こんにちは! 武田塾長崎住吉校です!
今回は、志望校の倍率に注目して
どう見たらいいのかご紹介していきます。
「倍率」というワードから
合否への影響を大きく感じてしまいます。
ですが、倍率をチェックしても参考にはなりません!
大学入試の「倍率」を正しく理解して
倍率に惑わされることなく
志望校選びをしましょう!
大学入試で倍率は重要?
志望校の情報の中で、倍率は無視できませんよね。
倍率は参考にできないと言われてもピンとこないと思います。
そもそも倍率はどういう計算で出す数値でしょうか?
2種類の倍率について
出願段階で発表される競争率は、
志願倍率といい「志願者数÷募集人員」で計算されます。
合格発表後に出される倍率は、
実質倍率といい「受験者数÷合格者数」で計算されます。
どちらも志望校選びに役立ちそうですが
実は参考にならない理由があります。
募集人員=合格者数ではない
大学では、学部の募集人員を出しています。
それにより志願者数を割って出願倍率を出します。
けれども実際、募集人員だけ合格を出しているかというと
そうではありません!
例えば
早稲田大学社会科学部社会学科(共テ)を見てみましょう。
募集人員50人ですが、その年の合格者は355人もいます。
募集人員の7倍も合格者を出しています。
これは、受験しても入学辞退する可能性を見越して
多めに合格者を出しているからです。
この傾向は、共通テスト利用の私大入試で多く見られます。
もちろん、合格ラインを超える受験生が少なく
募集人員を割ってしまう学部学科もあります。
志願者数=受験者数ではない
志願者数といっても、実際に受験する人数は少ないことがあります。
受験を欠席した人も志願者数に入っています。
受験者数が、志願者数から数百人規模で減っていることもあります。
このことからわかる通り、
志願倍率「志願者数÷募集人員」は参考になりません。
実質倍率は毎年変わっている!
それでは、昨年の実質倍率は参考になるのでしょうか?
実質倍率は毎年変わっています。
例えば昨年の倍率が高い場合、
今年の志願人数が減り
倍率が大きく変わることもあります。
その逆も場合もあります。
この現象を隔年現象とも言います。
隔年現象も必ず起こることではありませんので
昨年の倍率を参考にしても
今年の倍率がどうなのか誰にもわかりません。
結果、倍率はあまり参考にならないということになるのです。
見るべきは倍率ではない
倍率より「合格最低点」を見る!
大学入試において倍率が参考にならないなら
何をみたらいいの?と思いますよね。
それは、合格者最低点です!
倍率が高くても「合格者最低点」を上回れば合格できます!
「倍率が高いから無理」と悲観するのでなく
行きたい大学の合格者最低点を調べて
超えられるように努力していきましょう!
倍率は自分で変えられませんが
自分の取る得点は自分の力で変えられます。
受験に不安はつきものです。
ですが、不確実な情報や憶測で不安になって
貴重な時間を浪費することがないようにしましょう!
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