こんにちは、武田塾 長岡校です。
今回のテーマは「高1・2生向け 進研模試の結果からわかるタイプ別高3の未来」です。
武田塾の講師は数えきれないくらいの生徒たちの進研模試の結果を見てきました。
その経験を活かして、みなさんが受けた進研模試の結果からタイプ別に分類し、
高3になったときに直面するであろう壁を予想します！
⇩こちらの動画もCHECK⇩
まずは、進研模試の偏差値別で大まかに３つのタイプに分類していきます。
①国語弱い型：英７０ 国４５ 数６０
②自信があって焦らない型：英６５ 国６５ 数６５
③好きな事で生きていく型：英６２ 国６３ 社or理８０
この３タイプの未来を予想していきます。
自分に近いタイプに当てはまった人は、
このブログで読んだことを今後の勉強に活かしてみて下さいね！
①国語弱い型
科目別偏差値
英語：７０
国語：４５
数学：６０
このような国語が足を引っ張っているタイプの人は一定数います。
このタイプの人は、高３になったときに伸び悩んできそう...。
一見、英語の偏差値が７０と聞くと結構いいのでは...？
と思ってしまいがちですよね。
しかし、高１・２の模試は
ある程度の単語が分かれば内容が分かるレベルの長文ですが、
高３になってくると模試の長文がだんだん複雑になってきます。
テーマも難しくなるので、それに伴って
日本語訳の文章も難しくなります。
なので、純粋に今の英語力をキープしたとしても
国語が苦手ゆえに、後半伸び悩んでしまう可能性があるのです。
英単語や英文法が単純に分からない場合は、
参考書を読んだりすれば解決が出来ますが、
最終的に文章を読み解く能力がなければ
難関と言われる大学受験の時にかなり不利になります。
単語や文法をたくさん勉強して、
理論上は読むことができる文章であっても、なぜか読めない…
という壁がおそらく３年生になった時に来るかもしれません。
その正体が実は国語力であったりするのです。
このような場合はできるだけ早めに読解力をつける勉強を始めていきましょう。
👉勉強して欲しいPOINT
✅現代文の読む力・内容を理解する力
おすすめの参考書は…
『中学基礎がため100％できた！中３国語』
『田村のやさしく語る現代文』
②自信があって焦らない型
科目別偏差値
英語：６５
国語：６５
数学：６５
このようなタイプの人と面談を行うと、
『まだ本気を出さなくて大丈夫...』
『現状できているから焦っていない』
というような考えの人が多い傾向にあります。
しかし、
進研模試の偏差値が６５の人が順当にこのままのレベルで行くと、
関関同立かMARCHのレベルになるかと予想され、
旧帝大を目指すのであれば厳しくなります。
というのも、
旧帝レベルに行ける人たちの偏差値は高２の時期で大体７５程。
このように難関大学を目指していきたいとなると、
偏差値６５で満足していてはダメで、
むしろ、焦らないといけないレベルなのです。
まんべんなく偏差値がある人は
科目ごとに伸ばして欲しい部分があるわけではなく、
モチベーションに対して訴えかけたほうが良いタイプ。
この先にモチベーションが高く、追い上げてくるライバルたちの加速度に対して
そのままだと、いずれは抜かれていってしまうのが予想できますよね。
このようなタイプの人が今後伸ばしていくためには
基礎を固めていくことが大事です。
例えば、英語の偏差値が６５の人で多いのが、
単語もまだ曖昧ながら、高校受験の時のセンスで長文の内容を
『何となくこんな意味かな…』と予想しながら乗り切っているパターン。
また、数学の場合は、偏差値６５の人は
まだまだ取れていない大問が２～３個は存在します。
偏差値７５になると８割くらいが解けているという状態になります。
そう考えると全体的にまだまだ基礎ができておらず、
フィーリングで解いているといった状況。
そこをしっかり自信を持って解答できるように改善していきましょう。
👉勉強して欲しいPOINT
✅基礎を徹底的に固めて偏差値７５を目指す！
③好きなことで生きていく型
科目別偏差値
英語：６２
国語：６３
社会or理科：８０
ちょうど、高２の１１月の模試から社会・理科が模試に加わるようになりました。
それらの科目でMARCHなどの大学でA判定の偏差値が取れる場合があります。
しかし、それで満足をしている人は要注意。
今の時点では範囲が限られての出題になっているので
今後はどのようになるのかは分かりません。
また、このようなタイプの人は
やるべきことよりもやりたいことを優先してしまう傾向にあります。
なので、本来は数学や英語をやらなければならないのに、
自分の好きな社会や理科を優先してしまっています。
やるべきことを後回しにしてしまう性格を考慮すると
高３になってからは伸び悩んでしまうのではないでしょうか…。
理科や社会が好きな人はたくさんいますよね…。
もちろん好きな勉強を頑張ることはとてもいいことです。
しかし、受験の戦略として正しいかと言われたらそうではありません。。。
この偏差値をみると、英語と数学がまだまだです。
英語と数学の基礎を固めるのには実は時間がかかってしまうため、
今の時期から最優先で勉強しなければなりません。
このタイプは科目自体が好きになってしまえば勉強が苦にならないので、
率先してまずは英語と数学をやる習慣をつけていきましょう。
👉勉強して欲しいPOINT
✅優先度の高い英語と数学の勉強を好きになる
その他
最後はその他のタイプの人。
科目別偏差値
英語：５５
国語：４５
数学：５０
このような偏差値の人は
まだ勉強ができておらず、これから！というひと。
このタイプの人はやることはとってもシンプルです。
✅とにかく英単語を覚える
✅英文法の基礎を固める
✅その他の科目もまずは土台を固めていこう！
まとめ
✅国語力は早めに身につけよう
✅偏差値が高くても慢心しないようにしよう
✅英語と数学を優先的に勉強しよう
高１・２の人はまだ時間は残されています。
今うちに頑張れば伸びしろは無限にあります。
これを機に自分の戦略を見直してみて下さい(^^)/✨
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