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【駒澤大学】T方式 入試問題(英語)の解き方&対策 ~前編~

みなさんこんにちは!武田塾武蔵小山校の増田です!

 

受験生のみなさんは共通テストの日程も迫ってきていて、

それが終わればあっという間に私立大学の入学試験の日がやってきますね。

 

今回は東京にある人気大学「駒澤大学」の英語入試問題について解き方や、

対策、必要なスキルや知識についての「前編」としてお話ししていきます!

 

駒澤大学は全国的にも有名な大学で、第一志望校にしている人も多くいるかと思います。

数ある入試方式の中でも最も募集人数・合格人数も多い「T方式」という入試名のものについてです。

駒澤大学深沢キャンパス

 

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駒澤大学 T方式(2月)英語問題

 

試験時間

試験時間は60分間全てマーク問題です。

 

問題構成

駒澤大学の問題は大問がⅠ~Ⅹまでの10個あります。

Ⅰ 長文問題

Ⅱ 長文問題

Ⅲ 長文問題

Ⅳ 会話問題

Ⅴ 語彙問題

Ⅵ 語彙問題(普通の単語帳には出てこない)

Ⅶ 文法・語法問題(空所補充4択)

Ⅷ 語法問題(空所補充4択)

Ⅸ アクセント問題

Ⅹ 語句整序問題

 

各5問ずつ、合計50問です。1問平均1分のペースですね。

 

所感

あまりスピードは意識せずに解きましたが、10分程余って、見直しもしました。

駒澤大学の受験生からすれば、もっと時間がかかるかもしれません。

しかし、焦らずに解き進めて10分程度見直し時間が取れた方がいいように感じました。

最初に長文が設けられていることで、

上手く受験生の焦りを煽るような構成になっていると感じました。

長文自体は長くないですが、10あるうちのⅠ~Ⅲの長文で時間が少しかかります。

そこまで到達した時点で

残り7つも大問があるの!?こんなに時間使っちゃった💦

という気持ちにさせられます。

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Ⅳ~Ⅹは問題がライトなので、結局間に合うのですが、

それでもやはりあと7割の問題が残っていると思うと、

そして受験本番の心境を考えると焦るだろうと思います。

 

必要以上の焦りは禁物です。

本当なら分かるはずの問題も焦りのせいで失点してしまいかねません。

そうなっては「悔しい」の一言では済まされませんよね。

 

そこで、ここからは、私から駒澤大学受験生への提案をしていきます!

 

駒澤大学受験生への提案

「決め事」をしておく

どんな状況でも、「決め事」をして「十分な練習」をしておけば焦りを抑えることができます。

 

試験本番にやってしまいがちなのは、間違えたくないがゆえに、

いつもより丁寧に読み込んでしまったり

問題に取り組む順番を変えてしまったりすることです。

 

すると最後に待っているのは、

「時間が足りない」「マークがズレてしまった」

などの最悪の事態です。

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逆に言えば、

普段の練習でしていないことは絶対にやってはいけないということです。

また、普段の練習も練習だからといって本番で使えないようなやり方で取り組んではいけません。

 

本番で「丁寧に読みたい」のであれば普段から「時間内に丁寧に読む」練習をしておくべきです。

本番で「後ろの問題から解答していきたい」のであれば普段から「後ろの問題から解答する」練習をしておくべきです。

 

「練習」というのは常に「本番のため」にやることです。

 

「決め事」のパターン

そうは言っても自分にはどんな「決め事」をしておくのがいいのかわからない人もいるかと思います。

そこで、3パターンの提案をします。

どんな決め事をすべきかは自分自身にしか分からないので、

どんな方法が合うかぜひ試してみてください。

 

絶対に前から後ろに解くパターン

一番正統派のやり方です。

メリット

●マークの順番を間違いづらい

●ページをめくるたび終わりが近づいている感覚が得られる

●時間短縮になる

 

時間短縮に関しては、なにも考えずに順番にページをめくればいいだけなので、少しではありますが、かかる時間を減らせることと、マークシート上の手の運び方が順番になるので、頻繁に問題番号を確認する必要もなくなるためです。

 

デメリットとしては、

●最初に長文が来るので焦るかもしれない

●英語脳が温まっていないので、読むスピードが遅くなる人もいる

●英語力が十分でない場合、最後の「Ⅹ-語句整序問題」でタイムオーバーになるかもしれない

などです。

オススメできる人

  • 長文読解の練習を十分に積んで、前から後ろへ英語の順番で読める人
  • 今までの人生で一度でもマークミスをしたことがある人
  • 基礎的な文法問題や語彙問題の練習を十分に積んでいて、短文空所補充問題が1問あたり5~30秒の間で解答できる人

 

 

上記ができるレベルまできちんと学習できている人は、前から順番にやっても十分間に合います。

マークミスのリスクを最小限にするためにも前からⅠ~Ⅹの順番で解くようにしましょう。

ページをめくるときに、残りも問題量も感覚的に掴めるのでオススメです。

 

絶対にⅤ~Ⅹ、Ⅰ~Ⅳの順番で解くパターン

オススメできる人

長文読解にちょっと自信のない人にオススメです。

はじめに短文空所補充型の語彙・語法・文法問題や発音問題を完璧にして、

時間をかけずに取れる問題から確実に取っていくパターンです。

 

メリット

  • 多くの人がまず英語学習で取り組んだ短文空所補充型の語彙・語法・文法問題から取り組める
  • 最後の文法問題で焦らずに考えて解答ができる
  • 時間をかけずに30/50問を終わらせることができるので気持ちに余裕ができる

 

デメリット

  • 出だしのマークミスのリスク(大問Ⅴが終わった時点でマークの位置を確認すれば問題なし)
  • リーディングが得意でない人は後半の長文で焦るかも
  • 時間をかけるべきでない文法問題で考えこんでしまう

 

このやり方でどうしても時間が足りないという人は、

最初から「長文を1題捨てる(当てずっぽうでマークしておく)」と決めておきましょう。

もちろんABCDのどれをマークするかも決めておくと良いです。

当日ランダムにマークするのは、1問も当たらない可能性もあるのでオススメしません。

 

絶対にⅦ~Ⅹ、Ⅰ~Ⅵの順番で解くパターン

解き始めを大問Ⅶ(7)からにずらしたパターンです。

オススメできる人

どちらかというと長文問題は得意ではないが、落ち着いて読めばきちんと解ける人

受験向けの参考書や塾でしか英語に触れていない人

理由としては、大問Ⅵを一番最後に持ってきたかったからなのですが、

このⅥはいわゆるオーソドックスな受験勉強をしてきた受験生には少し難易度が高いと感じるからです。

 

メリット

  • 最初に基本的な文法問題から入ることができる
  • 最後時間に多少追い込まれても、語彙問題なので1分もあれば1問は考えて解答できる
  • 長文問題が60分の内の真ん中にくるので、焦らずに読むことができる

 

デメリット

  • 出だしのマークミスのリスク(大問Ⅵが終わった時点でマークの位置を確認すれば問題なし)

 

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どれか良さそうなものを試して、

「決め事」として入試本番が終了するまでやり方を変えないようにしましょう。

 

繰り返しになりますが、

普段やっていないことを本番に思いつきでやることは絶対にしないでください

 

まずは、過去問題に取り組みましょう。

その際きちんと意図をもって、どのような「決め事」の中で練習をするかを意識して取り組んでください。

同じ知識量でも問題への慣れと対策で点数は変わります!

 

後編」では気になる問題の特徴や、その対策をお伝えします!

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