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大学選びで最も重要視すべきことは?偏差値?場所?学ぶ内容?

こんにちは。武田塾武蔵小山校講師の風間です!

受験生の皆さん、志望校選びはどうしていますでしょうか?

旺文社の教育情報センターによると、2023年の段階で日本には793校の大学があります。

この793校の中から第一志望を絞るために皆さんは何を基準に選んでいますか?

将来の道に大きく関わってくるであろう大学選び。

正解はありませんが、自分の選択に自信と信念と確信をもって生きていきたいですよね。

今回は私の体験談も踏まえて、大学選びの方法について、様々な観点で考えていきたいと思います。

 

 

大学選びの基準

偏差値

まず大半の高校生が選択の基準とするのが、この偏差値だと思います。

偏差値が高い大学を目指すのが一般的ですが、みなさんはいかがですか?

大学を見る際にいやでも見ることになると思います。

世界中の人たちが仲良くしているイラスト

偏差値がすべてではないですが、偏差値が高い大学には相関的に勉強に熱心な学生が多いといえるでしょう。

勉強に力を入れたいという仲間が欲しい方は

偏差値を一つの基準として大学を選んでもよいかもしれません。

 

しかし、「現状の学力から残りの勉強できる期間を踏まえて、どのくらいの偏差値の大学に合格できそうか。」

この大学の絞り方はおすすめしません。

 

自分の過去や現状で物事を判断することは、可能性を狭めることにしか繋がりません

たとえ今の自分の偏差値では到底届かないとしても、

イメージトレーニングのイラスト(男性)

妄想でいいので「もしここの大学に合格出来たらなぁ」という大学を思い浮かべてみてください

その大学が、あなたの目指すべき大学です

 

このように今の自分を考慮せずに目標を掲げることには大きなメリットがあります

人間には、自分の目標と現状のギャップを無意識的に埋めようとする習性があるそうです

決して不可能ではなく、可能にさせるためにはどうすれば良いか?という風に潜在意識で考えるため達成に近づきます

険しい道のりのイラスト

大して行きたくない大学を、偏差値で妥協して目指すよりも、心の底から行きたいと思えるような大学に通いたいですよね

偏差値で選ぶ際は、妥協しないようにしましょう。

 

立地

次は立地です。

大学選びもそうですが、学部によってキャンパスの位置が異なる大学も多くあるため、ここはしっかりと考えるべきです。

japanmap

 

大学のイラスト

例えば慶応義塾大学だと、環境情報学部は神奈川県の湘南藤沢キャンパスですが、

経済学部は都心の三田キャンパスです。

4年間も通うとなると、意外と大事になってきます。。。

 

満員電車のイラスト

立地の中にも選択の基準は、東京近辺か地方か、家からのどのくらいの距離か、渋谷や新宿などの主要都市からどのくらい離れているか、など何を重んじるかによって様々です。

 

もうすでに行きたい大学学部が決まっている人にとって立地は二の次かもしれませんが、まだ何も決めていない人にとっては、立地から絞ってみるのも良いかもしれません

忠犬ハチ公像のイラスト

 

青山学院大学なんかは渋谷にキャンパスがあるため、うらやましい。。。

自分が心から行きたいという大学を見つけるための手段として、そういう絞り方もありという話です!

 

 

学ぶ内容

続いては、学ぶ内容で選ぶというやり方ですね

 

博士のイラスト

その大学にしかない学部だったり、その大学にしかいない教授だったり、大学の特徴は様々です

自分の学びたい学問がないにも関わらず、偏差値や立地のみで大学を選ぶと、その後の4年間の学びが退屈なものになってしまう可能性が出てきます。。。

せっかく大学にまで行って学ぶのなら、自分の興味のある分野の学部がある大学に行きたいですよね

 

オープンキャンパスのイラスト

しかしこれには注意が必要です

学ぶ内容といっても、実際にその学部生になってみないと分からないことがほとんどです

だからこそ、どんな講義が取れるのかを徹底的にインターネット上で調べつくしたり、その大学に通う先輩の話を聞きに行ったりする必要があります

 

実験に失敗した博士のイラスト

入学してから、「こんなはずではなかった、、、」なんて思ってしまっては手遅れです。。。

受験勉強でそれどころでは無いと思って後回しにしていると痛い目にあいます

結果的には調べたことによってモチベーションも増加するため長期的には合格につながる時間となるでしょう

自分はここを怠たり、合格した学部にとりあえず行ったことによって大学が最初苦痛に感じていました、、、

皆さんは後悔のないようにしてください

 

 

ネームバリュー

続いては、ネームバリューです

ネームバリューは就職活動を見据えると、気にする人もいるでしょう

こちらは偏差値と多少相関関係がありますが、

同じ大学内でも学部によって大きく偏差値が離れている大学もあります

例えば、早稲田大学でいうと、人間科学部(所沢キャンパス)と政治経済学部(早稲田キャンパス)では偏差値や入試難易度に大きな差があります

 

嫌な面接官のイラスト(就職活動)

しかし、早稲田は早稲田

出身大学を聞かれたら早稲田大学と答えることができます

就活においても、学歴フィルターが存在するとは言っても、学部フィルターまではないでしょう

だからこそ、「学ぶ内容なんてどうでもいい。就活で学歴フィルターにはじかれないような大学だったら、偏差値が低い学部でも良い」という方も一定数いらっしゃるはずです

 

実際に、その学部の偏差値が低い理由としてただ単に立地が悪く人気でないだけ、などという場合もありますので、就活で大学のネームバリューがどうしても必要だと思っている方はこういう選び方もありだと思います

 

 

しかし、大学は入って終わりではなく、在学期間中に何をやるかが大事です

その学部の内容、その大学の校風など、しっかりと調査してから決断することをお勧めします

 

受験科目

最後に、受験科目。

文系か理系かというのもこれに含まれるとすると、非常に大きな判断基準となるでしょう

理系に強い大学、文系に強い大学など大学によって特徴は様々です

 

机で勉強をする生徒のイラスト(制服女子)

理系か文系かを決めた後も、受験する学部を絞る時だったり、圧倒的に得意な科目がある場合は受験科目で選ぶという時が訪れるかもしれません

自分は文系ですが、数学を勉強していたため、受験では数学を使える入試方式の学部を選んで受けていました

こういった風に、何の科目に力を入れてきたかということも志望校、志望学部を決める際の判断基準としてあります

 

結論

志望校について全く考えていなかった方は、少し考えるきっかけになりましたでしょうか?

大学選びは人生において重要な選択ですが、正解はありません

大事なのは、自分のした選択を正解にする力です

後悔のないためにも、今できる下調べをしっかりして、自分が納得できる理由で大学を選びましょう!

今回は以上です

 

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