皆さんこんにちはこんばんは。
雪も溶け出す頃になってきましたね。
気づいたら学年が変わるタイミングになっています。
受験生の自覚が出始めた人もいるのではないでしょうか。
いつの間にか共通テストも終わり、私立大学の一般試験が始まっている今日この頃ですが 皆様いかがお過ごしでしょうか?
特に! 1、2年生の皆さん! もう勝負は始まっていますよ!
「とは言っても夏くらいからやればいいんでしょ?」
「今から何を始めればいいの?」
「なんとかなると思ってます!」
言語道断です!
しかし皆さんはおそらく大学受験と言ってもどれほどのものなのかをイメージするのは中々難しいと思います。
なので今回は私が
まだ受験勉強を初めていない現高2生向けに
「受験生の流れとやるべきこと(2~7月編)」 を説明していこうと思います!
2月から4月まで
2月から4月というと3年生になる前の今の時期ですね
この時期は皆さん「まだまだ受験は先だ」と思って何もしない人が意外と多いんですが
この時期は「受験の基礎力」をつけるべき時期なんですね
「受験の基礎力」とはなにかと言いますと
・勉強習慣
・勉強体力
・勉強法
・超基礎知識
あたりが分かりやすいかと思いますのでそれぞれ説明していきます。
勉強習慣と勉強体力
皆さん勉強はお好きですか?
基本的になかなか好きになれないですよね。
でも毎日のようにしっかりと勉強をしている人がいるのも事実
ではどうして好きでも楽しくもない勉強を毎日できるのか
答えは「習慣」です。
習慣とは生活の中で当たり前に行われる行動のことで、例えば、歯磨き、お風呂、服を着る、などです。
習慣になってしまっている行動というのは特になにも考えることなく始められますし、
やらないと気持ち悪いとまで思ってしまうのです。
なので、今の時期に勉強をするというのを「習慣」にしてください。
次に勉強体力です。
皆さんが意外と見落としがちなのが
受験勉強を始めるとなった時に、始めから何時間も勉強することは相当難しいということです。
特に勉強をほとんどしたことがない人であれば2~3時間やるだけでヘトヘトになってしまうかもしれません。
なので今の時期から勉強を開始することで3年生になったときには当たり前に勉強できる身体を作っておきましょう。
勉強法と超基礎知識
受験勉強を始める上で大事なのが、そう
勉強法です
間違った方法であったり、効率の悪い方法で勉強をしていてもなかなか内容が身につきません
そして、最大の難点が「勉強法に正解はない」というところなんです。
さらに、勉強する媒体によっても勉強法は異なります。
なのでこの時期に皆さんは色々な勉強法を試行錯誤しながら試して、自分に合う方法を見出しておく必要があります。
さて、やっと勉強内容の話に入ります。
この時期にやってほしいのは「超基礎知識のインプット」です。
超基礎知識とは具体的には
・古文単語
・古典文法の活用、接続など
・英単語の高校教科書レベル
・数学の教科書例題レベル
といったところでしょうか。
最低限、教科書レベルの基礎知識はしっかりとインプットしておきたいところです。
4月から7月
理想的な流れとして年度末までに勉強の型と基礎の基礎を確立させられると良いでしょう。
そして新年度が始まってから夏休み前後までのこの期間は
・インプットの徹底
・アウトプットの練習
を主にやっていきます
インプットの徹底
インプットとは「知識を入れる事」
受験勉強において多くの方が時間を割いているのがこのインプットなのですが
なぜインプットに時間を割かなければいけないんでしょうか。
そうです「持っていないものは使えない」からですね。
基本的な知識のインプットが済んでいないと、問題集をやってみても
「解けない」「何言ってるか分からない」「つまらない」
の三重苦で、挫折してしまいます。
なので、本格的な問題演習に備えてインプット事項の徹底をしておかなければいけません。
具体的には
・vintageなどの文法問題集
・構文解釈の参考書
・単語帳、熟語帳
・基礎問題精講などの練習問題レベルの参考書
・現代文の読み方の参考書
などです。
アウトプットの練習
とはいえ、インプットだけしていては仕方がありません。
なぜなら知識は「入れた」だけでは「使えない」からです。
なので、インプット事項がある程度入ってきて慣れてきたなと感じたら
問題演習を少しずつ取り入れていきましょう。
問題演習をすることで「知識の使い方」「問われ方」が分かり「分かっているつもり」が解消できます。
具体的には
・英語長文の入門~標準レベルのもの
・数学基礎問題精講などの演習問題
・現代文、古文の入門~標準レベルの問題集
気を付けることなど
勉強を始めていくにあたって気を付けてほしいことがいくつかあります。
まず一つ目に
・完璧主義になりすぎない
ということです。
例えば
・その日の勉強計画を立てたとして、その通りにできないと感じた時点で全て投げ出してしまう
・十分な勉強時間が確保できないと判断したら「途中で終わるからくらいならやらない方がいいか」と思って何もしない
・問題を解いてみて、少しでも分からないところがあったらすぐ諦めて答えを見てしまう
受験勉強は思った通りに進むことの方が少ないです。
計画や理想はあくまで計画や理想。目の前の状況に応じて「より良い選択」をその都度していきましょう。
さらに重要なことは「手を広げすぎない」ことです。
これは王道の失敗パターンなのですが
・一冊の参考書が極まっていないのに、違うものに手を出す
・同時進行がいる参考書が多くなりすぎてしまっている
浅く広くというのは勉強においてはあまりおすすめできません。
意識してほしいことは「勉強をする」ではなく「今やっていることを出来るようにする」ということです。
解いただけ、見ただけの参考書がいくら増えてもなかなか成績は上がりません。
そして極み付けのNG行為は「復習をしない」ことです。
勉強において最も大事なのは「復習」です。
早く進みたいという気持ちも分かりますが「終わらせる」ということにこだわり過ぎてはいけません。
「一度やったものは絶対に間違えない」「出来ることを積み上げる」という考えを持って、
気にしすぎるくらい「今までやった範囲」に目を向けましょう。
復習は「必ず」行ってください。
さいごに
今回は、新三年生向けに「受験生の流れとやること(前半編)」を書かせていただきました。
実は受験勉強ってどの時期にどんなことをやっていたらいいのか分からないんですよね。
これから受験勉強を始めよう!という皆さんは是非この記事を目安にして計画を立てていってください!
始めるなら早い方がいい!
来月からと言わずに 今日!もしくは明日から!
受験勉強を始めていきましょう!
それでは。
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