こんにちは!武田塾武蔵小山校の増田です!
さあ、残り時間は18分の解答時間と7分間の見直し時間のみです!!!
前編・後編をまだ見ていない方は戻ってみてください!
問題Ⅴ 語彙問題
英語で書かれた意味を読んで、それに相当する英単語を選択する問題です。
解答方法
Definition(定義)を読んで、単語を選ぶ。以上。
強いて言うなら、definitionの最初の1~3単語だけを読んで判断するのもありです。
ただし、「読めば読むほど難しく感じる・惑わされてしまう」と感じる人へのオススメの方法です。
本当は全部読んだ方が確実です。
解答目安時間
50秒 1問10秒
対策方法
システム英単語 第3章まで
ターゲット1900 Part 2まで
を完璧にしておけば十分すぎるくらいです。
問題Ⅵ 語彙問題
こちらは語彙問題の中でも単語帳にはあまり載っていない、これぞイディオムというような問題です。
多くの受験生にとっては「そんな表現知らない」となるかもしれませんが、推測は十分可能です。
解答方法
文を読んで、下線の意味を直接表現したものを選ぶ。
解答目安時間
3分 1問30秒+見直し30秒
対策方法
日頃からネイティブスピーカーと話しておく
ネイティブが良く使う表現集を買って単語帳の要領で覚えておく
全ての英単語をコアイメージで覚えておく
私は実は5問中1問間違えてしまいましたが、5年間仕事で英語を使っていたので4問は正解できました。
入試問題全体を通して80%以上を取れるようになってからの対策でいいでしょう。
受験用の単語帳やNext Stageなどを見ても、ここで出てきている表現は載っていませんでした。
例えば
・stop and smell the roses
・old school
・get back into the swing of things
などの単語帳には載っていない表現に触れる機会を作りましょう!
問題Ⅶ 文法問題
基本的な文法問題です。
解答方法
先に選択肢4つを見て、なんの文法が問われているのかを見極める。
問題集にある文法問題のように、解答根拠を見つけながら解答する。
解答目安時間
3分 1問20秒+見直し1周80秒
対策方法
文法問題の参考書をきちんと解答根拠を持って正解できるように仕上げる。
解答根拠が説明できない場合は中学生の文法からおさらいして、その文法をつかって1文ずつでいいので自分のオリジナルの例文を作っておく。
時制の使い分け、文型と各文型においてよく使われる動詞の使い方、
不定詞、分詞、動名詞、関係詞、助動詞、接続詞などの使い方を特に完璧にしておくこと。
明らかに難しいものはでなさそうですので、あやふやな文法があれば、
文法の参考書を読んで理解しておきましょう。
問題Ⅷ 語法問題
名詞・動詞・副詞・前置詞など、同じ品詞の語句が4つ選択肢として与えられているので、適切なものを選ぶ問題です。
解答方法
①選択肢を4つ見る どの品詞の違いを問われているのか把握する
②文を読む 1文がどういう意味かを把握する
③選択肢を絞って選ぶ 各語の語法の違いやコロケーションを考えて正しいものを選択する
解答目安時間
4分 1問30秒+見直し90秒
対策方法
そもそもここでは基本的な語句しかでてきません。
しかし、基本的だからといって受験勉強中に見落としがちなところでもあります。
例えば、
say, speak, tell, talk, converse, utter, discuss, chat, whisper などなど
全て「言う、話す」のような基本的な意味の単語ではありますが、
使い方や違いまできちんと分かっている必要があります。
基本で差がつく問題ですので、
今一度「なんとなくでスルーしてしまっているところ」を1つずつ潰していきましょう。
いろいろな前置詞はきちんと感覚まで落とし込んで理解していますか?
other, another, the other, others, the others などの語句は
どれが形容詞でどれが代名詞かわかりますか?
それぞれを正しく使い分けられますか?
基本ができていれば「これ以外ありえない」というのが本番でもすぐに見えてきます。
問題Ⅸ 発音問題
単語のアクセント問題です。
解答方法
実際に口を動かして、一番強く発音する母音の上にアクサンテギュ(´)を書き記します。
もちろん本番中に声をだしてはいけませんが、周りに聞こえない程度ならいいでしょう。
1問15秒でできるので、さくさくやってしまいましょう。
解答目安時間
2分 1問15秒+見直し1周45秒
対策方法
当然ですが、単語を字面だけで覚えないということです。
単語は音と意味を覚えるようにしましょう。
単語帳に取り組む時は正しい発音をしながら進めてください。
問題Ⅹ 語句整序問題
語句整序問題という名の文法問題です。
難易度はそこまで高くありませんが、これまでの学習でいろいろな表現に触れていることが重要だと感じました。
解答方法
文頭からピリオドまでしっかり1文手書きすることで間違いを減らす。
自分で書いた文に問題文と同じように下線を引く。
下線を引いた中でどの箇所を解答することになっているかもう一度確認してマークする。
解答目安時間
5分 1問1分 見直しはその都度
対策方法
Next StageやVintageなどの文法問題集を解いたら、必ず完成した文を音読して
「こんな文構造知ってるぞ」を自分の中に蓄えておく。
文法の問題集が1冊完璧に理解できていれば、特に問題ないです。
絶対にこんな並びはありえない、倒置が起きてもこうはならないという語順は
避けられるようにするため、長文問題集や文法問題集の音読を大量に積み重ねていくと更に良いです。
最後の7分の使い方
ここまでで、解答目安時間通りに進められていれば、53分程度かかったことになります。
基本的に見直しはその都度やった前提での時間を記載しましたが、試験終了10秒までダメ押しで見直しはしてください。
見直しのポイント
①マークミスはないか
Cが正解だと分かっていたのに、何かの間違いでBを塗りつぶしてしまっていた なんてことがないだろうか?
33番の答えを34番にマークしてしまっていないだろうか?
のように、自分の行動を疑ってください。
たとえマークが全てズレてしまっていたとしても、残り7分あれば全て直せます。
②自信のない問題への再挑戦
「なんとなくこれかな?」と選んでしまったところの1つや2つはきっとあると思います。
一旦最後までやり切った後に、もう一度新たな気持ちでその問題と向き合えば
持てる知識だけで本当は正解に辿りつける問題だったと気づくことができるかもしれません。
残り時間を使って解答ペース関係なしに考える時間として使ってみましょう。
ただし、どれだけ考えても分からず、最初にマークしたものが「これだけは絶対に違う」
というものでなければ、マークは変えない方がいいでしょう。
直感が当たることも意外とあるかもしれません。
③最後の10秒はなにもしない
最後に焦って出した答えが、絶対に正しいと自信を持って言えるのであれば
最後まであがくのもいいかもしれませんが、デメリットもあることに注意しましょう。
焦ってマークを消したことによって、
周囲の正しいマークが消えてしまったり、
マークシートが汚れてしまったり、
「筆記用具を置いてください」のアナウンスに間に合わず、
最後の最後で不正行為とみなされては
それはもうその後の科目の受験すら許されなくなります。
最後は人より少し早く鉛筆を置いて、
軽く周りを見渡しておくような10秒間にしましょう。
やり方を把握したら今すぐ過去問を!
さて、ここまでの「決め事」や「解答方法」などをある程度頭に入れたらあとは実践です。
過去問は全て本番だと思って取り組んでみてください。
本番と同様にやって、はじめて足りないところ、追加で取り組むべき学習箇所が見えてきます。
私立大学入試本番までもうすこし!
走り抜けよう!
ここまでのことで分からないことがあれば武田塾に来てみてください!