こんにちは、長岡駅から徒歩1分武田塾 長岡校です。
今回紹介するのは、武田塾参考書ルート2024現代文編についての動画です。
ぜひチェックお願いいたします!
【2024年版】誰でも理解できる現代文の勉強法!武田塾参考書ルート!
今回のテーマは「2024年武田塾参考書ルート現代文編」です。
現代文は何をするべきか一番わかりにくい科目です。
10,000人以上の生徒を抱える武田塾が、正しい勉強法を示していきます!
これから紹介するやり方で、皆さんの現代文の成績が爆伸びします!!
現代文参考書ルートを通じて正しい勉強法を学び、志望校合格を掴み取りましょう!
武田塾参考書ルートの構成
基礎徹底レベル
国語が苦手な人など、中学レベルから始める人向けです。
日大レベル
国公立・私立共通で、日東駒専・共通テストレベルの基礎的な文章をしっかり読めるようにします。
MARCHレベル または 地方国公立レベル
国公立と私立で対策が変わってくるため、分岐します。
早稲田レベル または 旧帝レベル
国公立は記述・論述中心で、私立は早稲田大学の場合、紛らわしい選択などを解いていかないといけません。
基礎徹底レベル
「中学時代から国語が苦手だった……」
「高校受験の国語でもあまり点数が取れなかった……」
「本や新聞を読むのが苦手……」
といった人は、基礎徹底レベルから始めて、基礎をしっかりと勉強しましょう。
⑴『中学 国語力を伸ばす語彙1700』
まずは『語彙1700』で語彙力を鍛えましょう。
詳細は日大レベルにて後述します。
⑵『できた!中3国語 読解』『こわくない国語 文章の読解』
この2冊で中学レベルの文章読解の練習を行なってください。
高校受験の文章読解の参考書になりますが、2冊とも解説がとても丁寧です。
特に『こわくない』は面白いです。
漫画で解法を教えてくれるため、現代文が苦手な人でも取り組みやすく、大学受験でも使う本質的な知識を学ぶことができます。
店頭で探すときは、高校生向けコーナーではなく中学生向けコーナーにあるので、気をつけてください。
中学生向けだからと、
「中学生向けコーナーに行くのは恥ずかしい……」
「中学レベルをやるのは恥ずかしい……」
というふうに思ってしまう人がいますが、気にする必要は全くありません。
現代文は、レベルの線引きが難しいです。
この2冊は現代文を読むときに必要なことを繰り返し練習できる良書です。
ぜひ『できた!』と『こわくない』を使って、現代文に必要な基礎の基礎を固めてください!
⑶『ゼロから覚醒 はじめよう現代文』
日大レベルで使う『田村のやさしく語る現代文』の更にやさしいバージョンです。
初心者用『田村』といった感じです。
『田村』に関しても後述しますが、現代文の読み方を教えてくれるすごくいい参考書です。
いい参考書なんですが、とっつきにくい部分があり、それを苦手な人向けに噛み砕いたのが『ゼロから覚醒』です。
情報が絞られていて読みやすく、現代文が苦手な人でも勉強しやすいです。
1週間程度で現代文の大事な勉強法がわかるので、ぜひ『こわくない』の後にやってほしいです。
日大レベル
日大レベルは全受験生が共通して、どれだけ国語が得意でもやってほしいレベルの参考書です。
良い参考書がとにかく多いです。
余すことなくフル活用してほしい参考書ルートになっているので、ぜひ全ての参考書を取り組んでみてください。
冊数が多いですが、数学や英語とは違い、基本的に1周で終わります。
武田塾の4日2日ペースは、現代文の読解系に関しては6日0日ペースになり、復習なしで進めていきます。
✅4日2日ペースって何? そんな疑問はこちらをCheck!!
その代わり、一題一題はその日の内に確実に完璧にします。
1冊2週間くらいで終わるものがほとんどです。
⑴『中学 国語力を伸ばす語彙1700』
昨年までは日大レベルには入っていませんでした。
基礎徹底レベルの中学生用参考書として、中学レベルから復習する必要がある人のみやる位置付けでしたが……。
2023年、いろいろな受験生を見てきて、語彙力に課題がある人が多いと気づいたのです。
一部のトップ層を除き、8割以上の受験生がやったほうがいいということで、日大レベル最初の語彙力強化参考書として新しく入れています。
『中学語彙』が2周くらい終わった段階で『キーワード読解』『漢字マスター』を始めてください。
前述の通り、中学生用の参考書です。
しかし、侮ってはいけません。
*吉岡哲『中学 国語力を伸ばす語彙1700』(文英堂、2015年)326頁
『中学語彙』のさくいんの1ページです。
知らない言葉があったのではないでしょうか?
このような熟語や慣用句が、文章や評論文にわんさか出てきます。
言葉の意味がわからず、なんとなく誤魔化して読む……経験ありませんか?
意味がわかるだけで、読解力は確実に上がります。
文章や国語に苦手意識があるのは、単純に語彙が不足しているだけの可能性があります。
語彙が増えれば、文章の見え方が変わります。
ぜひこの1冊をやってほしいです。
*吉岡哲『中学 国語力を伸ばす語彙1700』(文英堂、2015年)64頁
中身はこのような構成になっています。
上段に言葉、中段に意味、下段に使い方が載っています。
最下段には類似語があります。
意味を完璧に覚えるのは難しいので、最初は意味を読んでいくだけでも大丈夫です。
使い方の例文をしっかり意味を理解して読めるようになってほしいです。
『中学語彙』を読み込んで、文章や国語に対する苦手意識を無くしていきましょう!
⑵『現代文キーワード読解』
現代文中に出てくる重要語句や差がつくキーワードを扱っている参考書です。
同時に、テーマの理解を深めることもできます。
『中学語彙』で必須語彙を学び、『キーワード読解』で常用外表現や評論文独特の言葉を学んでいきます。
レベルの高い文章を読んでいくために必要なフェーズになります。
文章読解の経験を通じて、国語力を強化していきましょう。
『キーワード読解』は章ごとに頻出テーマを扱っています。
言語、文化、近代、科学……等々、それぞれのよくある主張や展開が解説されています。
テーマについてしっかり理解しておけば、主張や展開が予測できるようになり、文章が読みやすくなります。
*Z会出版編集部編『現代文キーワード読解』(Z会、2015年)16頁
中身はこのようになっています。
上段に文章、下段に図式化された読解のポイントと要約が載っています。
この文章を全て読んでいくと、国語力が更に強化されます。
難関大を目指す人は、国語力強化の読書トレーニングとして日々読み込んでいってほしいです。
*Z会出版編集部編『現代文キーワード読解』(Z会、2015年)17頁
次項には文章中のキーワードがまとめられています。
頑張って暗記していきましょう。
難関大受験者には必須の参考書です。
極めてほしい一冊です。
難しい問題が多く、時間がかかりますが、頑張って乗り越えてください!
⑶『入試漢字マスター1800+』
『中学語彙』を完璧にした後、『キーワード読解』と同時に始める『漢字マスター』です。
日東駒専レベルの難しすぎない大学に関しては、漢字の出題が多いです。
漢字の出題割合が多い場合は『漢字マスター』で集中的に対策してください。
『漢字マスター』のいいところは同時に語彙力も増やせるところです。
*川野一幸・立川芳雄・晴山亨『漢字マスター1800+』(河合出版、2020年)24頁
問題部分に赤字で意味が書いてあります。
意味もセットで学習していくという使い方をしてください。
優先順位が高いのは「書き取りA(432題)」と「書き取りB(480題)」です。
「共通テスト対策(96題)」では同音異義語を学びます。
私大対策にもなるので、ぜひ覚えてほしい箇所です。
余裕のある人は「書き取りC(600題)」「読み(336題)」「四字熟語(180題)」などもやってもらえたらと思います。
⑷『田村のやさしく語る現代文』
解説の第一部と問題の第二部の2部構成で、第一部を熟読してください!
「現代文はどうしたら成績が上がるの?」
「現代文はどんな科目なの?」
「何を意識して勉強すればいいの?」
そんな疑問を解決してくれます。
第一部をしっかり読み込んで、現代文の要点や意識するポイントを学びましょう。
現代文が得意だと思っている人でも、『田村』を読むと
「確かにそうだ! なるほど!」
と思えます。
例えば、助詞の が・は・も の違いです。
あなたが誰かと二人でレストランに行ったとします。
私はハンバーグを食べたい。
という文であれば、相手は違うものが食べたいことがわかります。
私もハンバーグを食べたい。
という文なら、相手も同様にハンバーグを食べたいことがわかります。
が・は・も の違いに注目すると、色々な情報に気づくことができます。
平易な例で話しましたが、難しい評論文などにも当たり前のようにこのテクニックが使われています。
このテクニックを意識して解く設問が用意されているくらい、かなり重要な内容です。
他にも、接続詞の しかし・つまり・すなわち などを学ぶパートがあります。
しかし は逆接の接続詞です。
前の内容を打ち消す効果があり、しかしの後は筆者の主張が来る可能性が高いです。
皆さんが普段意識していないような現代文の重要テクニック・見方・考え方が『田村』の第一部に詰まっています。
それを学べたら、第二部の問題にチャレンジしてみましょう。
解説も詳しくわかりやすいです。
今後の演習で正しい読み方をするための重要な一冊になっているので、必ず押さえてください。
⑸『新・現代文レベル別問題集1 超基礎編』
『田村』で学んだことを実践していくのが『新レベル別1』です。
次の『船口』は解き方にもかなり軸足を置いているので、まだ少し早いです。
『田村』と『新レベル別1』で文章をしっかり読む力をつけましょう。
「しっかり読むって何?」
という疑問にお答えします。
問題に解説がついていて、以下のようになっています。
*輿水淳一・西原剛『新・現代文レベル別問題集1 超基礎編』(東進ブックス、2021年)解説編4頁
上は問題の文章で、下に脳内活動というパートがあります。
現代文ができる人は読むときにどんなことを考えているのか、ということが脳内活動に書かれています。
上記の文章では
教養とはなんだろうか、インテリジェンスとはなんだろうか、まずはそこのところから考え始めることにしましょう。 |
という問題文があります。下の脳内活動を見てみると
答えを探しながら、読んでいこう。 |
と、書いてあります。
文章を読むときに、できる人はこういう意識で読んでいるよ、ということを教えてくれているわけです。
他にも、言い換えるとこういう意味だよ、イメージ化するとこうなるよ、というふうに、脳内活動の欄を読むことで、現代文ができる人の考え方を知ることができます。
隣に国語が超得意な家庭教師がいるような状態になれるのが『新レベル別1』です。
現代文が苦手な人は、文章を読むときに、目だけ追っていて、内容が頭の中に入っていません。
現代文が得意な人は、一旦立ち止まって考えて、意味や展開を推測しています。
思考せずに文字を追っているだけでは文章を読むことはできません。
この差を埋めてくれるのが『新レベル別1』です。
『田村』と『新レベル別1』で読む力を強化していきましょう!
⑹『船口のゼロから読み解く最強の現代文』
『船口』は『田村』『新レベル別1』と比較してマクロな視点で語られています。
文章全体で、意見Aと意見Bがあり、その対立・対比を活かして設問を解こう、という文章の図式化を船口先生はよくやっています。
文章中の傍線部から選択肢をチェックしていきますが、船口先生は消去法ではなく、積極法を使います。
どういうことかというと、
① | 傍線部を分解すると前半と後半に分けられることに気づく |
② | 前半の内容と同等のことを言っている箇所を見つける |
③ | 後半の内容と同等のことを言っている箇所を見つける |
④ | 傍線部と対比の関係にある箇所を見つける |
⑤ | 対比の内容と傍線部は正反対のことを言っていると読み取る |
⑥ | 正解の選択肢には要素Xと要素Yが入ると推察する |
⑦ | 全て入っているのは選択肢Zと判断する |
というように、選択肢頼りに読まずとも解答を導き出せるのが積極法です。
皆さんは選択肢に頼っていませんか?
色々比べながら、ページを捲ったり戻ったりして解いているのではないでしょうか?
船口流積極法を身につけることができれば、現代文がとてもパワーアップします!
消去法で解いていると、時間が足りなくなってしまったり、正答率が安定しなかったりします。
積極法を活用すれば、時間を短縮しながら安定して解くことができます!
解説もとてもわかりやすいです。
『船口』をしっかり吸収してもらえれば、他の文章でも応用できる良いやり方なので、ぜひ身につけてください!
現代文の参考書は説明できるまで繰り返してください。
正解した問題も解答解説を読みましょう。
英語や数学は答えが合っていたら解答解説を見なくていい場合がありますが、現代文は違います。
現代文は我流で解けても何の意味もありません。
正解しようが間違えようが、初見の点数はどうでもいいです。
解答解説を熟読し、著者がどういうふうに文章を読んでどういうふうに問題を解いているのか、現代文ができる人の頭の流れをトレースしてください。
正解までのプロセスを完コピしてください。
これをやることで、本当の意味で現代文の実力がつきます!
唯一にして最強の方法です!
ここで手を抜いてしまうと、正直伸びません。
武田塾のルートは真似しても、頭の動かし方まで真似する人は少ないです。
いくら問題を解いたところで、我流では伸びません。
我流を捨て、できる人の真似をすることが、現代文の成績を伸ばす唯一の道です!
⑺『入試現代文のアクセス 基本編』
『船口』などで学んだことを実際に試す場です。
例題A~Dとあり、対比を意識しよう、具体例とまとめに注意しよう、など文章全体の読み方を教えてくれます。
解答解説が詳しく、どういうふうにすれば正しいプロセスで解けるのかが書かれています。
丁寧に取り組んでほしい一冊です。
⑻『きめる!共通テスト現代文』
著者はお馴染み船口先生です。
共通テスト専用の参考書ではありますが、私大・国公立2次の対策にも使えます。
全ての受験生にやってほしい参考書としてここに位置付けています。
共通テストだけでなく、全てに使える考え方が載っています。
『船口』の続編と考えるとわかりやすいかもしれません。
『船口』で学んだことを『きめる』で補完していきましょう。
⑼『新・現代文レベル別問題集2 初級編』
『きめる』の次は『新レベル別2』をやってください。
『新レベル別1』より難易度が上がっています。
共通テスト形式の問題も一部含まれています。
しっかり解いて日東駒専レベルの文章が読める力をつけていきましょう。
MARCHレベル
ここからはMARCHレベルです。
『キーワード読解』『漢字マスター』は引き続き使ってください。
⑴『現代文読解力の開発講座』
名著です。
現代文は名著が多いです。
現代文が苦手な人は、名著と出会えていないだけなんです!
『開発講座』をやると本当に変わります。
日大レベルを終えてからやるとすごく伸びる参考書です。
問題は全10題収録されています。
その名の通り「読む」ことに力を入れていて、筆者の主張や言いたいことを掴むための参考書となっています。
現代文は筆者の主張や言いたいこと、伝えたいことがわかれば、解ける問題が増えます。
作問も筆者の主張を見抜けているかを基準に行われます。
主張をしっかり見抜けるようになる課程で、要約作業が必要になります。
必ずやってください!
注意点として、設問を正解できたかどうかはあまり気にしなくてOKです。
解答の正誤より、主張の要約ができたかどうかをこだわって取り組んでほしいです。
塾生を見ていると、完成まで3周はかかります。
解説をしっかり読み込み、要約のコツを掴んでほしいです。
1周目はみんな全然解けません。
2周目で要旨をまとめられるようになってきます。
3周目で完成するイメージです。
要約にあたり、完コピはNGです。
自分の力でまとめる作業がとても重要です。
自力での要約を2~3周繰り返して、力をつけていってほしいと思います。
⑵『船口の最強の現代文記述トレーニング』
私大ですが、記述を行います。
今まではルートに入っていませんでした。
参考書で独学で勉強すると考えたときに、MARCHレベル4冊目に『GMARCH&関関同立の現代文』、早稲田レベルでは『早稲田の国語』があります。
ここで、解くプロセスが乱れやすいです。
選択問題でたまたま当たったり、不正解だったときに、そのプロセスを解答解説をしっかり読み込み
「文中のこの部分に筆者の主張が書いてあって……」
「傍線部の前後から根拠をキャッチして……」
「こういうふうに解けばよかったのか!」
と、復習して自分のものにできればいいのですが……。
復習の方法によって、現代文は伸びたり伸びなかったりします。
理想的な復習法を採ることができたら、現代文は伸びます!
本文のどこに根拠があり、どういうふうに根拠を拾い、なぜこれが正解の選択肢なのか、全部説明できるまでやってください。
現代文ではこれが永遠に大事です。
MARCHレベルでも早稲田レベルでも国公立レベルでも同様に大事です。
しかし、特に私大の受験生はサボってしまいがちです。
正解までのプロセスを追わないと、どれだけたくさん解いても意味がありません。
そのため、あえて記述を入れました。
記述は復習から逃げられないと武田塾は考えています。
選択問題の場合、正解の選択肢を見るだけで、復習したと言えてしまいます。
選択肢頼みの勉強をしてしまうと、復習をサボってしまう可能性があると思い、あえて記述・論述を入れています。
『船口の記述』はたったの7題です。
しかしながら、その7題に学びが凝縮されています。
プロセスをしっかり追わないと記述の答案は書けません。
正解の選択肢を自分で作るイメージで問題を解き、採点してください。
その後、充足要素・不足要素を復習して、補完していきましょう。
完全に答案が書けるまで、復習を繰り返します!
こうしていけば、個々人の復習法に依存せず、正しい正解へのアプローチが磨けます。
記述が得意な人は、正しいマークを選ぶことができます!
逆は無理ですが……。
そのため、記述を入れています。
記述力を身につけ、マークにも活かしていきましょう!
⑶『入試現代文へのアクセス 発展編』『GMARCH&関関同立の現代文』
MARCHレベルの文章読解に役立つ2冊です。
『GMARCH&関関同立の現代文』は各大学の入試問題を扱っているので、演習として挑戦しましょう。
ここまででMARCHレベルは終了です。
MARCHの過去問を解くなどして、アウトプットの練習をしてください。
早稲田レベル
⑴『現代文と格闘する』
『開発講座』の厳密版のようなイメージで、難易度の高い文章を「読む」とはどういうことか教えてくれる参考書です。
早稲田などの最上位大学だと、役立つ場面が多いと思います。
国語が一番難しい大学はもしかしたら早稲田かもしれません。
難問と戦う上で必要な読み方を身につけることができます。
『格闘する』では、キーセンテンスに傍線を引き、キーワードを印でくくり、重要語を四角、強調表現を丸で囲むなどして、文章に書き込みながら、しっかり読むことの大変さを教えてくれます。
解答の正誤は気にしなくてOKです。
意味段落を振れたのか、正しい印をつけられたのか、要旨をまとめられたのかを中心に復習していくと、力がつきます。
『格闘する』は難しすぎるのでいらないという声も毎年届いています。
早稲田などを目指す人のありがちな失敗例として、ひたすら過去問演習に走ってしまうパターンがあります。
解けたときは問題なくとも、解けなかった問題は解説を見る、というような勉強を繰り返していると、初見の問題をどう読み解いていくかが確立されません。
ただ闇雲に演習を繰り返し、時間を使ってしまうのはもったいないです。
一旦『格闘する』に時間をかけて正しい解き方を確立し、確立した解き方が通用するか過去問で演習していくほうが、結果として時間短縮、高得点率に繋がります。
本格的な文章読解力をつけるイメージです。
『格闘する』を極めると、かなりの文章が簡単に感じます。
『格闘する』をやる期間はとてもしんどいと思いますが、その後はめちゃくちゃパワーアップします!
早稲田レベルに達していない状態で問題をやっても、解説を見ても、あまり意味がありません。
『格闘する』を通じて圧倒的に国語力を育てて、問題が簡単に感じたら勝ちです!
⑵『世界一わかりやすい早稲田の国語合格講座』『早稲田の国語』
早稲田対策の2冊です。
早稲田に特化したこの参考書で、早稲田ならではの問題の解き方を勉強しましょう。
ここまでが早稲田レベルになります。
現代文の参考書も世の中に色々ありますが、できるだけ万人受けするものを選定しています。
読み方や解き方が詳しい参考書で勉強して、学校では教わらない現代文のやり方を習得していきましょう!
早稲田までしっかり戦えるルートになっているので、ぜひ信じてやってもらえたらと思います。
現代文に関しては問題なく終わります。
英語と数学は気合いを入れないと終わらないですが、現代文は普通にやっていれば終わります。
現代文に1日1時間ずつかけてもらえれば、終わる設計になっているので、毎日しっかり取り組んでもらえたらと思います。
地方国公立レベル
日大レベルを終えて、国公立志望はこちらのルートになります。
『キーワード読解』『漢字マスター』は引き続き使用してください。
⑴『現代文読解力の開発講座』『船口の最強の現代文記述トレーニング』
MARCHレベルで詳しく紹介しているので、ぜひそちらをご覧ください。
『開発講座』を通じて筆者の主張や言いたいこと、一番大事な部分を掴み、要旨をまとめるということを学びます。
『船口の記述』では記述答案の書き方を勉強して、何度も繰り返して完全答案を書けるようになりましょう。
記述にもしっかり方法があります。
いきなり添削をやろうとする人がいますが、それは危険です。
正しいやり方を学ぶところから始めてください。
記述の答案も、本文に答えが書いてあります!
本文に、必ず記述のパーツが転がっています。
記述のパーツを本文の中から3パーツくらい文章に合わせて拾います。
それらを上手く組み合わせて1つの答案を作れば、点数が取れます!
小論文とは違い、現代文の記述問題は必ず本文に根拠があるので、それを上手く正しく理想の答案にしていくことを『船口の記述』で学んでほしいと思います。
⑵『国公立標準問題集 CanPass 現代文』
『CanPass現代文』で演習し、鍛えてください。
解答解説に採点基準が詳しく記載されていて、点数になるポイントをしっかり押さえられます。
現代文の記述は誰にも見てもらう必要がないと思います。
採点基準の詳しい参考書で自分の答案を添削して、完璧な答案が作れるまで復習してください。
完全答案が作れるまでリベンジです!
模範解答の完コピでは意味がありません。
自力で自分の言葉を使って、完璧な満点が取れる答案を作るまでやってください。
そうすると、現代文の記述は点数が取れるようになります。
普段から採点基準を意識した読み方になり、どんな答案にすべきか見当がつくようになります。
記述の練習はここで徹底的に行なってください。
ここまでで大体の国公立は戦えます。
旧帝レベル
⑴『上級現代文Ⅱ』『上級現代文Ⅰ』
『Ⅱ』が難しい場合は『Ⅰ』でも易しめのところは戦えると思います。
東京大学、京都大学、一橋大学は『Ⅱ』をやったほうがいいです。
大阪大学、名古屋大学、東北大学は『Ⅰ』でも十分だと思います。
『得点奪取 現代文』でもいいですが、『Ⅱ』は最難関の長い論述答案が対策できるのでオススメです。
『CanPass』と同じ要領で、復習を重視しながら採点基準を意識した答案の反復練習をしてもらえたらと思います。
このレベルになってくると、過去問をやっても、過去問の採点基準があまり詳しくないなどの理由で、『上級現代文Ⅱ』や『得点奪取』をやるほうが伸びる印象があります。
以上が国公立ルートになります。
国公立も同じように、記述だろうとなんだろうと、根本は「現代文の文章を正しく読む」ことです。
根拠は本文に書いてあるので、論理関係を意識して、上手く拾ってください!
そして正しい答案を作り上げましょう!
この練習をしてくれれば、現代文の成績は伸びます!
頑張って勉強していきましょう!
2024年武田塾参考書ルート現代文編まとめ
2024年現代文参考書ルートを活用しよう!
説明ができるまで復習しよう!
志望校合格目指して毎日勉強しよう!
校舎情報
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