長岡市、近辺の皆さんこんにちは
JR長岡駅より徒歩1分
武田塾長岡校です。
はじめに…
皆さんの中にも東北大学に興味を持っている人も多いのではないでしょうか?
そんな方々に向けて、今回のこの記事では、
✅『東北大学入試の概要』
✅『東北大学の過去の入試問題の傾向と対策』を解説していきます!
参考:東北大学HP
東北大学の概要
東北大学は、1907年に東北帝国大学としてできた大学です。
元々は理学部・医学部・工学部系の理系の学部でスタートしました。
なので、理系の問題の難易度が高く、科学的な論文が多かったり、
ノーベル賞受賞者を輩出していたりと、世界から評価され、注目されている大学です。
世界大学ランキングでも都市によっては東大を越える時期もあり、上位にランクインしています。
文系であったとしても数学ができないと難しい大学になっています。
1913年には日本で初めて理系大学として女子学生を受け入れています。
今から100年前までは当たり前のように男女差別があり、そんな世界情勢の中で
大学生として女子生徒を受け入れるというのは珍しいことだと思います。
理系チックな大学だからという事もあるのかもしれませんが、
先入観にとらわれない、先進的で非常に魅力の溢れる大学です✨
参考:東北大学HP
東北大学出題傾向①英語
ここからは科目ごとの過去の出題傾向と対策をまとめていきたいと思います。
まずは英語の出題傾向です。
英語の試験内容は以下のような問題が過去に出題されています。
試験時間:100分
大問1・2(長文それぞれ900語レベル)
大問3(会話文を交えた英作)
大問4(英作)
全体的なレベルで言うと決して難しい内容ではないのですが、
時間的な事を考えるととても忙しくなりそうです。
長文を2つ読まなくてはならないのと、
その問題の中には記述式の解答を要求するものが含まれるので
とにかく手を動かしていく必要があります。
また、英作文もあるので長文ばかりに時間をかけてはいられません。
記述式の解答であってもそんなに吟味して答案を作る時間がないので、
ぱっと答えを出して、その答えが8割くらいのクオリティのものを
どんどん出して次に行かなければならない…という感じになります。
その為、1発で精度の高い答案を作る能力必要です。
英文を頭の中で考えている時点である程度
『ここは添削で引かれそうだからこういう表現にしよう…』
などの処理をしていけると良いでしょう。
👉対策POINT
✅英作文の添削の訓練
✅900語の長文をスラスラ読む力
東北大学出題傾向②数学(文系)
続いて、数学(文系)の過去の試験内容です。
試験時間:100分
大問4問
東北大学の数学の問題は、特別難易度が高いわけではありません。
誘導に乗ってやっていけば
それなりに解けるような問題を作っています。
というのも、東北大学の入試問題は
”ここまでのレベルができる人はここまでの評価”
”さらに上のレベルまで出来る人はその上の評価” を、
誘導に乗ってやっていけば配点がもらえるような形になっています。
なので自分の勉強してきたことをそのまま評価してもらえる実力の出せる試験です。
実力は出しやすい試験ではありますが、
問題の中で完答が出来ずに脱落していけばライバルとの差が明らかに出てしまいます。
この数学で点を稼ぐことができれば、一気にグンと合格を引き寄せることができます。
逆に言うと、数学が苦手な人は東北大学の受験はお勧めできないかもしれません。。。
基本的に大問4つのうち、
確率・微分積分・ベクトルは頻出になりますのでしっかりと勉強をしておきましょう!
👉対策POINT
✅基本を大事に
✅確率・微分積分・ベクトル
東北大学出題傾向③数学(理系)
数学(理系)過去の試験内容
試験時間150分
大問6問
傾向としては、図形問題と微分積分がよく出題され、
計算力を求めてくるイメージになります。
特に図形問題(ベクトル・幾何・空間)は頻出です。
というのも、もともとがエンジニア系の大学なので
図形や設計図などを見て、それを活用していける人材を
採用したいという意図があるのではないでしょうか。
東北大学の数学(理系)は大学の偏差値帯だと
かなり難易度が高い方です。
東北大学を志望したい場合は数学をメインに勉強することがかなり
ポイントになってくるかと思います。
👉対策POINT
✅図形問題(ベクトル・幾何・空間)・微分積分
✅計算力
東北大学出題傾向④国語
国語が試験で課されるのは文系のみになります。
国語の過去の試験内容
試験時間:150分
大問4問(評論・小説・古文・漢文)
難易度が高い部分は小説が出題される点です。
以前までは試験時間が120分だったのですが、ここ数年150分に延長されています。
120分だった時も試験の内容は同じだったので、
とても時間配分の難しい試験となっていました。
その場合は小説以外の点数を確実に取るようにすすめていたのですが、
ここ数年では150分になっているので、しっかりと小説の方まで点数を
とっていかなければなりません。
この小説で点を取れるかどうかが文系(特に文学部)
では非常に重要なところになってきます。
また、文系で数学が苦手な人はしっかりここで点を取っておきましょう。
👉対策POINT
✅評論・古文・漢文は確実に
✅小説が取れるかどうかが文系(特に文学部と数学が苦手な人)は勝敗ポイント
東北大学出題傾向⑤理科(物理)
理科の過去の試験内容
試験時間:物理・科学の2科目150分
東北大学の物理は基本的に
実験を色々深く深く掘り下げていくような計式になっています。
物理の試験では計算過程もしっかりと見てくれる内容になっていますが、
ここで完答力が見せられると差を付けることができます。
その問題の中には度々解答が困難な難易度の高い問題も含まれています。
そんな場合にはスパッと諦めて次の問題に行くというような見切りの速さが要求されます。
基本的に力学と電磁気は出題され、
波動と熱はどちらかが出される形になることが多いです。
普通の国立大学でよくあるパターンなのですが、
『粘らない力』が必要になってきます。
というのも、おなじ150分の中で物理と化学をこなさないといけないのですが、
その中でも化学に結構な時間を要します。
化学は無機・有機・理論まんべんなく出題され、
決して難問というわけではないのですが、
計算がかなり難しくなっています。
物理の方で難しい問題に当たった場合、
そこを一生懸命頑張るのではなく
化学の計算問題を丁寧にやるために時間を回していく方がおすすめです。
あとは構造決定です。
ここは結構時間が掛かるのではないかという印象があります。
なので、物理をなるべく早めに終わらせて
その後はできれば90分くらいの配分で
化学の計算と構造決定を丁寧に丁寧にやっていく…
というのが理想なのではないかと思います。
👉対策POINT
✅いかに物理を早く終わらせて
化学に時間をかけられるかがPOINT!
✅粘らない見切りの速さ
東北大学の対策 まとめ
いかがでしたか?
東北大学の出題方式は、基本問題から応用問題まで
幅広く出題されます。
基本的なところで間違えている場合、すぐにバレてしまうようになっているので、
基本が出来ていないと中々他で挽回するのが厳しくなります。
逆に基本がきちんと間違えずに出来ている場合は、
そこまでの部分はきちんと評価してくれます。
基本を大事に各教科の勉強に励んでいきましょう!
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