こんにちは!武田塾武蔵小山校講師の荒木です。
受験において志望校選びはとても重要です。
今回は慶應義塾大学法学部法律学科に通う私が、法学部および慶應義塾大学の雰囲気や実情について紹介していきます。
慶應志望の方や法学部に興味を持っている方は是非参考にしていただけると幸いです。
慶應大法学部の概要
慶應の法学部には政治学科と法律学科の2つがあります。
出願時に学科を選ぶようになっていて、出題される問題は同じですが合格最低点が違っています。
最低点に関してはあまり差はなく、毎年どちらかの学部かが数点高くなります。
2023年度は法律学科が高かったのですが、個人的に2024年度入試は芦田愛菜さんの在籍している政治学科の方が高くなると予想しています。
政治学科と法律学科の違いは授業に内容にあります。
政治学科では必修の授業は社会学や政治学が多く幅が広いのに対して、法律学科ではほとんどが法律に関するものになっています。
もちろんどちらの学部に行っても一般教養科目で色々な学問について自らが選んで学ぶことができ、私は人類学や音楽、論理学などをとっていました。
内部生からの人気は政治学科の方が高く、理由としては単位所得が楽で、面白い授業が多いからだそうです!
医学部の次に進学条件が高いとされていて、その分優秀な生徒も集まっているようです。
慶應大法学部法律学科の実情
法律学科は法曹志望が目指すものだと思う人も多いように感じますが、実際はそうでもないと感じています。
友人には、入学前は司法試験を考えていたけれど、入学後諦めたという話をよく聞きます。
本格的に法曹を目指している人は、
入学と同時に予備校に通っている人が多いですが、そういった人は全体の2割以下ではないかと思います。
外国語のクラスでは、クラス分けがされており、
クラスの男女比は選ぶ言語によって違いますが、私の取っているスペイン語では大体6:4と慶應では珍しい割合になっています。
しかし、男女で関わる機会はあまりないので男女の壁を感じます。
残念ながらどこに行ってもそれは変わらないと思うので、サークルやゼミなどで仲良くなるしかないかなと思います!
生徒の構成要素として一般組の割合は少なく、内部生やAO受験が多いように感じます。
内部生は最初は怖く感じますが、すぐに仲良くなれると思います!
余談ですが、芦田愛菜さんと学部まで同じの私は、残念ながらまだお会いしたことはありません。
学科やとった言語が違うとなかなかその機会は少ないですが、必修以外の科目で同じ授業を取っていて、見たという話はよく聞きます!
法学部が合う人は?
必修の授業に関しては、堅い内容が多く興味のない人にとってはとっつきにくいと思います。
成績はほとんどの授業が試験の結果だけで決まるので、出席を取られないのは良い点ですが単位取得の面では実力がモノを言います。
論述形式が多く、文を書くのが得意な人にはおすすめですが、
そうでないのであれば苦労するという印象です。
他の学部と比べて珍しいこととして、卒論が無いという点にあります。
ゼミによって変わるのですが、大学生の忌み嫌う卒論が無い場合が多いようです!
その分テストで文字を書かされるというわけです 泣
法学部でよくイメージされる、実生活で役に立つ法の知識というのはなかなか学ぶことはできず、法とは何なのかという概念やどういった場合に犯罪になるのかという条件を覚えていくのが法学部の勉強になっています。
この点は知っていないと面食らってしまうかもしれません。
もちろん勉強を進めるうえで、興味を持っていく場合も多いと思うので心配いらないと思います!
早慶どっちを目指す?
私は早慶法学部にW合格し、嬉しいことにどちらか選ぶことができました。
結果的に第一志望だった早稲田ではなく慶應に進んだのですが、早稲田の学生生活も体験してみたかったなと感じることもあります。
どちらもすごく魅力のある大学ですが、どんな将来や職業を目指すかで決めるのがいいと思います!
問題の傾向は違いますが、どちらの大学も目指すことも悪いことではありません。
終わりに
以上が紹介になります。
努力さえすれば合格はつかみ取れます!
ぜひ高みを目指して受験勉強に励んでください!