大学受験なら武田塾長津田校
みなさんこんにちは!
授業をしない個別指導塾、武田塾長津田校の梅村です!
実は5月の頭に腰を痛めてしまいまして、ほっておいたんですけど7月になっても治りません。
これは変だと思って病院にいったところ、軽度のヘルニアと診断されました💦
昔バスケで腰を痛めたとき、ヘルニアの一歩手前と言われたことがあるんですが、ついにヘルニアになってしまいました。
校舎運営に支障はないんですが、今後激しい運動ができないようなので少し凹んでいます。
それでは、武田塾長津田校通信7月号をお届けします!
ご笑覧ください。
今月の連絡事項
【外部生対象】夏だけタケダ
武田塾長津田校では6月から9月までの間、1ヶ月間夏期講習にご参加いただけます。
入会金が無料となっていますので、体験をしてみたいという方はこの機会に是非ご検討ください。
↓詳しくはこちら↓
https://www.takeda.tv/nagatsuta/info/post-276850/
【全員対象】夏休みの開校時間
7/24(水)~8/25(日)の期間を夏休み期間として、開校時間の拡大をいたします。
自習室に入り浸って一緒に勉強をがんばりましょう!
夏休み期間:7/24(水)~8/25(日)
平日、土曜日:10:00 - 21:30
日曜日:10:00 - 18:00
※火曜日や第2日曜日も開校となります。
※お盆も休まず営業します。
【全員対象】校舎の仮移転について
毎月こちらでお伝えしております、校舎の仮移転についてです。
新校舎へは7月の16~20日で順次移転していく予定です。
それに伴い16日~19日は校舎への電話が通じなくなります。
校舎への連絡は校舎LINEか、以下のボタンからお願いいたします。
お役立ち情報
2024年度社会ルート
武田塾の今年度の社会ルートが公開されました!
【大学受験2025】保護者も必見、今さら聞けない「総合型選抜」基本のキ
https://resemom.jp/article/2024/06/05/77451.html
受験生では総合型選抜を考える方の多い時期ですね。総合型選抜って何なのかを解説してくれています。
共通テスト、9月25日出願開始 新教科含む7教科21科目に再編
https://nordot.app/1171713350859358960?c=302675738515047521
今年から共通テストが大きく変わります。万全の準備をしましょう!
半数以上の家庭で「お父さん」が子どもの自主学習をサポート!一方で、7割以上の子どもが家族以外の勉強のサポートが必要と回答
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000104.000045711.html
お父様が受験勉強に関わっているご家庭が増えている印象はあります。10年前ぐらいでは、塾でする三者面談に来られる親御さんはお母さまが9割ぐらいでした。今は体験で6割ぐらいな気がします。核家族内の子供数の減少とか、残業が忌避されるようになったことでお父さんが家にいる時間が増えたこととか、社会が変わっていることがバックグラウンドにある気がします。
今月のピックアップ生徒
今回は講師の栗林が書いてくれました!
浪人して人生の厳しさを痛感しているAさん
Aさんは浪人生で、今年の4月から通ってくれています。中高時代は全然勉強に取り組んでいなかったため、どの科目も基礎中の基礎から始めました。勉強の習慣が全くついていなかったため、最初の方は、長時間スマホをいじって宿題をやってこなかったり、答えだけ丸暗記して中身を理解していなかったりと、うまくいかない状況が続きました。それでも、この3ヶ月間、サボらないための対策を一緒に考えたり、正しい勉強の仕方を伝えたりしていくうちに、次第に改善されてきました。入塾した段階では、数学の一次方程式すら解けない状態だったAさんですが、現在では数学ⅠAの入門問題精講をクリアし、ⅡBまで到達しています。特訓内の逆質問にしっかり答えられることも増えてきました。しかし、まだまだ課題は山積みです。現状の課題のひとつは、「すぐ思考を投げ出してしまうこと」です。Aさんは、理系科目の少し厄介な問題に直面したときに、思考を放棄してしまうことがあります。特に、ⅡBに入って難易度が上がった数学でそうなってしまうことが増えました。そんなときにすぐ諦めるのではなく、どこが「分からない」のかを見つけ、質問をしたり解説を丁寧に読んだりして解決する、という勉強が出来るようになることが目標です。これからの夏休み期間は、毎日自習室に来て、すぐに質問できる環境で集中して勉強してほしいと思っています!
浪人して自分の人生と向き合う時間が増えたBさん
Bさんも、同じく浪人生で、今年の4月から武田塾に通ってくれています。Bさんは、人生における目標というものが見つけられず、勉強に対するモチベーションがなかなか高まらないことで苦労している生徒さんです。宿題をしている最中に集中ができずボーっとしてしまったり、勉強時間を十分に取っていなかったりと、「勉強をする」ことそのものに苦戦してしまっている印象が強いです。まず宿題に漫然と取り組んでしまうことを防ぐために、勉強中はとにかく「手を動かす」ことを意識するようにしてもらっています。例えば、関数やベクトル、力学の問題などで図を描いて考える、といったことです。もともとノートに極端に記述が少ないことが気になっており、これがボーっとしてしまう原因の一つになっているのではないかという話をしました。そこで、常に手を動かして頭の中を活動状態にすることを意識しようと決めました。最近では、途中過程を答案に書いてくれることも増え、このまま続けられれば、もっと勉強時の集中力が上がっていくはずだと思っています。なにかに集中して取り組むことができるようになれば、人生における楽しみや、将来やりたいことが見つかるかもしれないという期待もあります。進学校の出身ということもあり、思考力と理解力はかなり高いと感じているので、集中力を高めてその力を存分に活かして欲しいと思っています!
コラム
梅村が普段生徒と話していることをツラツラと話すコーナーです。
先月はブラックな職場について言及しました。
今月のテーマは、勉強においてのブラックさはなぜ許容されるのかです。
(夏前三者面談であるご家庭とそんな話をしたので、深堀して考えてみました。)
受験生は超ブラック
昨今の日本において、ブラックな働き方が見直され始めました。
(それに比例して国力も衰退してきたのは皮肉ですね。)
その波は中学や高校の部活動にまで及んできました。
今では週に2日は休養日を設定するようにお達しが来ているようですね。
↓↓↓参考↓↓↓
学校側の顧問の業務過多という意味でも見直しがされるはずなので、この流れは今後もっと加速していくと思われます。
さて、高校生に求められている一日の勉強時間は、受験生でなければ平日3時間、休日5時間ぐらいでしょうか。
この勉強時間の中に、もちろん学校の授業の時間は含まれていません。
そもそも学校に通っている時間は、
授業と休憩時間合わせて7時間ぐらい + 部活動3時間ぐらい = 10時間ぐらい
だと思うので、勉強をするにしてもその後からしかできません。
通学時間も含めて考えると、朝家を7時過ぎに出て、帰宅は19時ぐらいという人が多い気がします。
一方で、日本の標準的なサラリーマンでホワイトな会社に通勤している場合、多くの方が朝家を7時過ぎに出て、帰宅は19時ぐらいではないでしょうか。
大体先述の高校生と同じぐらいの生活スタイルですね。
そんな世の中の大人は19時に帰宅したあと、勉強しているかと問われれば、ほとんどの人はNoだと思います。
だって、帰宅したらもう終わりって気分になりますよね笑
一日が終わったモードに入りますよね??
ダラダラしますよね??
人間は肉体的なスイッチと精神的なスイッチが連動しているので、家に帰ることはイコール一日の終了になる人が多いです。
これはもう皆そうです。
だから、意識が高かったり勉強の必要性に駆られている人(こういう人が出世します)は、家に帰らないんですよね。
家に帰らず外で勉強してたりします。
ほとんどの大人ができないこと、やらないことを世の高校生は求められているわけです。
受験生ともなると家に帰ってからも勉強することが当たり前に思われてたりします。
これを仕事に置き換えると、「家に帰ってからも当然仕事するよね」と思われているということです。
それは、もう、ブラックだよね、、、と思ってたりします。
仕事と勉強の違い
とは言え、仕事と勉強は大分違うことをしているのも事実です。
大人は仕事中に何もしてないわけではありません笑
目的が違う
まず挙げられる違いとして、目的の違いがあります。
仕事の目的=アウトプット(成果物)
勉強の目的=インプット(自身の能力の向上)
このようにそもそも目的が大きく違います。
仕事は、お客様からお金をいただいて何かしらの成果物を返します。
この、仕事において成果物を返すことは、当然ではありますが義務です。
一方で勉強においては別に何を達成しなくても何も言われません。
単語をいくつ覚えたかということは基本的に誰にも聞かれないし誰にも影響を与えないわけです。
自身のレベルアップである勉強のために時間を割くことは誰にでもできるので、これは義務ではなく権利です。
対象がちがう
仕事にて行われることは、基本的には他者にとって利益になることです。
マクドナルドでハンバーガーを注文して、そのハンバーガーを食べるのは注文した人です。
働いている人ではありません。
つまり仕事というのは他者のために何かをすることで対価を得る行為です。
また、ハンバーガーを頼んだ人はハンバーガーが来ることは当然と思っています。
ハンバーガーを作っている人は、お客様にハンバーガーを提供する義務があるわけです。
ここでパティを入れ忘れたものを出したりしたら怒られちゃいますよね。
仕事というのは100点でないものを提供してはいけないんです。
他方勉強に関して、利益を得るのは自分自身です。
マクドナルドでいうと、チーズバーガーの作り方を知ることや、おいしいパティの焼き方を習得することが勉強にあたります。
だから勉強をしたからといって、誰かが喜ぶことはありません。
チーズバーガーなんかを他者にふるまったとき、初めて喜びにつながります。
ハンバーガーを自分のために作ることもできますが、ここでパティを入れ忘れても誰も何も言いません。
自分がまっとうなハンバーガーを食べられないだけです。
勉強というのは100点でなくてもいいんです。
仕事は気を抜けないけど勉強はサボれる
ということで、この段落で何を言いたかったかと言うと、仕事をするよりも勉強をする方が楽です。
何の責任も負わない行為というのは、基本的に楽です。
だから疲労度も小さいです。
だから単純に仕事と勉強を同列に扱うことはできません。
そういう意味で、仕事帰りと学校帰りの人では帰宅後の時間の使い方は単純には比較できないと思います。
だから大人をもっと労わってね♡
思えば勉強というものを通して何が得られるかわかっていない高校生は多い気がします。
例えば今テストで100点が取れているなら、それは将来誰かを喜ばせることができるということです。
逆に、今テストで80点を取っているなら、それは将来誰かに-20点分悲しまれるということです。
社会って厳しいですね!
勉強のブラックさが許される理由
さて話は戻って、勉強ではナチュラルにブラックさを強要されるジャパンです。
それがなぜなのかを改めて考えました。
・勉強は自己責任
⇒その生徒のためという名目がある、つまり労働ではないので強要しても良いという雰囲気
・学校ではそんなに疲労しない
⇒帰ってからまだ体力余ってるでしょ
・大人は皆(たぶん)昔勉強を頑張ってた
⇒自分もやってたからおまえもできるだろ理論
・ブラックでもなんでも、やらないことには勝てない
⇒ブラックにやってるやつがいるから、結局そいつらに勝つためにはやらないとダメという正論
まぁ色々理由は見つかりますが、こんなところでしょうか。
もしかしたらこの価値観もあと10年ぐらいしたら変わっていくのかもしれませんね。
そんなことを考えた7月の初めでした。
今月は以上です!
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綺麗な自習室など、充実した学習環境を是非一度見に来てください(^^)
高校生、浪人生の多い静かな校舎です。