こんにちは!武田塾 長岡校です。
今回のテーマは「受験勉強の仕切り直しについて」です。
受験生が特にこの時期から1年間通してよく言いたくなる言葉が「仕切り直し」です。
仕切り直してしまう人の場合、例えば定期テストに向けた勉強で、序盤は早めに仕上がっても後半に進むにつれて完成度が落ちてきてしまったときに、最初に戻るを繰り返し、最初のほうの完成度だけ高くなってしまうことがよくあるのではないでしょうか。
これはできないことに対する耐性がないからだと思います。
「トータル的にうまくいけるなら走りきれる人」と「1回でも間違えたらすぐにイチからやり直す人」で仕切り直し意識の差が出ます。
後者は妥協ができない人です。
完璧主義には良い面と悪い面がありますが、完璧主義になり過ぎた結果なにも終わらないケースがあるので注意が必要です。
例えば1周目は6割→2周目に8割→3周目で10割に持っていくのが完璧主義になり過ぎないやり方です。
完璧主義の人は最初から10割にしたいため、9割だと最初に戻ってやり直したくなってしまいます。
0から10にするのと8取っている人が10にするのとでは負担がまったく違います。
仕切り直しループの人は走りきる癖がついていません。
過程を完璧にすることにこだわらないことを意識してやってみてください。
1周目を終わらせて、やる量を減らしてから2~3周目をやって、最終的に完璧にしていきましょう。
1周で完璧に仕上げようとしているのがよくありません。
リセットしたくなるかもしれませんが、リセットせずに一旦走りきれば知識が増えます。
勉強以外でも最初から完璧を求めるより、ある程度の完成度でいいから1周走りきってしまうほうがいいです。
1問解けなくてどうしても納得できなくても、イチからやり直さずにその間違えた問題だけやれば大丈夫です。
やり直しをしたくなる人は、解ける問題も解き直してしまっていることがありますが、受験勉強には締め切りがあるので、やり直しばかりしているといつまでも受験勉強が終わりません。
仕切り直しをしたがる人は解けない問題から逃げているだけになりがちです。
重要なのは『トータルの成績をどうやって上げるか』です。
まとめ
★仕切り直しよりまずは1周走りきることを意識!
★テンポを重視して勉強法を変えるだけで成績アップ!
★途中ではなくトータルで完璧になるようにしよう!!