こんにちは!武田塾 長岡校です。
今回のテーマは「【現代文】要約力のトレーニング方法とおすすめ参考書」です。
要約は入試問題で出るとしたら記述くらいですので、要約が出ない大学が大半を占めます。
ですが要約ができると現代文の点数が上がるので勉強したほうがいいです。
というのもみなさん本当は言うほど読めていません!
内容を押さえて大事なことをまとめる力がない状態だと、ただ眺めているだけになってしまいます。
読んでるつもりで実はわかっていない状態です。
要約ができない人のパターン
・大事なところを取捨選択ができなくて大事じゃない部分が出てしまう
・同じことを繰り返して2回書いてしまう
・大事なところが抜けてしまう
要約は文章の大事なところをまとめるだけですので、みなさんできると思いがちですが、実際やってもらうと意外とできません。
伝えたいことに対して必要な情報が書ききれていなかったり、余計な情報が多すぎて言いたいことがズレたりということは結構よくあります。
相手に伝えたいことだけを伝えるのは実はとても難易度が高いことです。
なにを読み取りどんな情報収集ができるのか練習をしないとズレが出る可能性があります。
要約という作業を通して要約が出ない大学でもそれが力になって点数に繋がります。
要約ができるということは『文章をちゃんと読める』『読まなきゃいけないことをピックアップできる』ということなので質問に答える力も上がります。
質問に答えるプロセス
・設問を読んでなにに答えればいいか
・そのためにはどんな情報を集めればいいか
共通テストの問題を解くときにどこを読んでいいかわからず全文読む人と当たりをつけて読む人では当然 速さが違います。
特に今年の共通テストで大きな差がついたポイントは、本文を読み解答に繋げるスピードだったと思います。
入試時間に間に合いきるかが勝負の分かれ目です。
要約を学習できる参考書
『現代文読解力の開発講座』
やや難しめの参考書です。
大体みなさん1回目は書けません。
武田塾ではMARCHレベルの位置づけです。
『現代文キーワード読解』
現代文が苦手な人向けの参考書です。
要約を学ぶなら1番おすすめ!
文章の下に短くまとめられた要約・要旨が書かれています。
この参考書を使って文章を要約するトレーニングを毎日1日1文でも続けていけば、今まで文章のポイントがわからなかった人でも文章のポイントがわかるようになります。
要約する作業を通して筆者の大事なことを見抜く力・読み取る力が上がります。
他にも『小論文の完全ネタ本』もおすすめです。
現代文の成績が伸び悩んでいる人はぜひ要約する練習をしてみてください。