皆さんこんにちは😊
武田塾長岡校です。
今回紹介するのは、数学の参考書に関する動画です。
ぜひチェックお願いいたします!
【レベル別】数学参考書難易度ランキング!
今回のテーマは「数学参考書のランク表を作ろう!」です。
代表的な数学の参考書や問題集を5段階に分けて紹介します。
ランク1が最も易しく、ランク5が最難関になります。
各参考書のレベルを正確に把握することで、着実に勉強を進めましょう!
ランク1から順番に解説していきます!
目安の偏差値は高3全統模試を基準にしています。
- 【レベル別】数学参考書難易度ランキング!
- ランク1(偏差値45未満):『入門問題精講』『やさしい高校数学』『初めから始める数学』
- ランク2(偏差値45~60):『基礎問題精講』『青チャート』『4STEP』『サクシード』『Focus Gold』
- ランク3(偏差値60~70):『文系の数学』『1対1対応の演習』『数学の良問問題集』『理系数学 入試の核心 標準編』『国公立標準問題集 CanPass数学(Ⅰ・A/Ⅱ・Bのみ)』『数学重要問題集』『標準問題精講』
- ランク4(偏差値70以上):『文系の数学良問プラチカ数学Ⅰ・A/Ⅱ・B』『理系数学の良問プラチカ数学Ⅲ』『ハイレベル数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・C[ベクトル]の完全攻略』『上級問題精講』『やさしい理系数学』
- ランク5(全統模試満点):『入試数学の掌握』
- 学校教材について
- 数学参考書難易度ランキングまとめ
ランク1(偏差値45未満):『入門問題精講』『やさしい高校数学』『初めから始める数学』
ランク1は高校の授業で習う前にやっておきたいレベル帯です。
この参考書をやったとして、模試の成績がいきなり上がるかというと、上がりません。
授業の手助けや、今後行う参考書のサポートや理解の源になり、数学の勉強を進めやすくする参考書です。
数学が苦手な人・未修の人はここから始めると上手くいきやすいです。
ランク2(偏差値45~60):『基礎問題精講』『青チャート』『4STEP』『サクシード』『Focus Gold』
この参考書で大学受験の基礎を学びます。
受験で数学を使う人は必須です。
「基礎問と青チャートが同難易度……?」
と思うかもしれませんが、安心してください。
『青チャート』内での難易度が5段階あり、ランク2に相当するのはレベル1~3です。
レベル1~3をマスターして、入試問題の基礎に対応していきましょう!
これらの参考書は、ゴールではなくスタートラインが同じです。
ランク1ができていれば始めてよい参考書として、同ランクに位置付けています。
この参考書をやっていれば
・定期テストで8割取れる
・高1高2の進研模試で偏差値65~70取れる
というような、数学のベースを作る参考書です。
ランク3(偏差値60~70):『文系の数学』『1対1対応の演習』『数学の良問問題集』『理系数学 入試の核心 標準編』『国公立標準問題集 CanPass数学(Ⅰ・A/Ⅱ・Bのみ)』『数学重要問題集』『標準問題精講』
入試の典型問題を扱った参考書です。
頻出問題へのアプローチを学べます。
それぞれに役割があり、例えば『1対1対応』では解き方は完全にインプットです。
しかし『CanPass』や『重要問題集』の場合は、アウトプットになります。
大学のレベルで言うと、国公立の標準的な入試問題は取れるようになれます。
横浜国立大学、筑波大学、千葉大学などが相当します。
文系は難関大でも典型問題が出やすいので、このランクまで仕上げれば、旧帝の合格点も狙えます!
ランク4(偏差値70以上):『文系の数学良問プラチカ数学Ⅰ・A/Ⅱ・B』『理系数学の良問プラチカ数学Ⅲ』『ハイレベル数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・C[ベクトル]の完全攻略』『上級問題精講』『やさしい理系数学』
これがほぼほぼトップの参考書です。
大学受験業界にある参考書のラインナップの中で、最上級に難しい参考書たちです。
『文系のプラチカ』はまだ解こうと思えば解けるレベルですが、『ハイ完』『上級問題精講』『やさ理』に関しては、ものすごく難易度が高いです。
ランク3が解き方をインプットするための参考書であるのに対し、ランク4は思考力を鍛える参考書になっています。
最上位の難関大向けの最終仕上げに位置します。
たまに『青チャート』から『プラチカ』に行こうとする人がいます。
今までのランキングを踏まえると、ランク3が抜けているわけです。
それで『プラチカ』に挑めるのか? というと、あまり合理的ではないですよね。
『プラチカ』には落とし穴があり、『文系プラチカⅠ・A/Ⅱ・B』『理系プラチカⅢ』に関してはランク4ですが、『理系数学のプラチカⅠ・A/Ⅱ・B』はランク3にあたります。
全てに『プラチカ』とタイトルがついていることと、「文系と理系なら理系のほうが難しいはず」というイメージで、間違った参考書選びをしてしまう人がたまにいます。
『理系プラチカⅠ・A/Ⅱ・B』と『理系プラチカⅢ』をやるのは、レベルがちぐはぐで危ないので、受験生は気をつけてほしいと思います。
ランク5(全統模試満点):『入試数学の掌握』
数学参考書界の最高難易度に君臨する参考書が『入試数学の掌握』。
東京大学のトップ受験生向けで、数学の新しい見方がわかる参考書です。
普段受験生が意識しないような論理にこだわって着目しています。
数学の解き方や考え方の本質を追求した内容になっています。
基本はランク4までを東大・京大・東工大の受験生もやってもらえたらと思います。
よっぽど数学で満点を取りたいという場合は『掌握』もあり、という感じです。
学校教材について
学校の入試プリントや勉強がランク3くらい難しい場合がままあります。
ランク2の基礎段階がまだできていないのに、ランク3の入試プリントをやる……。
特に進学校の高3生にありがちなシチュエーションです。
進学校の高3生は、自分の実力に合わせて、基礎問題と入試問題のどちらに注力するか考えてほしいです。
絶対にランク1から順番に基礎固めを行う必要があります!
数学参考書難易度ランキングまとめ
参考書のランクを正確に把握しよう!
レベルを飛ばさず基礎から順に固めよう!
自分のレベルを見極めてやるべきレベルを選ぼう!
武田塾長岡校
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