こんにちは、武田塾 長岡校です。
本日のブログは
この参考書は何周したら良いですか?と聞く受験生へ
です。
冒頭より、
この参考書は何周したら良いですか?という質問をする受験生はあまり伸びない!
と高田先生。
それもそのはず、参考書を何周したかどうかが基準の受験生は成績が伸びにくい。
大事なのは周回数ではありません。
完成度です。
青チャートを2周以上した人の場合
青チャートの問題の中からランダムに出題した10問を解けるか試してみると…
周回を重ねることのみに意識が向く人も多く、完成度が100%にはなっていない。
大切なのは、その参考書の全てを答えられるようにすること。
完璧にすることに価値基準を置いてくださいヽ ´∀`ノ
・単語帳の中から何%1語1訳出来るのか?
・解答根拠も含めてNextStageの問題の何%を答えられるか?
各参考書の必要な完成度を把握して補うために必要であるならば周回を重ねる意識でいましょう。
流れとしては?
1周目は出来る問題と出来ない問題を分ける。
2周目からは出来ない問題をチェックする。
2周目で分からなかった問題を3周目にやる。
高田先生「これを肝に銘じて欲しい!」
気持ちとしては、1周目から完璧にするという意識で取り組む。
後回しにすること無く、1周目で間違えた問題はその場で解消できるようにしましょう。
成績が上がるポイント
☆出来ない問題を出来るようにする時
☆間違えた問題を自力で解けるまでやった時
1周目で完璧にするには?
武田塾の勉強法である4日2日ペースを使う。
4日2日って何?
武田塾において基本となる勉強法です。
受験勉強をする際に復習をあまりしない、しないという人がすごく多いです。
受験勉強は一体何のためにしているのでしょうか?
入試本番のためにやっていますよね。
常に最善をキープして、抜けていかないように日々勉強する。
受験勉強で大事なのは、復習を前提とすること。
復習を前提として、計画に組み込んで勉強することなんです!
武田塾では「強制的に復習せざるを得ない条件」を整えるために4日2日を推奨しています。
まず、4日進める
(例:1日10問ずつの場合)
・1日目:~10番
・2日目:~20番
・3日目:~30番
・4日目:~40番
4日の基本的なコツ
□出来るもの/出来ないものに分ける
□現辞典で解けているものは出来ているものであるため、やらなくて良い
□出来ないものはやり方を考えて、入試で使えるように仕上げる
そして、その日やった10問を全問正解するまで仕上げる。
今日やった10問を夜寝る前にテストとして出題されたと思ってください。
そこで10問全問正解出来たら今日の勉強はクリア!
ここで出来ないと思うならば今日の勉強は甘かったということです。
4日目以降は?
5日目:復習
4日間でやった40問を全部見直してチェックしてみる。
中には忘れているものもあるかもしれません。
25問/40問中しか正解出来なかったという場合は出来なかった15問をやり直します。
40問のチェックを終え、解き直し、完璧に仕上がったならば5日目は終了です。
ここで気になること
1日目:~10番
10問やった時に「5問正解」「5問不正解」の場合
最初から当たっている5問を復習の日にやらなくていいのか?
また、テストもしなくていいのか?
答えは1回は見ておいた方が良い。
4日進める段階で最初に当たった問題は
・たまたま当たった問題
かもしれないですし
・解けると思っていたのに解けなくなっている
という可能性があるかもしれません。
一瞬で終わることなので、とりあえずやっておくことがおすすめです。
6日目:復習
5日目と同じ手順で復習をします。
6日目の方が正解率が上がっているかと思います。
そのため、5日目と同じことをやると少々時間が余るかと思います。
その時には
□理解がおぼついていないところ
□正解したけれど怪しいところ
を手厚くやっていきましょう。
数学Ⅰ・A基礎問題精講を例に上げますが、例題の下にある類題の正解率が1番低かったものだけを解いてみたり...
4日2日を終えた7日目は何をするのか?
仕上げた40問からランダムにテストをします。
武田塾の塾生さんは「確認テスト」をやっています。
この「確認テスト」のボーダーは8割。
目標が8割なのではありません。
最低ラインが8割です。
4日2日のクオリティを1度身に付ければ、勉強がどこまで終わるかという計算ができるようになります。
年間計画を組めるようになるのも夢から現実になります。
そうなるとどうなるのか?
受験勉強の先が見えるようになります。
それを1週間に3回繰り返して定着させる。
1周目の気合が大事!
「何周したら良いですか?」に意味はありません。
完成度を意識して、後回しにすることをせず完璧を目指して走りましょう!
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