こんにちは!武田塾 長岡校です。
今回は地理の高得点を目指す人向けにセンター試験で地理100点満点を取ったことのある武田塾教務の高田先生の地理攻略法についてご紹介します。
地理の勉強ポイント
①地図上の場所を覚える
共通テストの問題で地図だけ出されて国名が隠されているパターンがあるので国名と地図上の位置をセットで覚えましょう。
さらに国名だけではなく都市名もある程度は地図上で覚えておいたほうがいいです。
特によく出るのが「イタリア」ですが、例えばローマ・タラント・ミラノでも国の中で場所が違うので、大雑把な都市名も覚えておかないと共通テストの問題は解けないようになっています。
ですので地図上の位置を把握することに重きを置いて勉強しましょう!
地図帳は情報量が多すぎるので最初は参考書にのっている地図を使って勉強することをおすすめします。
②GDP攻略法
GDPを頭に入れてそれに基づいていろんなデータを分析していく方法です。
地理は統計データの問題が多いです。
・乳児の死亡率
・1日の摂取カロリー
・インターネットの普及率 など
ありとあらゆる統計データは極論を言うとGDPやGNIなので世界各国のGDPと1人あたりのGNIの大きさがわかればある程度の統計問題は解けます!
統計データはGDPとGNIの国・国民の豊かさが直結してくるものだからです。
例えばGDPだと「1位アメリカ・2位中国・3位日本・4位ドイツ」など国単位です。
ですが1人単位のGNIで見た場合中国は人口が多いので順位は下がります。
このように1人あたりの豊かさや国としての豊かさを把握しておけば、豊かな国ほど工業・医療・教育・交通などが発達しているので、GDPを知っていれば解ける問題も多いということになります。
そこから国ごとの特徴として「韓国は○○な特徴がある」「日本は●●な特徴がある」ということで解いていきます。
③統計暗記法
統計を覚えて得点に繋げる方法です。
「理屈の部分をちゃんと理解して1つの共通的なテーマを見つけて覚えなくても解けるようになっていること」がオーソドックスな地理の勉強法ですが、逆に覚えることによって暗記で解ける統計データもあります。
「人口が多い国ベスト10」や「面積の大きい国ベスト10」など
人口・面積・人口密度・GDPはランキングをしっかり覚えたほうがいいです。
統計データを推理で解くのではなく、確実に知識として解けるモノは覚えましょう!
よく狙われる統計データ
・銀の生産量1位
・米の生産量1位
・コーヒー豆の生産量1~2位 など
狙われる統計に関しては参考書にもきちんと載っているので、その参考書に書いてある統計ぐらいは覚えておくといいでしょう。
参考書で覚えてほしい個所はきちんと赤字で強調されているのでその部分を覚えるようにしましょう!
最終的には「きめる!共通テスト 地理」などの参考書を何度も繰り返し、たくさん問題を解いて推理する問題も演習して慣れていく対策をするようにしましょう。
こちらの教科別勉強法(地理)の動画でベースを整えてから今回ご紹介した勉強法を合わせてやってみてください♪