【全学年】勉強計画、時間で切るか？量で切るか？

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逆転合格でおなじみ、武田塾長崎校です！

こんにちは。

 

突然ですが、質問です！

勉強の計画を立てるとき、時間で区切るか、量で区切るか、迷ってはいませんか？

 

自分は、決めているので迷うことはありません！という貴方。

その調子で計画を履行していってください。

 

時間で区切ったら終わらないし、量で区切ったら時間足りないし・・・。

という貴方。

今日はそんなあなたのために書く記事です。

 

 

勉強をする際に、時間で区切るか量で区切るか、という問題は非常に悩ましいことだと思います。

 

時間だと、思っていた通りのところまで進まない。

量だと、あとからしようと思っていた教材に手がつかない。

 

一長一短ですね。

だからこそ、多くの受験生が頭を悩ませる問題なのだと思います。

 

そして、多くの人は量で区切ることが多くなってきます。

 

なぜなら、量で区切った方が楽だから。

 

人は何かを始めると、やる気が出てきます。

そして、作業を続けていくことで、どんどんしていることに没入していくことになります。

すると、キリが悪いところでは止めたくなくなるのが心情です。

 

そのため、量で区切るか、時間で区切るかを決めていない人にとって、一番選びやすい選択肢が”量”ということになります。

ですが、この選択は、殊受験勉強においてはあまり賢明とは言えません。

 

 

このように書くと、私が言いたい結論は何となくわかりますよね。

サブタイトルでもネタバレしていますし・・・。

 

結論を言います。

時間で区切った方が圧倒的にいいです。

今回は、その理由を説明していこうと思います。

 

①時間は勝手に過ぎ去っていく。

集中していようが、していまいが、1時間は1時間です。

そこで、重要になってくることがあります。

人の調子には波があることが多い、ということです。

中々英文が頭に入ってこない日や、計算が中々正解できない日があると思います。

そんな日に、量で勉強内容を決めてしまうと、ダラダラと時を過ごしてしまうことになります。

いつまでたっても終わらない、課題。

過ぎる時間。

いつの間にか家に帰る時間になっているのです。

 

なら、その逆もあるだろう！

 

勿論、その通りです。

ですが、基本的に勉強をする目的は、出来ないことをできるようにすることです。

分からない、出来ない問題を解けるようにするために勉強をしているのです。

すらすらできる問題よりも、引っかかる問題の方が多くなるはずです。

そうなれば、思考がうまくまとまらず、予想外に時間を使ってしまうことの方が多いのではないでしょうか？

 

時間で区切りをつけるということは、強制的に切り上げる切っ掛けをもらえるということになります。

 

 

②受験までの残り時間は決まっている。

入試の時までに使える時間が有限です。

で、あれば、浪費する時間は、少ないに越したことはありません。

 

先に書いたように、量で区切ってしまうと、ダラダラと時間を過ごしてしまうリスクが常に付きまといます。

分からないことを延々と考えて、結局解答を見て納得をする。

考えるまでの過程は確かに大切です。

ですが、ある程度以上は無駄以外の何物でもありません。

考えたうえで見るのであれば、結局得られる情報は同じだからです。

 

こう考えると、必ず勉強をするうえで必要最小限の時間があるということになります。

そして、最小限の時間があるというのであれば、その必要最小限で押さえるのが最も効率のいい勉強法というわけです。

 

③入学試験は時間が有限である。

入試でも、考える時間は有限です。

特に、共通テストが顕著ですが、時間内で最大限の点数を取る、その差を見たいと思って作られているテストは多くあります。

問題を解く素早さを求められることがあるのです。

そのような時、出来る問題とそうでない問題を仕分ける術を練習していない人はどうなるでしょうか？

 

一つの大問に延々と時間を費やし、出来たはずの問題を解かずに点数をボロボロと落としてしまう結果になります。

そうならないためにも、練習である日々の学習からある程度の時間制限は設けたほうがいいです。

 

量は、こなさないとなくなりません。

進めることができない人に、量をこなす計画を渡しても、いつまでたっても実行に移すことはできないのです。

一方、何をしていなくても過ぎるのが時間です。

誰でも２時間勉強することはできるのです。

 

と、いうことは、時間を軸に計画を立てれば、今まで勉強をしてこなかった人でも計画通りに勉強ができるということです。

立てた計画を確実に履行することができるのです。

そして、その成功体験が次の勉強へと自分を駆り立ててくれます。

 

量は、あとからつけていけばいいのです。

誰だって、どこかで勉強を始めなければ出来るようにはならないのですから。

まずは、最初の一歩を踏み出すことが肝要です。