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【受験生・新受験生】受験期間中でも使える参考書<化学編>

皆さんどうもこんにちは、武田塾武蔵小山校講師の須田です。

2月も中旬になり受験もそろそろ佳境になりましたね。

今回は受験期間中でも使うことができる参考書について紹介していきたいと思います。

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私の一番の得意科目だった化学の参考書について紹介していきたいと思います。

ぜひ最後までご覧ください。

 

「物理・化学」の法則・原理・公式がまとめてわかる事典 (ベレ出版)

本書は現代の物理・化学の基本となる法則・原理・公式を豊富な図解でわかりやすく解説した参考書というよりかは事典に近いものになっています。

「こんな原理で動いている」「こんな仕組みでつくられている」といった科学の大枠をとらえられるよう、身近で具体的なテーマを利用して解説しています。

本書の特徴としては、物理、化学の数多くの物理法則、定理、公式をこれ一冊で網羅しているという点になります。

とても説明がわかりやすく、問題集を解きながら分からない公式を適宜確認することができるのであるととても助かります。

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理工学部の字引におすすめ!

あと一つ余談ですが、もし理工系学部に進学をしたいと考えている受験生がいましたらこちらの事典を購入しておくことをお勧めします。

理工系学部に進みますと、理科科目全般を1年時に学習することになるので、本書の存在が大いに助かります。

特に高校時代に物理ないし化学分野を修学していないと教科書や参考書を持っていないこともざらなので、両方の物理法則、定理、公式が記載されている本書は大学でも戦力としては十分です。

 

原点からの化学シリーズ (駿台文庫)

続いてお勧めするのは駿台文庫から出版されている「原点からの化学シリーズ」です。

「原点からの化学シリーズ」は、駿台文庫から出版されている参考書で「化学の計算」、「化学の理論」、「化学の発想法」、「無機化学」、「有機化学」の5部のシリーズがあります。

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教科書を非常に高いレベルから再構築されたような参考書であり、大学の授業と高校の授業のちょうど間の難しさです。

一見難解である化学の各分野を、授業のような口調で、適宜練習問題を挿し込みながら、軽やかに読み上げることができる本です。

「原点からの化学シリーズ」のレベルとしては上位旧帝大・早慶・医学部志望向けなので、

あくまで難関大向なのでそこまででもない人はここはスルーして大丈夫です!

「化学は簡単な計算はできるんだけど、過去問になるとなかなか点数が伸びない」という人に向いていると思います。

基本的には、解法というよりかは「どのように考えるべきなのか?」と本質を捉えている本になります。

 

化学の計算

化学の計算編は、理論分野を扱っている参考書です。

全国模試で理論分野の偏差値が60以上を取った事がある人向けの難易度になっています。

基本的な計算法はマスターしているが、発展問題だと点数がイマイチとれないときに、解決に導いてくれます。

「化学の計算」の特徴として、理論分野の要であるモル計算を中心に、理論に忠実な計算法が掲載されているので気体や固体など、癖のある計算問題が苦手な人にとても向いています。

 

化学の理論

化学の理論編は、基本的には理論分野のための参考書という扱いを受けています。

しかし、内容自体は、分野問わず化学の基本的な部分をより詳細に記述しています。

したがって、化学の偏差値が全国模試で50程度あれば、問題なく読むことができます。

「化学の理論」としては各理論がどれほど有益であるかについて非常に詳細に記述されています。

良い点として、それぞれの理論分野の知識が整理され、それぞれの有機的なつながりを感じることができます。

 

無機化学

無機化学編は、無機分野を扱っている参考書です。

本シリーズの中では、比較的難易度の低い参考書と言えます。

基本的には無機分野は暗記中心の分野であるため、本シリーズの中では最もレベルは低く設定されています。

基本的な化学の知識がないときついでしょうから、無機化学を学校や塾で一通り勉強が終わっている人向けといえます。

「無機化学」の特徴としてはあまり高校や予備校の授業でも詳細に扱われない無機化学について、非常に詳細に記述されているということです。

世間では軽く扱われる無機分野ですが、実際の入試問題では絶対に落とせない問題になってきます。

 

有機化学

有機化学編は、有機分野を扱っている参考書です。

本シリーズの中では、最も高い難易度になっています。

有機化学をより深く知りたい、なかなか覚えることができないという人向けの参考書です。

「覚えることができない人向け」というのは、化学が苦手な人ではなく、暗記量が膨大で手に負えないという人向けです。

化学の基本的な知識を持っていない人には、かなり難しく感じてしまう内容になっています。

全国模試の偏差値60近くを、理論分野で何度もとっている人向けとも言えますね。

とても理論的に書かれているのでどうしても暗記が苦手だと思っている人向けの本です。

「有機化学」としては、有機化学を大学レベルの観点から書かれています。

この一冊で、大学の基本的なレベルの講義まではしっかりと学ぶことができるので、大学に合格した後でもお世話になります。

良い点としては、有機化学の反応の「単純な暗記」から、「理解に基づく暗記」に移行することができます。

電子がどのような振る舞いするかを理解することで、有機化学の全体像を捉えることができます。

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化学の発想法

化学の発想法編は、化学全体の考え方を扱っている本です。

入試や模試で出題される実戦的な問題から、もう一度化学の捉え方を整理するために最適です。

化学のことが好きだ、化学をもっと知りたいという人向けと言えます。

ただこちらの参考書は受験生にとって必要かといえば、そうではなく、

大学で化学を専攻したい人向けの入門書といえるほど、少し難易度の高い内容になっています。

難関大を目指す人は一応目を通しておいても損はないでしょう。

「化学の発想法」の特徴は分野を問わず、「化学というものがどのように積み重なっているか」について書かれています。

シリーズの中では、最も化学の本質を捉えている本であり、原点からの化学シリーズらしい一冊といえます。

 

【終わりに】受験期間中に使える参考書

いかがでしょうか。

化学は大学化学から流用する問題も多いため、ものによっては非常に難易度の高い問題が多くなります。

今回紹介した参考書は大学に進学した後でも使えるものなので、今買ってもずっと使えます。

是非参考にしてみてください。

 

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