こんにちは
武田塾武蔵小山校講師の風間です
突然ですがみなさん、こんな悩みを抱えたことはないでしょうか
「昼まで寝てしまって勉強量が確保できない。。。。生活習慣が狂って昼夜逆転している。。。。」
受験生の多くの人がこの問題にぶち当たると思います
特に夏休みなどの長期休暇に入ると生活習慣をすべて自分でコントロールしなくてはならなくなるので、差がつくポイントの一つとなっております。
朝を制すものは受験を制すという言葉もあります
遅く寝て遅く起きる人よりも、早寝早起きをしている人のほうが勉強やスポーツの成績がよい傾向があるという研究報告もあるそうです。
また、朝に余裕をもって活動することはその人の幸福感にもつながってくるという話もあります
朝は何かと慌ただしいものですが、朝活を始めると、早起きした分だけスケジュールにゆとりが生まれ、落ち着いて一日のスタートを切ることができます。
今日自分がすべきことは何か、タスクの優先順位をどうつけるべきかなどを、朝ゆっくりと考えてから活動を始めると、余裕を持って一日を過ごせるでしょう。
というわけで今回は実際に朝勉強するメリットと、早起きのコツについて今回は紹介します
早起きのメリット
1.集中できる
まず最初に上げられるメリットとしては、単純に集中できるという点があります
というのも、朝はまだ人々が活動する前ということもあってLINEなどのSNSが活発には動かない時間帯だからです
気をそらす要素が夜に比べて格段に少ないです
そして、朝という時間帯はリミットがあるというのが最大の特徴です
朝6時半から勉強を開始したとして、学校が始まるのが8時半だから、、、
あと2時間しか勉強できない!!!!!!!!
といった風に、朝は学校やその日の予定で区切りがつくことが多いため、時間をだらだら使うことは比較的少ないです
夜に勉強しようとすると、「8時から始めよと思ってたけど過ぎてしまった。。。開始時間を遅らせて1時まで勉強しよ。」といった風に、予定が後ろ倒しになりがちです
これが積み重なり、挙句の果てには3時になっても起きているといったことが起るわけです
夜はなぜか時間が無限にあるかのような錯覚に陥ります
時間を意識しない人は質への意識も低下します
常に「締め切り」を意識して最高の集中力を保って勉強するためにも、夜ではなく次の予定が入っている朝に勉強をする習慣をつけましょう
2.受験当日最高のパフォーマンスを発揮できる
二つ目は、受験当日最高のパフォーマンスを発揮できるという点です
入試当日は、学校がはじまるのと同じくらいの時間帯、朝8時~9時ごろから試験がはじまることが多いです。
この時間から頭を働かせて問題を解かなければいけないので、ふだんから朝型の生活にしておいたほうがよいと言われます。
受験当日に無理して早起きをすると、必ず当日何かのトラブルが発生します
受験票を忘れたり、シャーペン、鉛筆を忘れたり、、、、電車を間違えたり
何かうっかりミスが起こってしまう可能性が上がります
何故ならいつもその時間は寝ている時間だからです
受験当日は少しのイレギュラーも解答の判断に大きな影響を与えます
本番、万全の準備をして、何も不安要素がない状態で試験に挑みたいですよね?
それなら、受験本番に起きる時間帯に日ごろから起きておくことがまず必要です
早起きのコツ
ということでここからは、小手先ではありますが個人的に有効だった「早起きのコツ」について紹介します
1.ご褒美を用意しておく
一つ目は、ご褒美を用意しておくということです
起きることが楽しみになるようなご褒美を用意しておくと、成功しやすくなります。早起きを嫌なことではなく、「早起きすると、いいことがある」という状況を作ると、モチベーションが上がるからです。
自分の場合は、早朝のサイクリングをご褒美としていました
朝、人があまりいない都会の街を自転車で颯爽と移動し、風を感じる
そのあとに浴びるシャワーが気持ちよくて、継続できていました
他にも、ご褒美はなんでも構いません
・好きな紅茶を飲む取り寄せしたお菓子を食べる
・録画したTVを見る
・好きな音楽を聴く
・〇日連続で早起きしたら、映画を見に行く……など
ご褒美は自分の気分が上がるものなら、何でもOKです。「これがあれば、嫌なことでも頑張れる」というものを探してみて下さい!
「早起きをする」ことを目標にするのではなく、早起きをして「何をするか」を明確化するのが重要です!
早起きはあくまで通過点として、その先に目標をつくると「早起きをしなければならない」という意識が減り、ご褒美を楽しむことが目的になります。
朝、起きてからの2、3時間は脳のゴールデンタイム。寝ている間に脳は整理されるため、朝起きたときは整備されたグラウンドのような状態。
そのため、勉強ややりたいことに集中するには朝は最適な時間というわけです、、、。
2.ルーティンを明確にする
二つ目は、ルーティンを明確にするということです
起床後の行動が明確に決まっていると、起床の動機付けになります。
なぜなら、習慣の力は強いからです。
例えば「お風呂に入った後、温かい飲み物を飲み、布団に入って眠る」というのを習慣づければ、布団に入った時に自然と眠くなります。
これは実際にやってみると分かりますが、いつも同じ流れで眠っていると、布団に入った瞬間に眠れますよ。
これと同じように、
「起きたら窓を開ける」「起きたら、歯を磨いて水を飲む」など、やるべきことが決まっていると、不思議と「起きよう」という気持ちがわきます。
反対に起床後の行動が決まっていないと、ダラダラと時間を消費しがちです。
時間はお金では買えない貴重なもの。起床後の行動をルーティン化し、エンジンをかけるようにすると、時間を有効的に使うことにつながります。
まとめ
というわけで今回は受験生が早起きするメリットと、そのコツについて軽く紹介しました
早起きは三文の徳といいますが、受験生にとって早起きは∞文の徳です
いいことしかありません
人間は後天的に能力を獲得できる生物です
今夜型だと自己限定している人も、少しずつでいいので矯正してみてはいかがでしょうか