どうも皆さんこんにちはこんばんは。
昼の日差し→「暑い」
夜の長野→「凍死するかと思う」
メンヘラな季節、秋到来!!
武田塾長野駅前校です!
食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋色々ありますが
皆さんは何の秋でしょうか?
そうですよね「勉強の秋」ですね!
今日は気分が良いので、
私が愛してやまない現代文について魂の赴くままに語っていきたいと思います!
現代文ってセンスでしょ?
はい、この言葉もう100万回は言われました。
その都度、私は「センスではない!」と言い続けてきています。
その理由としては「生まれもって国語力がある人なんていない」からです。
産まれたばかりの赤ちゃんに国語力があるでしょうか?
現代文のセンスがあると言われている人は意識的にか無意識的にかは分かりませんが積み上げてきているものがあるのです。
それが何なのかなかなかハッキリとしないので「センスでしょ?」と言われてしまうのでしょう。
大丈夫です。
誰でも出来るようになります。
このブログを見つけた方は運がいい!
今回は現代文を読む上で意識してほしいポイントを3つほど用意してきました
・具体と抽象を捉えよう
・対比を捉えよう
・現代文の勉強で意識すること
こちらをお伝えしていきます!
さあ、ようこそ「現代文の世界へ」
具体と抽象を捉えよう!
はい、皆さんから「またこの手のことかよ....」というオーラが伝わってきておりますが
これはどの参考書を見ても書いてあることですよね!
しかし、その説明が論理的過ぎて逆にやる気を失ってしまっている方も多いと思います。
この「具体と抽象」というのは実はそんなに堅苦しい公式のようなものではないんです。
具体:一つ一つのの物や事象。個別的、細かい。
抽象:具体に対してそれをまとめた物や事象。全体的、広い。
この特徴を理解していただければ後は実際の文章で訓練していくだけです!
例えば、
「夏になるとスカッとした飲み物が欲しくなる。
コーラやメロンソーダ、さらにファンタなんかもいいだろう。炭酸が利いていて甘い飲み物は夏の必需品だ。」
この文章でいうと
具体→コーラ メロンソーダ ファンタ
抽象→スカッとした飲み物 炭酸が利いていて甘い飲み物
という関係になります。
なんで具体と抽象が使われるの?
具体的に書くだけではなく、
筆者はなぜ、抽象的なものと具体的なものを両方使うのか。
それは
『分かりやすくするため』
です。当たり前のことですが、
基本的に筆者は自分の考えをより正確に伝えようとして文章を書いています。
なので、抽象的なことを書いた後に具体的なことを書くことでより分かりやすくしているのです。
それは
抽象=筆者が言いたいことだからです。
つまり、具体と抽象の関係を把握することによって本文でどういうことが言いたいのか、重要なところはどこなのかが見えるようになってきます!
対比を捉えよう!
まだ続くのか...ごめんなさい!もう少しですm(_ _)m
でも大丈夫!全然難しくありません!
対比も具体抽象と同じくほぼすべての現代文参考書に書かれていることです。
しかし、これはすごく簡単に言うと
比べてるだけ
なんです。
なんでそんなことをするのかって?
比べた方が分かりやすいからです。
みなさんお気づきでしょうか?
現代文はあれこれ文構造だったり引用だったり、比喩だったり対立だったりとよく分からない要素が多いと思いますが全て
分かりやすくするためなんです!
例えば
「A君は背が高い。
日本人の平均身長が170センチなのに対してA君は185センチもある。」
この文章はA君の身長が高いということが言いたいんですね。
それを強調するために日本人の平均と比べているわけです。
現代文では少し複雑になっていて
よく「近代と現代」「西洋と日本」「科学と文学」などの対比がいろんな要素に展開されながら書かれていきます
しかしやりたいことは「比べて分かりやすいくする」ということなので
「何と何を比べているか」「どことどこを比べているか」というのを発見すれば文章が理解できます!
どうやって勉強すればいいの?
これは前回の現代文の記事でもお話しさせていただいたのですが
基本的には「要約」を中心とした勉強をしてほしいです。
しかし直前期ということもありますので具体的なやり方をお教えしていきます!
問題を解こう!
まずは問題を解かないと始まりませんね!
共通対策用の物でも、今使っている市販の問題集でも何でも構いません!
解くときに意識することは
「各問題の解答根拠を本文の中から明確に掴もうとすること」
です。
問題を解く際にしっかりと読まずに、フィーリングで読んでしまうと見直しの際に全く頭に入ってきません。
目の前にある問題一問一問に全力を尽くしましょう。
現代文は見直しが9割!
しっかりと問題に向き合って解答したらいよいよ解答解説などを使って見直しをしていきましょう。
その時には順番があって
設問解説、理解→本文解説、理解→本文の読み直し
というステップです。
今回は特に重要な本文解説と理解について説明します。
現代文ができるためには本文の内容を理解し、読み方を理解しなければいけません。
解説には本文の内容の解説、読み方の解説などが書いてありますのでそれを読みながら本文と照らし合わせて書き込みを入れながら読んでいきましょう。
その際に
・対比、具体抽象などの文構造
・自分の理解と解説の内容のズレ
・知らなかった用語の意味
・意味のまとまりごとのメインテーマや文章の展開
などを明確に掴めるようにして
「本文を誰かに解説できるくらいまで理解している」
という状態を作りましょう。
まとめ
今回は現代文を読む上での概念のポイントと勉強法を書かせていただきました。
本文理解の完成の状態に関しては「ここまでやるの?」言われてもおかしくないほどの要素を盛り込んでしまったかと思いますが。
本来、現代文というのは本文自体の内容を理解して流れを理解して、他人に内容を説明できる状態まで本文と向き合うことを繰り返す中で力がついていくものです。解説を読んで納得して終わりでは力がつくのにかなり時間がかかります。
皆さんは一つでも「完全に解説できる現代文」はありますか?
まずは一つの文章と向き合ってみてはいかがでしょうか?
必ず新しい発見があるはずです!
それではみなさん寒くなってきましたので体調管理には気を付けて頑張りましょう!
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