こんにちは、武田塾 長岡校です。
今回紹介するのは、武田塾参考書ルート2024英語編についての動画です。
ぜひチェックお願いいたします!
【2024年版】これで英語の全てがわかる!武田塾参考書ルート!
今回のテーマは「2024年武田塾参考書ルート英語編」です。
武田塾には参考書ルートというものがあります。
参考書ルートとは、あらゆる参考書を全て分析して、この参考書をこの順番で、志望校ごとにルートを進めれば、極論誰でも成績が上がる!という武田塾が開発した志望校合格プランです。
今回は超パワーアップした英語ルートについて紹介していきます!
このやり方を真似れば、きっとあなたも英語が得意になる!
志望校合格に向けて、徹底的に学んでいきましょう!
武田塾参考書ルートの構成
武田塾の参考書ルートにはいくつか段階があります。
基礎徹底レベル
中学レベルから始める人向けです。
英語が苦手な人や伸び悩んでいる人は、ここから学び直して実力をつけましょう。
日大レベル
大学受験の基礎を学ぶフェーズです。
MARCHレベル または 地方国公立レベル
私立と国公立で分岐し、一部内容が違います。
早慶レベル または 旧帝レベル
最終的には、大学受験最難関の英語対策をしていきます。
基礎徹底レベル
⑴『中学版システム英単語』
まずは中学単語を復習していきましょう。
⑵『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』
中学校3年間の英語はかなりボリュームがあります。
それを一冊に凝縮したのが『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』です。
この参考書をやれば、中学3年間の勉強が一冊で終わります。
約2週間で学び終える設計になっているので、しっかりと学びましょう。
⑶『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』
ここから高校の内容に突入します。
高校1年生で習う英文法を授業形式で理解できる講義系参考書です。
武田塾太鼓判の超絶わかりやすい参考書なので、高校英文法が苦手な人はぜひ使ってみてください!
✅もっと詳しく知りたい方はこちらもCheck!!
⑷『高校基礎 英文法パターンドリル』『高校英文読解をひとつひとつわかりやすく。』
勉強が得意な人は『大岩』から直接『英文法ポラリス1』に接続できます。
勉強が苦手な人は『パターンドリル』と『英文読解をひとつひとつ』を使って、実力を養いましょう。
二冊ともドリル形式の参考書なので、どんどん解いて身につけてください。
『パターンドリル』は実際に英文を組み立てていく内容になっています。
英文を作っていくなかで各文法のテーマが理解できる仕組みです。
『英文読解をひとつひとつ』は訳す問題が中心で、各テーマをどう訳したらいいか、どう構文を取ればいいか、という説明が左側に載っているので、それを読んで、右側の訳にチャレンジしましょう。
英語から日本語に訳すことに慣れてもらう参考書になっています。
どちらも3週間~1ヶ月くらいあれば十分終わる量になっているので、この2冊を通じて英文法の理解を深めて、初級レベルの長文は攻略できるように頑張っていきましょう!
⑸『システム英単語Basic』『英熟語ターゲット1000』『こわくない英語 出題パターン別長文問題集』『英語長文レベル別問題集3 標準編』
これらの参考書は日大レベル未満の大学を受ける人向けです。
大東亜帝国や地方の私立大学を受験する場合に使ってください。
日大レベル
英語の入試で一番出題される問題はなんでしょうか?
……そう! 長文です。
共通テストも大半が長文で、私大・国公立の入試も大半が長文ですね。
つまり、今の大学受験は長文を読めるようになれば基本的には合格できる、という仕組みになっています。
ということは、皆さんがやるべきは長文の対策です。
……といって、いきなり長文を解いてみて、すんなり解けて成績が上がれば苦労しません。
どうしたら長文が読めるようになるのか、ということを逆算して、長文を分解して考えていきます。
長文を分解すると、一文の集合体であることがわかります。
つまり、一文を読めるようになればいいのです。
一文を読めるようになるためには?
文法を理解する必要があります。
更に噛み砕くと、単語や熟語を理解しなくてはなりません。
このように、武田塾は基礎から固めていくという基本方針があります。
英単語から学習を始めて、次に熟語、そして英文法を勉強します。
この3つを固めることができたら、一文を読むための英文解釈に入ります。
英文解釈ができて、一文をしっかりと読めるようになったら、長文にチャレンジする、というのが武田塾の勉強法です。
当たり前のことだと思うかもしれませんが、学校や予備校は違いますよね。
文法の授業と長文の授業が同時に進行したり、単語も毎週の小テストで少しずつ進んでいったり……。
単語や文法、長文を同時進行させるのは、武田塾としては効率が悪いと考えています。
基礎から順番に固めることで、最終的に長文読解ができるようになる、武田塾の勉強法をぜひお試しください。
⑴『システム英単語』または『英単語ターゲット1900』または『必携英単語LEAP』
この3冊の特徴は、頻出度順になっていることです。
特に『シス単』と『ターゲット』は大学入試を分析し、出題傾向が高い単語をまとめてあるので使いやすいです。
『シス単』は1~1200、『ターゲット』は1~800、『LEAP』は1~1400を優先的に学習して、基礎固めを行ってください。
単語は、武田塾の勉強法の場合、1日100個ペースで覚えていきます。
✅詳しいやり方はこちらをCheck!!
このあたりの単語が固まってきたら、熟語の勉強をスタートしてOKです。
⑵『速読英熟語』または『英熟語ターゲット1000』
これらを使って熟語を覚えていきましょう。
『速熟』は文章が載っていて、文章内で熟語を覚えようというコンセプトになっています。
初学時は文章をスルーしても大丈夫です!
まずは熟語を覚えることを優先してください。
⑶『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』
単語と同時に進めてください。
前述したように、本当は『パターンドリル』や『英文読解をひとつひとつ』などのドリル形式の参考書で身につけることが望ましいですが、
「完璧だからいらないよ!」
という人は、次項の『英文法ポラリス1』に入ってOKです。
⑷『関正生の英文法ポラリス1』
4択の文法問題集です。
375問掲載されているので、どんどん解いていきましょう。
4択の問題集であるがゆえに、使い方を間違えてしまう受験生も少なくないです。
例えば、不定詞の問題を解いていて
「大体”to”が入っている選択肢が正解でしょ?」
と決めつけて解く……。
テーマごとに問題が分かれているため、このようにして解けてしまう側面がありますが、要注意です!
武田塾が求めている英文法のクオリティは理由付きで解き方を説明できて正解です。
たまたま、なんとなく、答えを覚えてしまった、テーマを利用した推測などはNGです。
全ての問題を理由付きで説明できるまで学びましょう。
そうすると、模試等で文法の問題が出てきても、理由付きで正解できるようになります。
この基準をしっかりと守って勉強してほしいと思います。
高1・2生で時間がある人は、追加の問題集として、ルート外ではありますが
『関正生の英文法ファイナル演習ポラリス1』
通称『黒ポラリス』をやりましょう。
問題のテーマは隠されていて、ランダムに出題されます。
文法のアウトプットとして活用してください。
⑸『英文法・語法 Vintage』
長文を読み始めるくらいのタイミングで『Vintage』を始めてください。
どういうことかというと、日東駒専などの問題でも『英文法ポラリス1』だと少し足りない部分があるからです。
『英文法ポラリス1』に載っていない文法であったり、『英文法ポラリス1』に載っているけれど習得が甘く日東駒専の問題ではアウトプットしきれなかった事項など……。
将来的にMARCHや早慶、国公立を目指す場合『英文法ポラリス1』だと文法の知識としては不足しています。
特に暗記事項が不足しています。
『Rules1』のタイミングで『Vintage』をやることで、不足していた文法知識を効率よく補うことができます。
集中して長文に取り組みたいという人は『Rules2』のタイミングで始めてもOKです。
いずれにしても日大レベルが終わるくらいまでの間に『Vintage』を1周はやっておきたいです。
『Vintage』でやるべきは文法・語法の範囲です。
他の範囲はやらなくても大丈夫です。
『Vintage』は暗記がすごく大事な参考書です。
右側の解説に覚えるべき表現がまとまっているので、ルーズリーフなどに自分でまとめたりして、都度必ず覚える習慣をつけてください。
『Vintage』があれば、どこの大学でも困ることはなくなります。
⑹『動画でわかる英文法[読解入門編]』
英文法が十分に身についたら、次は英文解釈に入ります。
英文解釈とは何なのか?
『動画でわかる英文法』の目次を見てみましょう。
全て「~を見抜く」と書かれていますよね。
英文解釈とは、長文の形で出てきた時に、一文一文それぞれの役割を見抜いていく作業です。
皆さんは”that”を見抜けますか?
長文を読んでいると”that”がたくさん登場します。
”that”にはいろいろな役割があるわけです。
名詞節をつくる”that”
例)I think that~
関係代名詞の”that”
例)This is the book that I bought yesterday.
他にも、指示語、強調構文、形式主語、so that構文、接続詞……など、たくさんあります。
解釈が得意な人は、長文を読みながらこれらを見抜いて
「この一文は××だから○○な訳になる!」
というように考えながら読んでいます。
しかし、英語が苦手な人は、読み飛ばしてしまいがちです。
「役割はわからないけど、一旦スルーして読んでみよう……」
というふうに読んでいると、いつまで経っても正確な訳になりません。
これを解決してくれるのが『動画でわかる英文法』です。
各テーマごとに動画形式で学べます。
長文を読む前の事前練習と思って、トレーニングしてください。
例文を訳すのはもちろんのこと、SVOCを振って、正確に解釈することを目標に取り組んでほしいと思います。
「Lesson」で一文ごとの見抜き方を学んで、「Exercise」でアウトプットして、実際に一文ごとの考え方をマスターすることがこの参考書の目的になります。
⑺『入門英文問題精講』
「『動画でわかる英文法』で役割をマスターしたぞ!」
と思ってチャレンジするのがこちらの『入門英文問題精講』。
いきなり長文に入ると、難易度に委縮してしまう可能性があるので、この参考書で慣らしていきましょう。
全部で72題、3~5行ほどの中文が掲載されています。
全てを完璧に訳せるまで勉強しましょう。
これを事前にやっておくと、長文に入った時スムーズに丁寧に読む癖が身について、とっても良いです。
解説はQ&A方式で、疑問を解消してくれます。
アンサー部分をしっかりと自分の言葉で説明できるように、復習を行なってください。
単語リストも載っているため、純粋に解釈の勉強ができます。
知らない単語があったら、最初はカンニングしても大丈夫です。
単語をチラッと見て、構文通りの正しい訳を72題ちゃんと取り組むことで、長文に挑む前の事前練習ができます。
ここで解釈をばっちりマスターしましょう!
⑻『関正生のThe Rules 英語長文問題集1』『関正生のThe Rules 英語長文問題集2』『関正生の英語長文ポラリス1』
ここからはいよいよ長文です!
徐々に難易度が上がっていくイメージです。
『Rules1』よりも『Rules2』のほうが難しく、『Rules2』よりも『長文ポラリス1』のほうが実践的な内容になっています。
長文の参考書も色々ありますが、やはり『Rules』シリーズや『ポラリス』シリーズはとても良書です。
解説が充実していて、長文にゼロから入っても、着実にレベルアップできる構成になっています。
全てにSVOC構文が振られて訳されているほか、設問ごとの解き方や長文のポイントも解説されていて、音声もついています。
疑問点がなくなる長文問題集です。
注意点として、ここからは勉強の仕方を変えてください!
単語・熟語・英文法・英文解釈は、ひたすら覚えたり、何回も解いて自分のものにしたり、インプット中心の勉強でした。
『Rules』は、ここまでの勉強が完璧であればつまずくことはありません。
単語を覚えて、熟語も覚えて、文法も理解して、解釈で一文ごとに訳すトレーニングを何度も行なったわけです。
つまり、長文でつまずく理由がないのです。
しかし、実際にはそこまで完璧ではありません。
所々で読めない単語や訳せない文章が出てきます。
そのとき、振り返る力が一番重要になります。
英語長文に入った時、一番大事な力は振り返り力です。
長文の勉強をした時は、必ず自分にマズいところがないかを振り返る癖をつけてください。
武田塾の長文勉強法を紹介します。
① | 長文を読む |
② | 問題を解く |
③ | 答え合わせをする |
④ | 長文をコピーして全文にSVOCを振る |
英語が苦手な人は、さらに全訳を書き出してみましょう。
コピーしてSVOCを振るのは全受験生にやってほしいやり方です。
頭の中で最低限訳していってください。
わからない単語が出てきたら、単語リストを作ってください。
SVOCが振れなかった文や解釈が間違っている文があったら、赤のアンダーラインを引いてください。
わからない単語やわからない文章を潰していくことが大事です。
不明点を潰して、完全にマスターしましょう。
もしかしたら、わからない単語リストの中に『シス単』で覚えたはずの単語が入っているかもしれません。
『Rules』で訳せず、SVOCが振れなかった文が『動画でわかる英文法』や『入門英文問題精講』に載っているテーマの可能性があります。
前の参考書に戻るサインが長文で出てきます!
「前の参考書に戻って復習しないとマズい……」
と思ったら、長文を一旦ストップして、自分が弱い範囲を必ず復習してください!
長文に挑むための基礎力を身につけていないと、長文は読めるようになりません。
徹底して復習を行いましょう。
独学で伸び悩む人は、復習がしっかりとできていない場合が多いです。
裏を返すと、復習がしっかりできれば、これまでの参考書学習の蓄積で、スムーズにレベルアップできると思います。
もう1つ、大事なことがあります。
音読です。
『Rules』や『ポラリス』には音声が付いています。
ダウンロードして、何回も読みまくってください。
最低1日10回は音読してください!
音読は速読力とリスニング力の向上に繋がります。
英語は左から右に読んでいきますが、音読だと当たり前に左から右に読んでいって、同時に脳内で訳しながら、内容を理解しないといけません。
音読は返り読みができません。
左から右に読む習慣がついて、速読力の向上に寄与します。
音声を聴きながら何度も音読を繰り返すことで、速読力とリスニング力を高めましょう。
段階突破テスト
以上が日大レベルの参考書です。
ここで、武田塾のシステムでは、段階突破テストというものを実施します。
日東駒専の入試レベルの問題を集めて、解いてもらいます。
7割2回または8割1回の得点を合格基準として、合格できたら先に進みます。
不合格の場合は、復習します。
ここまで来たら、日東駒専や共通テストレベルの文章であれば、ゆっくりなら読める力がついているはずです。
これはすごいことです。
日大レベルは基礎を固めているため、軽く見てしまいがちですが……。
実は、英語の土台を作る日大レベルが一番大変です。
この先、MARCHや早慶、国公立など、難しい内容に進んでいきますが、日大レベルに比べたら、まだ易しいかもしれません。
ここまで、単語や熟語、文法に解釈を乗り越えて、日大レベルまで終わったら、英語の峠はかなり越えています。
ここからは模試等でも点数が取れるように、自分の成長が実感しやすいフェーズに入っていくので、ここまでなんとか峠を越えて、英語の勉強を楽しく進めてください!
MARCH・地方国公立レベル
一部内容が違いますが、共通する部分も多いので、まとめて紹介していきます。
これまでの単語帳(『シス単』『ターゲット』)、熟語帳(『速熟』)、文法の参考書(『Vintage』)は継続的に使ってください。
『シス単』であれば1700まで、『ターゲット』であれば1500までがMARCH・地方国公立に必要な単語になってくるので、そこまでは日大レベルの間に習得して、MARCH・地方国公立レベルに入るとスムーズです。
MARCHと地方国公立の違いは記述の有無です。
MARCHは速読力を鍛える必要があるので、『速読トレーニング』が入っています。
⑴『関正生の英文解釈ポラリス1』(共通)
解釈のレベルを基礎からMARCHに引き上げてくれる参考書です。
解釈の参考書のなかで、かなりわかりやすい解説がなされています。
ビジュアルで複雑な構文も解説してくれる参考書なので、視覚的にもわかりやすいです。
他にも、直訳と意訳が載っていたり、難しい英文になった時の頭の動かし方を学ぶことができます。
日大レベルで行なった『動画でわかる英文法』よりも、1~2ランク上の解釈法を教えてくれる参考書です。
⑵『関正生のThe Rules 英語長文問題集3』『関正生の英語長文ポラリス2』(共通)
日大レベルで行なった参考書の高難易度版です。
こちらも長文をコピーしてSVOCを振って、丁寧に取り組んでもらえればと思います。
⑶『英語長文プラス 速読トレーニング問題集』(MARCHレベル)
MARCH以上の私大は、長文の文字量がかなり多くなります。
これまではSVOCを振ろう、全文訳してみよう、という話をしましたが、ここからは少し変わります。
ある程度強弱をつけて、速く読むところは速く流して読んで、筆者の言いたい大事な部分はしっかり丁寧に読むなど、臨機応変に読めるようにしていきましょう。
MARCHレベルからはテクニカルな読解力が求められます。
『Rules3』をSVOCを振ってしっかり精読して読み解くのは、ある意味力技です。
力技でここまで来て、MARCHの過去問に挑むと、
「こんなに量が多いの……?」
というふうに、時間が足りなくてやられてしまいます。
やられる前に『速読トレーニング』をやってほしいです。
22個の速読ルールを学び、長文読解時に活用できるようにしましょう。
予備校で習うような内容を参考書に集約したのがこの『速読トレーニング』です。
『Rules3』や『英語長文ポラリス2』等のMARCHレベルの長文を力技で読めるようになってきたら、次は躱す技を覚えるようなイメージで『速読トレーニング』を使ってください。
同時にMARCHの過去問を並行してやってもらうと、時間内に読み終えられて、正確に読める力もついて、単語も熟語も大丈夫、という形で合格点が取れる設計になっています。
ここまでがMARCHレベルです。
これらをしっかりと仕上げることができれば、日本の大半の大学に対応できる力が身につきます!
偏差値40台でも模試E判定でも関係なく、これまでの参考書をやってくれたら、MARCHには受かります!
⑷『国公立標準問題集 CanPass 英語』『英語長文プラス 記述式トレーニング問題集』(地方国公立レベル)
地方国公立レベルは『英文解釈ポラリス1』『Rules3』『英語長文ポラリス2』をやって、記述の対策に入ります。
『CanPass』と『記述式トレーニング』で対策していきましょう。
2冊とも、採点基準が詳しい参考書として採用しています。
問題のレベルは地方国公立レベルで、『記述式トレーニング』の後半には少し難しい問題も掲載されています。
記述式の問題を完璧になるまで解いて、実際の採点基準を押さえた解答を身につけましょう。
早慶レベル
これまで紹介してきた参考書を全部やると、量的にかなりの時間がかかります。
1年では間に合わない設計になるので、何冊か優先順位の低い参考書は省いてもいいようにしています。
日大レベルの『入門英文問題精講』と『英語長文ポラリス1』はやらなくてOKです。
2冊ほど省くことで1年で間に合う設計になるので、実力があって時間的にどうしても間に合わせたい場合はカットしていい形にしています。
⑴『速読英単語 上級編』または『出る順で最短合格!英検準1級単熟語EX』または『大学入試英単語 SPARTA3』
『シス単』と『ターゲット』だけで早慶に受かる人もいます。
いますが、基本的には2冊目の単語帳を早慶の受験生はやっています。
単語量で負けたくないのであれば、この3冊のうちどれかはやってください。
単語量は『EX』>『速単上級編』>『SPARTA3』です。
残り時間に応じて覚えられる単語数が変わってくると思います。
「時間がなくてギリギリだけどあと1冊はやりたい……!」
という人には『SPARTA3』がオススメです。
「まだ夏前なので時間が十分にある!」
という人は『EX』がベストだと思います。
『速単上級編』は中くらいの単語量ですが、推測法が載っています。
『速単上級編』で難単語を覚えると同時に、推測法を身につけて一石二鳥です。
⑵『関正生の英文解釈ポラリス2』
『英文解釈ポラリス1』から接続してやってもらえればと思います。
英文解釈の早慶以上の難しい文章を扱った参考書は色々あります。
例えば『ポレポレ英文読解プロセス50』『英文読解の透視図』『ビジュアル英文解釈 PARTⅡ』など。
しかし、どれも古くなってきており、最新の文章に対応しきれない場合があります。
今の時代は『英文解釈ポラリス2』!
ということで今回よりルート入りです。
難題をわかりやすくまとめていて、難しい英文に挑むには最適な参考書です。
参考書の好みもあると思うので
「どうしてもポレポレがいいんだ!」
という人は『ポレポレ』を使ってもらっても遜色ありません。
迷ったら『英文解釈ポラリス2』をやるのが無難です。
⑶『関正生のThe Rules 英語長文問題集4』『関正生の英語長文ポラリス3』
こちらで難易度の高い長文を扱います。
⑷『世界一わかりやすい 早稲田の英語 合格講座』『世界一わかりやすい 慶應の英語 合格講座』
早稲田・慶應のそれぞれの学部ごとに、要注意の大問と設問の詳細がまとめられています。
予備校の直前講習で扱うような大問の攻略法が学べます。
実戦的なアプローチの方法が記載されており、早慶受験生は必須の参考書です。
早慶は、英語力を高水準に持っていくことも必要ですが、それぞれの大学と学部に合わせた対策が不可欠です。
これによって、最後の合否に繋がっていくので、解き方まで意識を向けて、対策を進めてほしいです。
同時に過去問演習もスタートして、しっかりと解いていくと、十分に合格を狙える力がついていきます!
武田塾の想い
以上が早慶ルートになります。
1年ほど本気で基礎からしっかりとこのルートを順番にやってもらえたら、どんな状況からでも合格する力をつけられます!
皆さんの人生を変える参考書ルートです。
武田塾を信じてくれるなら、あなたも早慶に合格できます!
もちろん、道のりはしんどいですし、並大抵の努力ではありません。
この1年は色々な誘惑や遊びを我慢して、武田塾を信じてくれるならば、この参考書ルートをしっかりやり遂げてくれるならば……
早慶に行けます!!
1年かける価値があります!
武田塾は全国に400校舎・10,000人以上の生徒がいます。
これらの参考書ルートを全部やって、成績を伸ばして、早慶に受かっている人がたくさんいます!!
信じる価値のある参考書ルートです!
早慶の近年の問題を見ていても、このルートでやっていけば、間違いなく本番でしっかりと点数が取れる内容になっています。
あとは、やり遂げられるか、高水準で仕上げられるかどうかです!
そこに全てがかかっているので、しっかりとやり切りましょう!
旧帝レベル
旧帝レベルは今年から新しくできたレベルです。
ここまでのレベルになると、正直大学ごとにかなり違います。
難しい和訳が出る大学や、英作文が難しい大学、リスニングが出題される大学など、様々です。
そのため、大学ごとに対策を分けることにしました。
この記事では、東大ルートと京大ルートについて解説していきます。
それ以外の旧帝レベル参考書ルートは、武田塾での無料受験相談にてお渡しいたします!
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東大ルート
⑴『厳選30題で学ぶ!英文要旨要約トレーニング』
大問1Aの要約対策にこちら。
大問1Bの文挿入・段落整序問題は過去問でやるしかないと思うので、過去問演習を重ねていきましょう。
⑵『英作文ハイパートレーニング 和文英訳編』『英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』『最難関への英作文 ハイパートレーニング』
大問2の英作文にはこれらを使って対策してください。
東大は
・抽象度の高い和文を訳す和文英訳問題
・色々なテーマが出題される自由英作文
この2パターンが出題されます。
そのため、和文英訳・自由英作文両方の対策が必須です。
東大志望者は『最難関大への英作文』でイラスト問題などを中心に対策しましょう。
⑶『新キムタツの東大英語リスニング Basic』『鉄緑会 東大英語リスニング』
大問3がリスニングになります。
大体東大の英語の試験は120分あり、開始45分くらいからリスニングが始まります。
リスニング30点分がかなり合否を分けます。
東大の合格者で英語の点数を取っている人はこのリスニングで点数を稼いでいるので、しっかりと対策しましょう。
ここまで共通テストレベルのリスニングはできている前提で、上記2冊の参考書に取り組んでほしいと思います。
『Basic』は実際の東大の問題より易しめに構成されています。
解いた後にスクリプトを確認して音読しましょう。
読めなかった部分を音声を聴きながら潰していきます。
『鉄緑会』は実際の東大の問題と近い構成になっています。
試験本番を意識したトレーニングを行なっていきましょう。
問題を解く際に、選択肢の先読みをすることで本番を意識したトレーニングに繋がります。
大問4と大問5の対策
大問4Aは文法問題で、大体の東大受験生がここをスルーしがちです。
なかなか対策が難しいので、武田塾としても対策はしなくていいと考えています。
大問4Bは和訳問題です。
『英文解釈ポラリス2』など難しめの和訳の参考書をやっていきましょう。
その後は『東大の英語25ヵ年』で過去問中心に訳す練習をしてください。
大問5は長文です。
小説で場面転換がわからなかったり、比喩に下線が引いてあったり、かなり内容が複雑です。
『Rules4』『英語長文ポラリス3』などの難しめの長文に取り組みましょう。
その後、大問5に特化して『東大の英語25ヵ年』を解いてください。
東大は大問ごとに出題形式が大きく異なるため、幅広く対策を行い、大問ごとの攻略が必須です。
対策が間に合わない場合は、優先的に取る大問を決めてください。
オススメの対策順は以下の通りです。
① | 大問3リスニング |
② | 大問2英作文 |
③ | 大問1A要約 |
④ | 大問4B和訳 |
リスニングと英作文は特に得点源なので優先的に対策しましょう。
要約と和訳も得点源となりやすいので、この順番で対策を進めてください。
京大ルート
京大は大問が全部で4つあります。
大問1 | 長文読解・英文和訳 |
大問2 | 長文読解・英文和訳 |
大問3 | 表現・和文英訳 |
大問4 | 自由英作文・条件英作文 |
大問3、大問4共に英作文になります。
大問3は和文英訳です。
大問4は2023年の過去問だと、会話の一部が空欄になっており、記載されている必要語数に合わせて埋めていく自由英作文の形式になっています。
⑴『ポレポレ英文読解プロセス50』
京大はとにかく訳しまくる形式です。
英文解釈力をつけることが大事なので『ポレポレ』で学習していきましょう。
『英文解釈ポラリス2』でもいいのですが、抽象度の高い問題が多いため、どちらかと言うと京大には『ポレポレ』のほうが合っています。
『ポレポレ』で京大レベルの問題を学び、過去問でアウトプットして実力をつけましょう。
演習としては、大阪大学の大問1も似たような形式になっているので、京大が難しすぎる場合は大阪大学の大問1を解いてもらえたらと思います。
⑵『速読英単語 上級編』または『出る順で最短合格!英検準1級単熟語EX』または『大学入試英単語 SPARTA3』
単語力も大事なので、難単語帳をやるのがオススメです。
⑶『英作文ハイパートレーニング 和文英訳編』『最難関への英作文 ハイパートレーニング』
大問3の英作文に関しては『ハイトレ和文英訳編』と『最難関大への英作文』の和文英訳の範囲が必須です。
英作文の難易度は東大と比べてかなり難しいです。
抽象度の高い日本語を、知識を駆使して英文に書き換える力を養いましょう。
時間に余裕がある人は『竹岡広信の英作文が面白いほど書ける本』でもいいですが、英作文が苦手な状態からスタートという人が多いと思うので、『英作文ハイパートレーニング』シリーズで統一しています。
大問4の対策
大問3の対策ができた人は、大問4の会話を埋める特殊形式を対策していきます。
似たような形式が『関正生の英作文ポラリス2 自由英作文編』に入っていたりするので、部分的に対策していきましょう。
基本的には過去問を中心に対策してもらえたらと思います。
その他の旧帝レベル参考書ルートはお近くの武田塾にて!
以上が旧帝レベルの東大ルートおよび京大ルートです。
旧帝レベルはこのようにして、
・大阪大学
・北海道大学
・東京工業大学
・一橋大学
・名古屋大学
・九州大学
・東北大学
それぞれの大学に合わせて大問ごとに、参考書ルートを設定しています。
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2024年武田塾参考書ルート英語編まとめ
以上が、2024年英語参考書ルートでした!
この記事を読んで
「自分はこういう勉強をしないといけないのか!」
ということが、見えたと思います。
それを信じて、勉強を続けてください!
学校の勉強や、オリジナル勉強法で参考書学習をするのは、正直なところかなり難しいと思います。
武田塾は研究に研究を重ねて、参考書ルートを考案し、受験生の皆さんが効率的に勉強できる仕組みを作りました。
ぜひ、この参考書ルートを信じて、やってもらえると嬉しいです!!
勉強法での悩みがある、どのレベルから始めたらいいのかわからない、ペースはどうすべきなのか……悩んだときには、武田塾がいます!
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長い記事をお読みいただきありがとうございました🙇
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