皆さんこんにちはこんばんは。
武田塾長野駅前校です。
最近はかなり寒くなってまいりました。
簡単に出来る体調管理法としては「湯船につかる時間を少し長くする」ということです。
体温が高い状態を保つことで体の免疫機能が良く働くそうです!
さて、共通テストまでいつの間にか2カ月を切っております。
残された期間で何をやるのかを明確にして、最大効率、最大効果を狙っていきましょう。
今回のテーマは「社会科目を何とかしたい人のための救済策」です。
私のイメージでは国公立志望の現役生などは、国英数のが重い上に、学校もある中でなかなか社会科目に割ける時間が少ないのではないかと思っています。 現に、私が指導している生徒でも「先生、社会がヤバいです...」と言っている子をちらほら見かけます。
今から100%の対策をやりきるというのはなかなか難しいですが、
より少ない時間でより効果が出やすい 救済策的な勉強法
を今回はお伝えしていければなと思います。
今どのレベルですか!?
私がこの救済策をお伝えするにあたって重要な事項があります。
この勉強法が効果があるのは
ある程度その科目の勉強をしてきた人です。
全く知識0からの方にはあまりお勧めできませんのでご了承ください。
具体的にどのレベルかと言いますと
・一通りの範囲は授業などで勉強してきて基本的な内容は知っている
・参考書を進めている最中である(何か参考書を一冊終わらせている)
・模試で出題される問題で問われていることは何となくわかるが正答はできない
このような感じですね。
用意するもの
それでは基本的なお話は良しとして、具体的な話をしていきましょう。
まずは必要なものですね
・講義系参考書
・共通対策問題集
・ノート
この3つです。
え!?これだけなんですか?大丈夫なんですか?という方に説明しましょう。
この時期からはできるだけ参考書の数は絞っていった方がいいんです。
何冊も新しいものに手を出して中途半端になるのが一番勿体ない!(これめちゃ大事)
中途半端にインプットして終了した知識というものは形を変えて出されたときに全く対応できません。
受験本番は、今までやった内容がそのまま出てくるということはほとんどないと思いますので、勉強している知識を使いこなせるように繰り返すということが有効になってくるんです。
やり方
さて準備は整いましたか?
それではやり方を3ステップに分けて説明していきますよ!
・問題を解こう
・問題から知識を吸収しよう
・参考書に一元化しよう
ステップ1.問題を解こう
それではまず初めに、用意していただいた共通対策問題集を解いていってください。
これは時間を決めて得点を意識して解きましょう。
なぜかというと、解答解説で確認する際にも、時間と得点を意識して間違えた知識の方が定着しやすいからです。
この解くというステップは一週間に1~2回分を目安にしてください。
2日連続で解いてもいいですし、3日に1本というように日程を離れさせてもいいでしょう。
基本的には復習を前提としているため、日程には余裕をもって計画を立てましょう。
ステップ2.問題から知識を吸収しよう
問題を解いて頂いて答合わせをしていただいたら次はインプットです!
この段階が一番大事ですので、丁寧にやっていきましょう。
基本的にやることは
・すべての問題と選択肢の解答解説を確認する
・知らなかった知識があれば解説にマーカーを引き、ノートに書き出す
・もう一度問題を解いてみる
この流れです。
まずは
・すべての問題と選択肢の解答解説を確認する
というところから始めてましょう。
間違えたところだけ確認する方が多いのですが、一度解いた問題の中に含まれているすべての知識を身につけるつもりで全て確認してください。
・知らなかった知識があれば解説にマーカーを引き、ノートに書き出す
解答解説を確認しながら、知らない知識、覚えていなかった知識の部分にマーカーを引いていきましょう。
マーカーを引くのは覚えるためではなく、2周目以降に確認できるようにするためです。
そして、用意していただいたノートにマーカーを引いたところの知識を書き出していってください。
その時に気を付けるのはそのまま写すだけにならないようにするということです。なぜなら、自分の頭の中で考えて確認しやすい形で書き出すことによってその時点でも記憶を定着させる効果が見込めるからです。
・問題をもう一度解いてみる
これは必ず行ってください!解答解説を確認して満足してしまいがちですが、勉強の本質は「インプットとアウトプット」です
知識を入れたら必ず知識を出すというプロセスを行いましょう。
この時は、問題を見ながらインプットした知識に沿って問題を解いていってくれればいいです。
その時に、覚えたつもりでも分からない問題が出てくると思いますのでその時はノートを確認しましょう。
こうすることによってすべての問題のすべての選択肢に含まれている情報が吸収出来た状態になります。
ここのプロセスは2日~3日程かけていただいて大丈夫です。
場合によっては解くのに1日、ここのプロセスを一週間の残り全てという方もいると思いますが、それでもかまいません。丁寧さを重視してくださいね!
ステップ.3参考書に一元化しよう
みなさん、問題演習をした後参考書に戻ってますか?
このプロセスはかなり手間がかかるのですが非常に重要なので是非行ってください。
「参考書への一元化」とは
問題演習で出てきた知識などを参考書に戻って確認し、必要であれば書き込みやマーカーなどを使ってその後の勉強に役立てることを言います。
基本的には社会では皆さん教科書を使っていると思いますので、その教科書を自分のオリジナルにカスタムしていくイメージでこの一元化をしていってくれると良いかなと思います。
演習をするごとに参考書に一元化をしていくとゆくゆくは出る所や、自分の苦手なところが明確になったテキストが出来上がります。
直前期はそれを回転させていけば、とても効率的ですよね!
おわりに
本日は社会科目の救済策について書こうと思ったのですが、結局すべての科目に共通するようなことを盛り込んでしまいました。
しかし今回書いた勉強法は社会科目が一番相性がいいので是非試してみてください。
この時期には新しい参考書につい手を出したくなってしまいがちですが、直前期だからこそ「一冊を完璧に」ということに拘って勉強してほしいなと思います!
共通まで残り2カ月を切りましたが、まだまだ伸びます!頑張ってください!
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