Hello! It's Yusuke!
みなさんこんちは!
武田塾武蔵小山校の増田です。
今回は、高校生の大学受験において激アツな
英検®に合格するための方法を
この記事を読んでくれたあなただけに教えちゃいます!
実は私、以前に働いていた会社で
さまざまなレッスンを提供していたのですが
英検®対策コースなるものも教えていました。
そこで、小学生でも英検®2級に合格させたり
高校生には英検®準1級に合格させたりしてきました。
そんな私が、1人でもできる英検®2級の合格方法を皆さんにお伝えします!
英検®2級のレベル
2級のレベルと準2級との違い
2級レベル
そもそも、英検®2級レベルを知っていますか?
2級のレベルというのは、すなわち
CEFR B1レベルです。
CEFR(セファール)=ヨーロッパ言語共通参照枠 これは、学習者、教授する者及び評価者が、外国語の熟達度を同一の基準で判断しながら、学び、教え、評価できるように開発されました。CEFRの等級はA1、A2、B1、B2、C1、C2の6段階に分かれており、その言語を使って「具体的に何ができるか」という形で言語力を表す「can-do descriptor」を用いて分かりやすく示しています。 |
簡単に言うと、ある言語がどのくらいできるのかという世界共通の指標です。
A1-2:Basic User(基礎段階の言語使用者)
B1-2:Independent User(自立した言語使用者)
C1-2:Proficient User(熟達した言語使用者)
と大別されています。
そしてこのB1レベルの言語話者は、以下のことができるとされています。
仕事、学校、娯楽などで普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば、主要な点を理解できる。その言葉が話されている地域にいるときに起こりそうな、たいていの事態に対処することができる。身近な話題や個人的に関心のある話題について、筋の通った簡単な文章を作ることができる。 |
要は、難しすぎる話でなければ、日常の大抵のことは英語でこなせるというレベルです。
「外国に行っても大抵のことは英語でこなせるな」という人は英検®2級を受ければ勉強しなくても十分に合格できます。
語彙数としては、5,100語程度が求められます。
準2級レベル
英検®準2級は
CEFR A2レベルです。
A2レベルの言語話者は、以下のことができるとされています。
ごく基本的な個人情報や家族情報、買い物、地元の地理、仕事など、直接的関係がある領域に関しては、文やよく使われる表現が理解できる。簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄について、単純で直接的な情報交換に応じることができる。 |
このレベルは、基礎段階の言語使用者なので、
簡単で身近なことなら英語でこなせるというレベルです。
語彙数は3,600語程度が求められます。
2級のレベルに十分対応するには、準2級に出てくる英語がほぼ全て分かるようになってから
さらに1,500単語程度の語彙力の追加や読解力、文産出力が求められます。
2級合格までの学習戦略を立てよう!
英検®2級にはご存知の通り、4つのセクションがあります。
§Reading
§Writing
§Listening
§Speaking (各650点)
の4つのセクションです。
CSEスコアは合計2600点満点です
このうち、1980点以上で2級合格ということになりますが、
1980点を超えていても、§Speakingで460点を超えないと合格とはなりません。
2級に向けた学習始める時に準2級を持っている人は、
各技能のスコアがどれだけ取れているかをもとに学習に取りかかってみましょう。
すでに2級を受けたことがある人は、そのスコアをもとにしてください。
なぜなら、各技能のバランスが取れていないと合格に至りにくいからです。
また、何かの技能が他と比べて著しく低いとその他の技能が伸びにくくなります。
ここからは不足している技能の強化方法とおすすめの教材をご紹介します!
各技能の強化方法
§Readingのスコアが足りていない人
§Readingの中でも、問題の種類が3つありますが、どこに✕が多いでしょうか?
「全部✕だらけだし!」という人は、全部一つずつ学習して埋めていきましょう。
語彙問題に✕が多い 対策優先度★★★★☆
単語をなんとかしましょう。
熟語も問われますが、英検®の問題の中で一番難しいのが熟語の問題ですので、後回しで大丈夫です。
単語は
❶準2級レベルの単語が完璧かどうか確認する
❷2級レベルの単語帳を使って使い方や発音まで覚える
(❸単語帳がどうしても苦手な人は、準1級の長文などを使って覚える)
私は、今でも単語帳を使って単語を覚えるのが本当に苦手です。
「どうしても覚えられない」とかそういうことではなく、やり始めると3ページくらいで眠くなります。
なので、高校生の時からずっと❸の方法で、文章を何度も音読しながら
内容も楽しみながら出てくる全ての単語や表現を覚えていました。
文中で既に使われている状態で登場するので、使い方もそこで自然と吸収できました。
❷の方法で学習していく人は、
武田塾で推奨している「4日2日ペース」、
1人でやる場合は「5日2日ペース」で単語帳を使って覚えていきましょう。
「なんですかそれ?」と思った方は、こちらをご覧ください!
動画内でも話されているように、
例えば1日100単語を覚えると設定した場合、
1~4日目まではその日のうちに100単語を一旦全て覚える
5日目で1~400単語を総復習して完璧にする
6日目で1~400単語をもう一度総復習してさらに完璧にする
といった流れです。
2023年11月現在、本屋さんで手に入る
\おすすめの単語帳はこちらです!/
おすすめポイントにも記した通り、
語源情報が載っているので、覚えやすくなったり、
きちんと例文が載っているので、使い方や相性のいい語句などが同時に学べるところがとてもいいです。
発音に関しても無料のアプリで音声が聞けるので心配いりません。
💡覚える時は黙々と覚えるのではなく、
発音しながら、音と意味をリンクさせるように覚えましょう。
文法問題に✕が多い 対策優先度★★☆☆☆
文法は、高校の学習指導要領に割り当てられているほぼ全ての文法が対象です。
文法問題としては、3問程しか出題がありませんが、Reading, Listening, Writing, Speakingのいずれにも最低限の文法力は必要です。
優先度★×2としているのは、この3問のための対策としての優先度が低めであるのであって、
基本的な文法がそもそも不安な人は最優先でやった方がいいです。
文法は高校で配られるような文法書を1冊読んで理解しておけば大丈夫です。
あまり分厚い文法書だといつまでたっても読み終わらないので、
自分で読み切れそうなものを本屋で購入するのもいいでしょう。
\武田塾的おすすめはおなじみのこちら/
文法の網羅本としてはかなり薄めですが、2級レベルで戦っていくには十分です。
実際に出題された問題の要素が盛り込まれているか照らし合わせてみたことがありますが、きちんと載っていました。
中学生レベルの英文法は完璧であれば、この本に取りかかってOKです。
長文問題に✕が多い 対策優先度★★★★☆
「時間がすごくギリギリで最後焦ってします💦」
「時間が全然足りていない💦」
という方は、英語のレベルがそもそも足りていません。
英検®は合格レベルに達している=時間が余る
と思っておいてください。
単語力や瞬発力が足りていなさすぎる or 文法力で正確に意味が取れていない
長文は全部で5題あり、合計単語数は1500単語程です。
1題250~350単語程度で構成されています。
1分間に100単語は理解しながら読めるように意味のまとまりごとに読んだり音読しながらスピードを上げましょう。
英検®の長文はほとんどが話の流れの順番で設問されています。
最初の設問を読む→答えが見つかるまで本文を読む→マークする→次の設問を読む→・・・
の順番でやっていけばタイムロスなく進めることが解き進めることができます。
💡受検までの残り時間が少ない人は、文章を読むスピードを上げるよりも
ひとつ前の語彙・文法問題のスピードを上げて長文に充てられる時間を稼ぎましょう。
\オススメ参考書はこちら/
「いや、単語帳やん!!!」って思いましたか?
その通りです!
「英検2級 長文 参考書」とかって検索すれば王道の参考書はたくさん出てきます。
長文用の参考書はどうやって使えば長文が読めるようになるのか、みなさんはバシッと答えられますか?
読んで、問題を解いて、答え合わせをして、解説を読んで、、、
これで読める力がつきますか?
きちんと力を伸ばすために正しく上手に使える人は王道の長文用参考書でOKです。
そうでない人の特徴としては
「読んで問題を解くこと」が目的になってしまう、
英語を理解したのではなく、解説を読んで英語を理解した気になってしまう
という伸びない使い方をしてしまっています。
これらが起こってしまうのは、設問があるからです。
紹介した『文で覚える単熟語』には問題が設けられていません。
読めるようになるために必要な単語や熟語や表現が散りばめられており、
それを何度も音読しながら練習ができる教材です。
そして読めるようになりさえすれば、英検®2級の長文は答えが全て文章中に書かれていますので、問題を解くための特別な訓練はしなくてもきちんと正解できます。
§Readingはひとりでも対策しやすい!
ここまでReading セクションの対策方法や使うといい参考書をご紹介してきましたが、
役に立ちそうなものはありましたか?
英検®で測られる4技能の中で、最も一人で対策しやすいのがReadingです。
これがある程度できるようになってくれば他の技能の対策もしやすくなります。
まずはReadingの学習を通じてしっかりと英語のインプットをしてください。
次のVol.2ではWriting, Listening, Speakingで点を取るための対策をお話しします!
So much for volume 1. I'll see you in the next blog post!