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受験生必見!東大にも受かる独学術!

大学受験なら武田塾長津田校

 

みなさんこんにちは!

武田塾長津田校の栗林です!

現在僕は東京大学工学部に通っています。

 

栗林(アジャスト済)

 

実は僕、予備校や学習塾に通わずに、東京大学に現役合格しました。

今回は、何パートかに分けて、僕がどのような勉強をしてきたのかを、当時の生活習慣などと一緒に紹介していきたいと思います!

受験生の皆さんはもちろん、中高で勉強に励んでいる皆さんの助けに少しでもなれれば幸いです!

 

 

 

⓪栗林の略歴

小学校:地元の市立小学校

中学・高校:聖光学院中学校・高等学校

大学:東京大学理科Ⅰ類

現在:工学部進学(3年生)

 

 

①東大を志望するまで:小学生~高2

小学生編

当時、とくに習い事をしていなかった僕は、小学5年生のときに、親の勧めで近所の学習塾に入りました。

もともと勉強は比較的得意だったのですが、親の想定よりもできたのか、6年生からは塾を変え、本格的に中学受験に向けて勉強を始めました。

中学受験のときの僕は割と塾の先生の言いなりで、出された課題や、やれと言われたことをとにかくやる!という感じだったと思います。

入ってすぐは、テストの偏差値も全然足りておらず、かなり苦労した記憶がありますが、詳しく覚えていないので省きます笑

なんやかんやあって、神奈川の聖光学院という進学校に入学します。

 

中学生編

ここからは聖光に入学してからの話になります。

聖光学院では、高1の最後に文理選択をして、高2から文系、理系分かれて授業を受ける、というカリキュラムになっているので、ひとまず高1までの過ごし方について紹介しますね。

高1までの間は基本的に、授業をしっかり聴く出された宿題をやりきる、の2つを続けていました。「当たり前じゃん!」と思われるかもしれませんが、案外ちゃんとできている人は少ないかと思います。

まず、授業をしっかり聴く、というのは、その授業内で可能な限り理解するという意識で授業を受ける、という意味です。

ノートを取るにしても、黒板を写す作業をするのではなく、内容を飲み込みながら書いていく。

先生がぽろっと言った大事そうなことはメモする。

これらをやれている、もしくはやれていた人はどのくらいいるでしょうか?

「テスト前に復習すればいいや」「宿題やるときに見直せばいいや」と適当に済ますと後々面倒になります。

どうせいつかはやる羽目になるんですから、皆さんも授業内で片付けられることは片付けてしまうといいと思います(内職しようという意味ではありません)。

部活や学校行事等で忙しい人は特に!

 

次に宿題についてです。

当時の僕は、

宿題として出されている ≒ 今の段階で必要なこと

という認識でひたすら取り組んでいました(もちろん皆さんと同じく「めんどくせ」と思いながら)。

なかでも数学と英語は丁寧にやるようにしていました。

なにせこの2つはとにかく積み重ねが大事ですから。

あの時クラスのみんなで苦しんでいた単語、文法、計算の小テストは、後になってありがたく感じるものです。

この積み重ねが無く、高3になってから数学や英語で苦い思いをしている人は多いのでは・・・?

 

要は出されるがまま宿題をやっていた訳ですが、唯一(?)自分で意識してやっていたことがあります。

それは、疑問点をそのままにしないことです。

例えば、学校で数学の宿題のノートを提出することってありますよね?

その時に僕は、解答と違うやり方で解いた箇所に付箋を貼り、質問文を添えて提出したことがあります。

まあ先生にはその後「こういうのは前もって直接聞きに来なさい」と言われたわけですが(武田塾と一緒ですね)、疑問点を解決しようとする姿勢は褒めてもらえました。

一度疑問点を放置してしまうと、その後どんどん積み重なって面倒なことになります。

皆さんも手段は何であれ、分からない・納得いかない点があれば、ほったらかしにせず、解決する意識を常に持ちましょう!

このように最低限のことだけは欠かさずやっていた僕は、定期テストでもそこそこの順位を保ちながら進学していきました。

 

高校生(高2まで)編

さて、高1に進学してからも遊びや学校行事のほうを優先していたのは間違いないですし、当時は勉強を頑張る!という意識で過ごしていたとは到底言えません。

高1最後の定期テストがコロナウイルスの感染拡大を受けて中止になり、明日から春休みですと言われた日には大はしゃぎしていました()。

しかし、そんなこんなで文理選択の時期になってしまいました。

理系を選んだのは、単純に理系科目の方が好きだったからです(よく言われる話ですが、得意・苦手で文理を選ぶのは良くないと僕も思います)。

 

高2の新学期が始まって1~2ヶ月は、自宅待機を言い渡され、オンライン授業を受ける日々でした。

例年通りなら5月に開催されていたはずの文化祭も中止となり、同級生とも担任の先生とも1回も会えずに過ごしていましたが、かえって勉強には集中できる状況になっていました。

高2になって量は当然増えましたが、今まで通りのやり方で進めていったと思います。

余談ですが、外に全く出られなかったこの時期は、アニメばかり観ていました。1日1クール(12~13話)以上観る日もあった気がします。意味がわからないですね。

6月くらいになると、自宅待機も明け、学校に通う日々が戻りました。

友達と再会したり、学校行事も行われるようになって浮かれてしまったのか、勉強に対するモチベーションが日に日に減っていきました。

僕も含めて多くの同級生が、受験が近づきつつあることを全く意識していなかったのです。

結果、2学期の終わりに、担任の先生にクラス全体がガチ説教されることになってしまいました・・・。

 

いらすとや_スパルタ教育

 

僕の学年はこれを機に意識を変えた生徒が多かった気がします。

僕もその一人です。

このように、僕は高2の12月ごろになってようやく受験生としての自覚が芽生え始め、勉強に重きを置くようになったのです。

このあたりから、宿題をこなすだけという今までの自学自習ではまずいと思い、色々と考えるようになりました。

 

受験生としての勉強を始めるにあたって、それまでは学費の面でぼんやりと「国公立の工学系」としていた志望校を、明確に決める必要がありました。

結果的に東京大学理科Ⅰ類を第一志望に据えましたが、理由は結構後ろ向きでした。

それは、学部・学科選択を2年生の後半まで持ち越せる、という理由です。

当時、将来やりたいことが全く見えていなかった僕は、入試の時点である程度の進路がきまってしまう大学ではなく、いわゆる「進振り」で2年生の秋に学部を選択することができる東大を目指したという訳です。

 

 

②東大に合格する独学術:高3受験期

いらすとや_宿題

こうして東大を目指すことにした僕は、日々の勉強をどのように進めていくのかを初めて真剣に考えることとなりました。

最初に言った通り、僕は予備校や学習塾に通っていなかったので、基本的に全て自分で考える必要があったのです。

ここから先は、当時の僕の受験勉強を、⑴授業への向き合い方⑵各科目の自学自習の進め方⑶生活習慣、の3つに分けて紹介していきたいと思います!

 

⑴授業への向き合い方

独学とは言え、高校生ではあるので学校ではもちろん授業があります。

今まで通り、授業は基本的に全部聴いていました。

進学校だったので、高3の授業ともなれば、入試を意識した演習やトレーニングを組んでくれる先生がほとんどでしたし、特に東大は全科目必要なので、どの授業も聴いて、出された課題もやっていました。

同級生の中には、特定の授業中に内職をしたり寝たりしている人もいましたが、僕は「結局、授業内容と同じようなことはどこかでやる必要があるんだから、普通に授業きいてればいいのに」「家で寝ればいいのに」と思って見ていました。

このへんの考えは高2までと変わっていませんね。

それに、今思うと、授業でやったことは、入試には直接関わらないことでも、大学に入ってから役立つものがたくさんありました。

とはいえ、皆さんに「学校の授業は必ず聴け!」などというつもりは全くありません。

あくまで僕の考えなので、自分なりの向き合い方を考えてみてくださいね。

 

 

⑵各科目の自学自習の進め方

独学術と言えば、この単元がメインになると思います!

各科目ごとにみていきましょう!

 

数学

数学ではひたすら問題集を解いていました。

答え合わせ→解きなおしの流れも武田塾流のやり方とほぼ変わりません。

ただ、最初に解く際に詰まってしまったときにひと工夫していました。

僕がやっていたのは、

❶途中で詰まったら(5分考えて手が動かなかったら)、答えをチラ見して、次の一手を確認

❷続きを自力で解く

という流れです。その後も詰まるたびに解答をチラ見していました。

つまり、分からなくなったら全部答えをみてしまうのではなく、ヒントだけもらって、自分で考えて解く経験を少しでも多く積もう、ということです。

数学は、難しい問題になるほど思考力が求められるので、それを磨くための習慣です。

 

ここで、「時間を測って過去問とかをやるときはどうすんだよ」と思った人もいるかもしれません。

このやり方で大事なのは、できるだけ多く自分で考えて解くことなので、終わらなかった問題は時間を延長してこの方法で取り組んでみましょう!(もちろん点数を出す際は除外して計算してください)

注意してほしいのは、チラ見を使って解いた問題も、当然「できなかった問題」扱いなので、もう一度解きなおすフェーズは必要であるということです。

「できたー」とか言って次に進まないように気を付けましょう。

 

長いスパンでの進め方としては、数Ⅲは授業の進度に合わせて進める、他は適宜バランス良く順番通りに進める、といった感じです。

主に使っていた参考書は、「4STEP」、「大学への数学~1対1対応の演習~」でした。

過去問に関しては、10月ごろから少しずつ進め、毎度記述答案の添削を先生にやってもらっていました。

記述答案の書き方は、早いうちから練習をしておいたほうがいいと思います。

解答解説を参考にすれば、基本的にOKです!

 

 

物理・化学

物理・化学では問題集の進め方は、前述した数学とほぼ変わりません!

「セミナー」、「重要問題集」、「標準問題精講」の順で取り組んでいました。

プラスで必要になるのは、まず知識を詰めることです。

曖昧な知識では使い物にならないので、問題集を解いていて不安になったらすぐに戻って確認するようにしていました。

また、知識だけでなく現象を理解することも重要です。

いまいちしっくりこないときは、化学の図録をみて実際の色を確認したり、YouTubeで物理現象の映像を観たりして、理解を深めていました。

イメージを持つことは大事です(特に力学は)!

過去問は、11月ごろから始めました。東大入試はどうせ時間足りないので、延長しまくって解く練習をとにかく重ねていきました。

 

英語

僕の苦手科目であり、後悔の多い科目でもあります・・・。

正直、反面教師として受け取ってほしいところもありますが、実力は高3の間に伸びた自覚はありますし、一応東大の二次試験では78/120と、まあまあな点数を取れたので、参考程度に。

高3の始めの段階で基本的な単語・文法に関してはある程度身についていた(これまで宿題をちゃんとやってきたおかげ)ので、単語帳は使わず、1年間、英文解釈・長文読解・英作文・リスニングを練習しました。

まず英文解釈と英作文に関しては、武田塾と同様、参考書を使っていました。

「英文解釈の技術100」、「竹岡広信の英作文が面白いほど書ける本」などです。

解答解説を丁寧に読み、知らなかった語法や単語の意味などは、辞書やネットを使って調べました。

皆さんも英語を調べるときは、日本語訳付きの例文を見まくるのが一番手っ取り早いかと思います!

続いて長文読解についてですが、ここが後悔しているところです。

一言でいうと、サボりました

授業と過去問以外では長文問題にほとんど触れないという暴挙に出ました。

単純に英文に触れた機会が少なすぎて、読むスピードが全然速くならず、結果最後まで苦手科目のままでした。

 

皆さんはちゃんと毎日英文に触れましょう

取り組んだ問題に関しては、日本語訳と答え合わせをしながら全文読み、知らない単語・語法などは逐一調べる、ということを徹底していました。

一方、リスニングについては、結構自分なりに工夫しました。東大入試では、長めの会話、講義を聴き取るのリスニング問題が出るので、それに近い訓練が必要だと考え、ネットで探すところから始めました。

いろいろ探して僕がたどり着いたのは、YouTubeの"Kurzgesagt – In a Nutshel"というチャンネルです!

このチャンネルは、様々なサイエンス系の話題について英語で紹介した10分程度の動画を頻繫に投稿しています。

つまり、映像を隠して音だけ聴けば、とてもいいリスニングの練習になるんです!

しかも、精度の高い日本語訳もついており、答え合わせも簡単です。

あの1年で何本観たかは覚えていませんが、リスニングの点数は次第に上がっていったので、確実に効果はあったと思っています!(あと内容も普通に面白いです)

英語に関してはこんな感じでしょうか。

僕とは違い、日頃から英文(洋書や問題集など)にたくさん触れていた同級生たちはぐんぐんできるようになっていきました。

皆さんはきちんと英語と向き合って、僕のようにならないようにがんばってください!

 

国語・地理

主に共テ用だったので、共テ2ヶ月前くらいから地理を本格的にやり始めました。

センターの過去問をやったり、共テを真似た問題集をやったりしながら、抜けている知識を詰めていったという感じです。

古典は過去問以外に、単語帳文法系参考書をひたすらやっていました。

現代文はもともと得意だったので2次試験も含めて割と放置してました。

何か工夫をしたということは無いです。

皆さんの持つイメージとあまり変わらないのではないでしょうか?

 

以上が各科目についてでした!

なにか参考になったものはあったでしょうか?

 

 

⑶生活習慣

「受験生生活ってどんな感じだろう?」と思っている人のために、僕の高3の時の生活を軽く紹介します! 

ざっとまとめると以下のような感じです。

 

・平日は朝6時過ぎに起き、夜11時ごろには就寝

・放課後は自習室に残って夜まで勉強

・学校が無い日も、基本的に学校の自習室に行って勉強

 

 

栗林学習カレンダー(学校あるとき)

(学校あるときの生活)

 

栗林学習カレンダー(学校ないとき)

(学校ないときの生活)

 

 

起床・就寝時間の話をすると大体「はやっ!」て言われます、どっちも。

でも起きる時間は、平日に関しては親が出る時間的に6時くらいになっちゃいますし、僕は7時間寝ないと気が済まない人間なので、11時に寝るしかない!という話です。

休日は12時くらいには寝て、朝は8時前には起きていたと思います。

入試当日を意識して、できるだけ早寝早起きを心掛けていました。

学校の自習室を使っていたことの理由ですが、僕が一番集中できる、かつ気楽にできる環境がそこだったというだけです。

周りに勉強してる同級生がいると、「俺もやらなきゃ」ってなりますし、休憩時間に友達と話したり、一緒にごはんを食べることはかなりいい息抜きになりました。

皆さんも自分に合った勉強場所をさがしてみてください!

 

息抜きの話が出たので、最後に少しだけその話を。

学校が空いていない日や入試直前期などは家で勉強していたわけですが、一人でいるときの息抜きは、主にゲームや漫画でした。

中学から続けていたパ◯ドラは高3の間も毎日欠かさずログインしていましたね。

毎日パ◯ドラをすることが東大合格の秘訣です!

皆さんも(適度な)息抜きは忘れずに、苦しい受験勉強を乗り越えましょう!

 

 

③最後に

いかかでしたか?

今回は主に、僕の中高、そして受験生時代の勉強の進め方の話をさせていただきました。

ここで書いた勉強法は、誰かに言われてやったのではなく、自身で考え、実践したことです!

受験勉強、いろんな悩みが生まれるとは思いますが、その解決の助けに少しでもなれていたら嬉しいです!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

以上です!

 

 

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