勉強の出来る子ほどノートの字が汚い？　～まとめノート～

こんにちは、武田塾長岡校です。今回のテーマは「ノート」です。

ノートの使い方

勉強をする時、ノートを使うことがありますよね。

この時、後で勉強をする時の[まとめノート]として、何色ものカラフルなペンで綺麗に書いたり、レイアウトを考えてお洒落なシールや付箋などを利用し、まるで一つの作品を仕上げるかのようにノートを作ることに多くのエネルギーを注いでいませんか。

ノートの役目は授業の内容を記録する為で、他人に見せる為に書いているのではなく、一つの作品を作っている訳ではありません。

要は後から見て、自分さえわかれば良いのです。

ノートを綺麗に書く余裕があったら、その労力を講師の話に集中した方が良いし、一つでも多くの問題を解いた方が良い訳です。どんなに完成度の高いノートでも、その道のプロ達が何年もかけて作りあげた教科書や参考書には敵うはずなく、最初からこの教科書や参考書を使って、足りない部分は後で自分で書きこめば良いのです。

ただ、決してノートの字が綺麗なことが悪い、字が汚いことが良いと言っている訳ではありません。勉強の中身を良く理解していて、字も綺麗な生徒①が一番の理想です。

しかし、優秀な生徒とは殴り書きのようなノートでも、自分の中ではしっかりと知の整理が出来ている子の方が①より断然多いとのことです。

つまり、自身さえ解読可能であればそれで良しと考えて、ノートを使う子の方が勉強の出来る傾向があるということです。