皆さんこんにちは😄
長岡市の個別指導塾 武田塾長岡校です。
今回紹介するのは、あの”神”参考書『Rules』に関する動画です。
ぜひチェックお願いいたします!
『関正生のThe Rules』を受験生全員が使うべき4つの理由
今回のテーマは「『関正生のThe Rules 英語長文問題集』シリーズが最強の理由」です。
世の中にはいろんな英語長文の参考書が存在します。
『英語長文ハイパートレーニング』
『英語長文レベル別問題集』
『やっておきたい英語長文』
『英語長文問題ソリューション』
『関正生の英語長文ポラリス』
などなど、色々ありますが、いま受験生が最も支持している英語長文の参考書は
『Rules』シリーズ
と言って間違いありません。
長文問題集のなかでも群を抜いて良質な参考書です。
なぜ受験生に支持されているのか? 最強たる所以は?
以下、解説していきます!
『Rules』とは?
『関正生のThe Rules 英語長文問題集』はその名の通り、関正生先生による英語長文の参考書です。
全部で4レベルあります。
武田塾ルートの場合、『Rules1』『Rules2』を日大レベルで使用します。
✅「武田塾ルートって何?」そんな疑問はこちらをCheck!!
『Rules2』がちょうど日大レベルで、『Rules1』は少し易しい内容です。
『Rules3』がMARCH・関関同立・地方国公立レベル、『Rules4』が早慶・旧帝レベルに該当する問題集になっています。
それぞれ全12題収録されています。
関先生が考える英語長文のRuleが計84個あり、各『Rules』シリーズに散りばめられている、という構成です。
『Rules』が最強の理由①文構造が超詳しい
構造+日本語訳+語句・文法・構文、それぞれ1行ずつ書いてあります。
*関正生『関正生のThe Rules英語長文問題集1入試基礎』(旺文社、2021年)39頁
見やすいレイアウトで、詳しいSVOC振りが魅力です。
『やっておきたい英語長文』ではSVOCが振られていなかったり、『ソリューション』では著者の肘井先生のポリシーによって、節中のSVOCがカットされていたりします。
一文一文、大事な要素を説明してくれているところも良いです。
倒置が起きているところなど、注目ポイントは吹き出しで教えてくれます。
構文的ポイントが的確に指摘されているので、スルーしてしまいがちな箇所にも気づくことができます。
『レベル別問題集』も、SVOCは振ってあるのですが、文法・構文のポイントまでは教えてくれません。
倒置が起こっている場合に
「VSになっていたら倒置とわかるよね」
と、わかる前提なのが安河内先生で
「これは倒置が起こっているよ」
と、わからない前提なのが関先生です。
かゆいところに手が届く吹き出しです。
『Rules』が最強の理由②ルールで読み方・解き方をまとめている
*関正生『関正生のThe Rules 英語長文問題集2入試標準』(旺文社、2021年)14-15頁
予備校いらずのとっても見やすい構成です。
『Rules』が登場するまでの長文問題集(『ハイパートレーニング』や当時の『レベル別問題集』)では
①単語がわかって
②熟語がわかって
③文法・構文がわかって
④しっかりとSVOCを振って解釈できる
なら、理論上長文が読める、という読解方法でした。
関先生はそこにワンポイント、もう少し読みやすく・解きやすくする工夫を教えてくれます。
英語の勉強の順番を簡単に確認すると
①単語・熟語
②文法
③解釈
④長文
になります。
解釈までは身につける・覚えるというようなことがわかりやすいです。
しかし、長文になると、勉強の仕方がわかりにくく、間違えてしまうことも少なくありません。
ここで登場するのが『Rules』です。
掲載されているルールに沿って、読み方をインプットしていけばOK!
*関正生『関正生のThe Rules英語長文問題集1入試基礎』(旺文社、2021年)37頁
例えばこちらのRule11。
英語長文あるあるの「急に小難しい1文目と具体的な2-3文目」に着目したルールです。
慣れで気づく人もいますが、意図的にそういう見方をしよう、ポイントはこうだよ、ということをルールにして教えてくれています。
大原則、絶対に単語・文法・解釈をわかっていないといけません。
本来、英語長文はそういう「Rule」を使わなくても、しっかりとSVOCを振りながら確実に読めるようにしていこう、というのが土台です。
プラスアルファとして、関先生による難しい内容を想像する力・工夫した読み方を身につけると、進化します!
難関大の長文に活きる考え方を『Rules1』の時点で意識できます。
「どう読むか」ということをインプットできます。
英語長文のどこに目をつけてどういうふうに読めば効率よく読解できるのか、ということがまとめられています。
ここまで読解に関するルールを網羅している参考書は多くありません。
『ぐんぐん読める英語長文 BASIC』
『英語長文プラス 速読トレーニング問題集』
など、『Rules』以外にもないわけではないのですが、一番読み方を詳しく書いている、走りの参考書が『Rules』です。
問題の解説だけでなく、長文の読み方まで言及されているのが『Rules』の素晴らしいポイントです。
『船口のゼロから読み解く最強の現代文』的な要素も入っているのがすごいです。
解釈ができた先は現代文と近しいものがあるので、そこまでカバーしていて、得られるものが多いのはとても大きな魅力です。
『Rules』が最強の理由③解説の情報量が多い
解説も、ただ問題の解説というわけではなく、派生した学びがあります。
該当の問題だけでなく、他の問題にも通用する解き方・考え方を身につけようという関先生の高い意識が表れています。
*関正生『関正生のThe Rules英語長文問題集1入試基礎』(旺文社、2021年)16頁
Rule24で対比について語られています。
問題に出てきた表現だけでなく、他のバリエーションもまとめられていて、応用することが可能です。
これまでの参考書では問題ごとに対処法を考える、1対1対応のような感じでした。
関先生の場合、「長文Xで出てきた表現Aには対処法Bを使うよ。類似の表現A’には対処法B’が使えるよ」というふうに教えてくれます。
1つの長文攻略で満足せず、次に繋げようという意識が高いです。
長文解説の知識も多いです。
受験生のレベルによって、ゆっくりと正確に読むところから始めることも、プラスの知識を暗記しながら進めていくこともできます。
繰り返しやることによって、より深く学べる参考書です。
『Rules』が最強の理由④音読用のページが付いている
関先生も「『Rules』はたくさん音読をしてほしい」と推奨しています。
*関正生『関正生のThe Rules英語長文問題集1入試基礎』(旺文社、2021年)30-31頁
実際の音読用ページがこちら。
左側が英文、右側が日本語訳です。
必ず区切りたい箇所に「//」が入っています。
区切ってもOK、という箇所は「/」で表されています。
音声ももちろん付いているので、音声を聞きながら、真似して音読しましょう。
区切り単位でしっかりと内容をとれるようにしていくことが大事です。
武田塾的には、この音読トレーニングを最低10回はやってほしいと考えています。
前半の解説や構文のページに載っている重要事項も思い出しながら、頑張っていきましょう!
音読ページが付いている参考書はいろいろあると思いますが、『Rules』はスラッシュのボリューム感がすごくちょうどいいです。
日本語と英語の語順の差を踏まえても、ひとかたまりでいけるところはある程度大きなかたまりで、切ったほうが情報として捉えやすいところは細かく切っています。
現在6月、精読の段階では、そこまで雑な読み方をしてほしくないです。
ただ、最終的にレベルが上がり、MARCH・早慶を受験するとなったときに、入試本番で長文にSVOCを振るかといったら振れないわけです。
頭の中でSVOCを振りながら、かたまりで読めるようになっていってほしいです。
そのために、音読は超重要です!
どういうかたまりで読んでいけばいいのかという指標が、この音読用ページのスラッシュに近いです。
音読のときもスラッシュで区切って内容を思い浮かべられるようにしてください。
『Rules』の活用方法
正直、『Rules』を使いこなすのは難易度が高いです。
武田塾としては、まず『Rules』の長文をコピーして、画像のようにしっかりとSVOCを振ってほしいです。
そして、最初に紹介した「文構造の分析」と照らし合わせながら、
・単語が分かっているか
・文構造がとれているか
・一文一文訳せているか
・構文で大事なポイントに気づけているか
などをチェックして、地道にやっていってほしいです。
ついつい「Rule」が面白くて、「Rule」にばかり目がいきがちですが……。
本当にできないといけないことは、地道な文構造の分析です。
しっかりじっくり文構造の分析を行なっていきましょう。
『Rules』を一通り解いた過程で、1周さらっとやって「Rule」を全部インストールできる受験生はどれだけいるのか?
……そう多くないはずですよね。
かなり奥が深いので難しいです。
武田塾ルートに沿って『英語長文ポラリス』シリーズに入るときも、『Rules』の「Rule」を頭の中で考えながら
「あっ! あの『Rule』が実際に出てきた!」
というふうに使いこなさないと、流れの意味が失われてしまいます。
長文を読むときに「Rule」表を横に置いておいてもいいくらいです。
*関正生『関正生のThe Rules英語長文問題集1入試基礎』(旺文社、2021年)7頁
84の「Rule」をすぐに使いこなせる状態だったら、相当読みやすくなっているはずです。
その状態を目指していくのが『Rules』の本来の目的なので、ずれないように気をつけて、頑張りましょう!
『Rules』が最強の理由まとめ
①文構造が超詳しい
②ルールで読み方・解き方をまとめている
③解説の情報量が多い
④音読用のページが付いている
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