大学受験なら武田塾長津田校
みなさんこんにちは!
授業をしない個別指導塾、武田塾長津田校の梅村です!
10月と言えば腰の痛くなる季節で有名ですね(嘘)
梅村は夜ギリギリ寝られないぐらいの腰痛が出ていて苦労しています。
そんな折、先日病院に言ったらお医者さんに「腰痛ですね」と言われてビックリしました。
今回のコラムでは講師の今井くんも書きたくなってしまったみたいで、とっても良いことを書いてくれました。
(うちの自慢の講師です!)
それでは今月の武田塾長津田校通信をご笑覧ください。
今月の連絡事項
【受験生対象】第三回武田塾模試について
11/3(日)に第三回武田塾模試を実施します。
時間割などの詳細はLINEにて配信していますのでご確認ください。
ランキング
9月度確認テストランキング
9月度自習時間ランキング
お役立ち情報
【大学受験】総合型選抜で増える「下克上」 偏差値の大逆転ができる入試を専門家が解説
https://www.asahi.com/thinkcampus/article-110809/
総合型選抜に関しては、MARCH未満とMARCH以上で毛色が違うと感じています。MARCH未満の大学では、「早期に入学者を確保する」手段になっていて、MARCH以上の大学では「筆記試験では測れない優秀な人を取る」手段になってる気がします。(あくまで個人の感想です。)
共通テストの出願、電子化へ 26年1月実施から
https://nordot.app/1204682357507556063?c=302675738515047521
紙での手続き、早くやめにしたいです。。。
EduLab 英検®準1級および2級の「要約問題」にも対応 英語ライティング学習サービス「UGUIS.AI」に新機能追加
https://www.shijyukukai.jp/2024/09/26680
英検対策のサービスの紹介です。これはかなり有用な気がします!
出願準備は意外と大変!? 保護者が押さえたい注意点は?【国公立大・私立大編】
https://benesse.jp/juken/202409/20240930-1.html
受験生はそろそろ大学の出願を考える時期になりました。簡単にですが出願手続きについて紹介してくれているので参考までに。
今月のピックアップ生徒
今回は講師の西澤が書いてくれました!
学校の課題に追われながらも毎日必死で頑張っているAさん
Aさんは夏休みから国語を担当させていただいている受験生の方です。Aさんの学校は一般入試で大学進学を目指す人がかなり少なく、生徒の大半は指定校推薦で大学進学をする中、Aさんは一般入試で大学進学を目指して毎日勉強しています!しかし、学校の課題がかなり多いらしく時には一週間で小テストが3教科分、レポート、プレゼンテーションなどなど受験生にとってはなかなか厳しい量となっていますが、Aさんは睡眠時間を削って学校の課題も塾の宿題もできる限り終わらせることが出来るので、学校の課題に追われなくなった瞬間Aさんには爆発的に成績がのびると思ってます。特訓で教えたことを素直に受け止めて次の会には出来る状態にまで仕上げてくるので、Aさんの今後が楽しみです!ですが、学校の課題に追われすぎてるが為に体調を崩してしまう日もあります、、受験生のみなさんも体調を崩した週は勉強もストップしてしまうのでかなり焦ってしまうと思います。そんな時は一旦頭から勉強を切り離して自分の体調のことだけを気にかけてください!受験勉強をしていると大事なことを忘れがちです。学力をあげることも大事ですが、何よりも大事なのは自分自身です!!もっと自分のことを大事にしてあげてください!なかなか勉強が捗らず燻る時期ではありますが、そんな時こそ根気強く勉強をしましょう!今までやってきたことは必ず結果となるので残り約4ヵ月の間全力で合格を掴み取る勉強をしましょう!
現代文も出来てしまう理系のBさん
Bさんは普段英語を教えている高校二年生の生徒さんですが、学校での国語の成績を上げたいとのことだったので8回分国語を担当させていただきました!Bさんは現代文に関しては読解力は元からかなり優れており、自力で指示語を正確に把握出来たり、また解答の根拠を自力で考えることが出来たりと素晴らしい読解力を持っています!しかし読み方や解き方はまだまだ改善の余地がありました。読み方に関しては普段はわざわざ2回文章全体を読んで内容を理解し、指示語や重要な部分にも線を引いていませんでした。。そこで「田村のやさしく語る現代文」に書いてある通りに勉強してみたところ、確認テストでも、指示語や重要部分に線を引いており、文章の読む回数も2回から1回に減り、どんどん改善されていきました!!勉強の仕方一つとってもここまで劇的に変わるなんて!
古文に関しては一つの文法事項につき、意味・活用・接続と覚えることがたくさんあってかなり苦戦していたので、最初は助動詞の活用も全く言えませんでした。。しかし、特訓に時に古典文法は語呂合わせを作ってそれを暗唱して覚えると記憶に残りやすいと教えたら、次の週からすぐに実践してくれて今では助動詞の出来もかなり仕上がっています!このように勉強法を少しでも工夫してみると全くできなかったことが劇的に出来るようになるので、みなさんも勉強していて思うように成績が伸びないときは、普段の勉強法を見つめ直して自分なりに工夫してみましょう!
コラム
梅村が普段生徒と話していることをツラツラと書くコーナーです。
今回取りあげるのは、自習室で良くないことをしている生徒についてです。
その子に対して思うことがあるので、そのことを書きます。
人に期待することの功罪
人に期待することの罪
梅村の子供も2歳になり、最近では文章をしゃべるようになってきました。
(子どもの成長って早いですね!)
子育てをするにあたり、この子にどんな風に育ってほしいかというのを考えたりします。
こうなってほしいなぁとか、ああなってほしくないなぁということを夢想します。
でも色々考えた結果、過度な期待はかけない方がいいんじゃないかというのが最近の梅村の結論です。
例えば、大谷翔平のようになってほしいと期待をかけたとします。
これを子どもの頃から親から聞かせ続けられたらどう思うでしょうか?
期待に答えなきゃいけないと思ってしまって、プレッシャーに感じてしまうかもしれません。
野球を練習しても練習しても上手くならなかったとき、なんて自分はダメな子なんだと思ってしまうかもしれません。
野球が本来自分のやりたいことと一致していなかったとしたら、自分はなんのために生きているんだろうとも思ってしまうかもしれません。
こんな感じで、過度な期待というのは一転すると呪いになってしまう気がするのです。
人に期待することの功
逆に、人に期待をしないというのも寂しいことな気がしています。
野球をしていてバッターボックスに立ったとき、「どうせあいつは打てない」なんて思われてると打つ気なんてなくなりますよね。
この場合、「打ってくれ!」と期待をかけることはマイナスにはならず、パワーにもなりうると思います。
子どもの思う方向と同じ向きであれば適度な期待はプラスに働くはずです。
つまり、期待をかけることということはベクトルに近い感覚で、向きと分量が存在してそうだと思っています。
分量に関しては、少しがんばればクリアできるぐらいの分量がちょうどいいんだろうな思っています。
野球で言うなら、いきなり大谷翔平を目指せと言うのではなく、まずは所属チームの中でレギュラーを取ろうとか、小さなハードルを設定する感じです。
なぜ人に期待するのか
親が子に期待するのがなぜなのか考えると、その源泉は愛情だと思います。
親が子にこうなってほしいと考えるのは、そうなったときに幸せだろうと信じているからじゃないでしょうか。
さて、例えば家にて、親御さんが子供を見かける度にその子がスマホを触っているとします。
親「スマホばっかり触ってないで勉強しなさい!」
子「たまたまスマホを触ってるタイミングに来てるだけやん!」
こんなやり取りってリアルに想像できますよね。
梅村も高校時分にこのようなことを言った記憶があります笑
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この子にとっては真っ当な言い訳をしているつもりなのでしょうが、(いかんせん数学で確率を学んだ者からすると、エンカウント率からスマホを触る頻度はある程度算出できるので、)その言い訳がいかに稚拙かはわかってしまうんですね。
そもそも、スマホを触ってしまうことで時間を奪われているという自覚があるなら、近くに置かないであったり、ロックをかけるであったりと、なんらかの対策をしているはずなんです。その工夫すらなくスマホを近くに置いているのは、結局勉強するよりスマホを触ることを優先してるんですよね。(これを許容している人で受験の結果が良かった人を、残念ながら梅村はまだ見たことがありません。)
親は人生経験が豊富な分、そんなことは自分で経験済なのでわかっています笑
人間は欲求に負ける生き物なので、その欲求と戦わないことが上手く生きるためのコツですよ!
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親からすれば、スマホを触らずに勉強をした方が幸せに近付くと信じているわけです。
(実際問題、今の日本においてはスマホを触らず勉強できる人が受験で勝ちますし、受験で勝った方が幸福度の高い人生になることは事実だと思います。)
でも子の方がそう思っているかと言うと、そうではない気がします。
勉強した方がいいと本気で思えている子は数少ないでしょう。
これはつまり、期待のベクトルの方向成分がズレていることを意味しています。
こうやって親子のすれ違いが起きて、ギスギスするのが思春期あるあるです。
一番不幸なパターンとしては、子が親の期待を背負っているふりをして、実際はその方向に向かっていないことかなと思います。
「自分は勉強した先に幸せがあるとは思えない。だから勉強する以外の道に進みたい。」と言ってしまえばいいのに、と梅村は思っています。
要は自分の進みたい道を親に提示して、ベクトルを擦り合わせた方がいいと思うわけです。
(子育てがそんなに容易ではないことは百も承知で書いています!)
校舎で良くないことをしている生徒について
さて、本題の「校舎で良くないことをしている生徒」についてです。
良くないとボカシて書いているのは、良くないことの内容を具体的に書くとどの生徒かを特定できてしまうからです笑
良くないというのは、犯罪行為とかではなく、勉強のためになっていないことや周りの士気を下げる行為です。
この生徒の場合、良くないことの規模自体は小さいのですが、複数の良くないことをしています。
勉強時間よりも、自習室に居るにも関わらず勉強していない時間の方が長いかもしれません。
この生徒が自習室で良くないことをしているとき、声をかけてやめてほしいと伝えるのですが、まぁやめてくれません。。。
こちら側の視点で考えてみてほしいんですけど、こういうことを言うのって結構しんどいんですよね。
なぜなら、絶対に嫌な気持ちにさせることがわかっているからです。
なので何回かチャレンジしても変わってくれないとき、言う側は諦めたくなります。
一方で、こういう(生徒から見たら)うざいことを、家庭で親はずっと言ってくれるんですね。
それは子に嫌われるよりも、子の幸せの方が優先順位が上だからです。
こんなに尊いことって、ちょっと他にない気がします。
悪いことをしている友だちに「そういうことは良くないよ」って言える人がどれだけいるでしょうか?
ほとんどいないはずです。
その友だちの将来よりも、今自分が嫌われないことを優先してしまうことなんて普通のことです。
でもそんなすばらしいことを世の親御さんはしてくれているわけです。
親の愛情はすばらしいなぁと思っています。
話を戻して、、、
こちらが「それはやめてほしい」と生徒に言っても聞き入れてくれないとき、心が折れそうになります。
そしてもし心が折れたとしたら、もう言うことをやめてしまうと思うんです。
それはその生徒が変わってくれるだろうという「期待」をしなくなったときか、愛情が枯れてしまったときです。
(そもそもその生徒は大学に受かりたいとも思っていないかもしれなくて、期待のベクトルがズレてしまっている可能性はあります。)
人は期待をされなくなったとき、孤独を感じます。
孤独はこの世で一番辛いことだと思っています。
できれば自分が孤独に向かって歩いているということに早く気付いてほしいなぁ。。。
(その生徒のことを諦めたりはしませんけどね!)
おまけ:お金を払う立場と貰う立場(講師今井著)
みなさんこんにちは!講師の今井です。
珍しくコラムに乗っかって自分も少し話をしてみたいと思います。
そこまで長くはならないつもりなので、読んでもらえると嬉しいです!
私は高校生の時に、SNSでとある予備校の授業風景の動画を拝見しました。
それは、授業に遅刻してきた生徒とそれに対して説教をする予備校講師の会話の一部始終が撮影されている動画です。
その講師の方は、動画内で遅刻してきた生徒に対してかなり強い口調で叱っていました。
もちろん遅刻はよくないことですが、当時の私は「そこまで怒ることか?」と感じた記憶があります。
そういった感想を持った人が多くいたのか、SNS上ではかなり賛否両論がありました。
「遅刻とはいえ客である生徒に対してそこまで厳しい口調をするのはどうなのか」、「遅刻するのが悪い」などなど、、。
ただ、今回私が共有したいのは遅刻に対して怒るべきか否かの話ではなく、その後に講師の方が言っていたある言葉についてです。
遅刻した生徒と生徒全体に向けて動画内でこんなことを言っていました。
「お金を払っているうちにまともな人間になってくれ」
この言葉について皆さんはどんな感想を持ちますか?
動画内で講師の方は続けてこんなことを言っていました。
「君たちは今どこへ行ってもお金に守られている。だからワガママが通用する。ただ、君たちが社会に出てお金を"貰う"立場になった瞬間に誰も相手をしてくれなくなる。悪口すら言ってくれない。だからお金を"払っている"うちにまともな人間になるんだ。」
私はこの言葉がとても印象に残っています。
当時高校生だった私を含めみなさんは、常にお金に守られているわけです。
だから遅刻をしても何をしても大抵のことは基本的に許されます。
ただ、ほんの数年後、お金を"貰う"立場になった時に社会は許してくれません。
もちろん、みなさんがまともな大人になることを待ってはくれません。
社会人になるのなんてほんの数年後なのに、困ったもんですよね!笑
今どれだけ皆さんがお金に守られているのか、今のうちにまともな人間にならなければいけないのか、そして次の話にもつながりますが、叱ってくれる大人が優しいかを皆さんに感じてもらえたらなと思います。
おまけ②:優しさとは
みなさんにとって優しい先生とはどんな人を思い浮かべますか?
逆に、嫌な先生とはどんな人を思い浮かべますか?
私は大学生になり、塾講師のアルバイトをして一つ明確に気が付いたことがあります。
「叱ることは優しさ」ということです。
私やみなさんも学生の時一度は思ったことがあると思います。
「なんで怒られなきゃならないんだろう」、「八つ当たりしてるだけじゃないか」
(もちろん場合によっては明らかな理不尽もあるかと思いますので、この考えがすべてに該当するとは思わないでください。)
ただ実際に塾の講師として勤務してみると、全く逆であることに気が付きました。
何か悪いことをしている(先ほど梅村さんが書いていたようなこと)生徒に対して叱る必要もなければ、怒りの感情が湧いてくることもありません。
なぜなら、学校・塾の先生は生徒に叱らなくても、怒りの感情がなくても、給料はもらえますし人が生きていくうえで何の支障もないわけです。
生徒に対して叱って、反感があれば自分にもストレスがかかります。
そんなリスクがあることをなぜわざわざやる必要があるんだと、この立場になって初めて気が付きました。
人間は意外と冷淡で、意外と怒れないことに気が付きました。
じゃあ学生の時に自分たちに叱ってくれていた先生方は、、?
そう、凄いんです。そして優しいんです。
無条件で自分たちに期待をしてくれて、叱ってくれる先生方は本当に凄いと思いましたし、今思えば優しさでもあったんだなと感じます。
そしてもう一つこの考えを強く感じるようになったタイミングがあります。大学に行くようになったことです。
大学は小中高に比べて先生が厳しくなるのではないかと思った人もいるのではないでしょうか。
答えはYesです。ただ皆さんが想像している厳しさとは方向性が全く違います。
まず大学では、遅刻しても無断欠席しても授業中寝ていても課題を出さなくてもテストの点数が0点でも、一切怒られません。
みなさんも小中高で↑のことで一度は怒られた経験があるのではないでしょうか。
そう、大学では怒られないんです。(もちろん例外もあります。)
なぜでしょうか。
大学教授はとても極端な話、私たちが遅刻しようがテストの点数が悪かろうがどうでもいいからです。
ただ単純に遅刻した人の成績を減点して、テストが0点の生徒を不可(単位不認定。簡単に言うと不合格ってことです)にすればいいだけです。
大学では生徒一人一人を当然のように"大人"として扱っていると思います。
最初の、「お金を払っているうちにまともな人間になる。」とはまさにこのことだなと感じます。
最初に話した予備校講師の方のように、「お金を払っているうちに」厳しく当たってくれる大人が如何に貴重な存在か分かりますね。
みなさんもお金を払っているうちにまともな人間になれるようにしましょう。
もちろん私は講師としてこれからもある程度厳しく頑張っていきます!
長くなってしまいすみません💦
今月は以上です!
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十日市場・成瀬・田奈・恩田・こどもの国・つくし野・すずかけ台・南町田グランベリーパーク・つきみ野にお住まいの方もお気軽に!
もちろんそれ以外の地域の方からもご連絡お待ちしております。
綺麗な自習室など、充実した学習環境を是非一度見に来てください(^^)
高校生、浪人生の多い静かな校舎です。