら二次対策をしていきましょう。
使用していく参考書は、原則二次試験対策になります。
英語は「国公立標準問題集Canpass英語」などで記述の対策をしていくようにしましょう。
また、英作文の対策が必要です。
国公立は英作文の問題が出されますが、後回しにされがちです。
「英作文ハイパートレーニング和文英訳編」などを使って9月ごろから英作文対策始めましょう。
数学は国公立だからと言って特別な対策は必要ありません。
夏ごろから継続してきた難易度高めの演習を継続しましょう。
理系の理科は夏までに基礎を終わらせているかどうかによって分かれます。
終わらせている人は、
化学は「実践化学重要問題集 化学基礎・化学」、物理は「良問の風」など
難易度高めの問題集に入っていれば順調です!
英数は仕上げる時期。理科は実力をつける時期。共通テスト科目はやり始める時期。
というイメージを持っておいてください。
次に共通テスト用参考書です。
英語は「1カ月で攻略! 大学入学共通テスト 英語リーディング」などを使って、
時間の制約がある中での大問ごとの読み方、攻略方法を身につけていくようにしましょう。
冬(12〜2月)にやるべきこと
共通テストで課題になるのは時間配分です。
どの順番で解いていくのか、時間の変更があった教科の対策などが必要です。
「共通テストの予想問題集」を使ってしっかり対策していきましょう。
ひたすらトレーニングをしていくというのがこの時期になってきます。
解けるだけ解いておいた方が共通テストの安定感は出てきますが、理社も含めてになりますのでなかなか厳しいです。
高い実力で繰り返しチャレンジできるよう取り組んでいきましょう。
1月末には共通テストのリサーチから志望校を決定していきます。
全国の受験生のデータからの合格可能性の判定が出ますので、とても大事な時期です。
共通テスト対策をおろそかにすると、このタイミングで志望校が受けられないということになるかもしれません。
旧帝クラスになると二次試験で巻き返し…ということもありますが、
大半の国公立はそうではありません。
足切りにならなければいい…などの甘い考えはなくしましょう!
共通テスト後から2月の末までは、二次試験対策にもう1度戻ることになります。
私立も受けるとなるとここでその対策もしていくことになります。
3月の合格発表を笑顔で出迎えられるかどうか、最後の追い込みになりますね!
受験に関しては、今から1年かけて準備をしていくのではなく、
9月、10月には、志望校のレベルの過去問で戦える力が欲しいです。
そう考えると、あまり時間はないですね…。
共通テストの対策は時間がかかることをわかっていただけましたか?
バランスを取りながら、春からやっていくということが大事ですね!
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