みなさんこんにちは。武田塾武蔵小山校の三浦です。
前回のブログでは、国立大学に一人暮らしで6年間通った場合にどれくらいお金がかかるのかというテーマで実体験ともとにまとめていました。
【お金】国立6年間(理系)・一人暮らしでいくらお金がかかるのか?
(まだ読んでいない方は、こちらをチェック!)
今回のブログでは、前回のブログ内容も加味しながら、
地元の大学に進学するべきか、東京の大学に進学するべきかについて考えたいと思います。
(東京が地元で、実家通いの人是非読んでみてください!)
地元の大学 or 東京の大学
結論からいうと、
(地元に絶対にいきたい大学・そこにしかない学部がある=地元にいる理由がある=地元に就職するなど以外は)
東京の大学に行くべきです!
では、なぜそう考えたかを説明していきましょう。
まずは、地元の大学・東京の大学それぞれの進学する場合の良い点・良くない点についてまとめます。
地元の大学に進学するメリット・デメリット
今回は地元の国立大学に進学するケースについて考えます。
この場合、何がメリットかというと、実家から通えるという点で、
①一人暮らしの費用がかからない
②家事・自炊に時間が取られない
③金銭面・健康面等の心配がない
などが挙げられますね。
地方の国公立大学の場合、県内出身者であればほとんどが実家通いだと思うので、前回のブログでまとめたように、莫大な一人暮らし費用を浮かせることができるというのが経済的には大きいと思います。
また、実家あれば家事や食事の手間はこれまで通りやらなくていいし、なんならバイトもしなくても十分に暮らしていけるくらいでしょうか。
そのため、一人暮らしをしている人に比べて、お金や時間があるということになります。
さらに、これは一人暮らしをしてみると実感しますが、病気や事故の時に周りに人がいるというのは意外に大きいということがわかります。
よって、実家通いの場合は何にも困らずに生活していくことが可能ですね。
一方で、考えられるデメリットをしては、
①一人の時間が少ない
②情報やモノが乏しい
③一人暮らしの経験が積めない
などです。
実家で過ごすとなると、どうしても家族に合わせて生活するスタイルになってしまいます。
自分一人での自由な過ごし方はできないので、健康的な生活が送れる反面、自分のしたいことができないことが多くなります。
また、東京に比べてしまうとモノが乏しいので、遊び場所が少なかったり、買いたい物を取り扱っている店がなかったりと、どうしても地元で完結できるものに絞られてしまいます。
お金や時間があっても、退屈になってしまう人もいるのではないでしょうか。
以上が地元の大学に進学する場合についてでした。
同じように、東京で一人暮らしをする場合についても考えてみましょう。
東京の大学に進学するメリット・デメリット
基本的には、東京の大学に一人暮らしで通う場合のメリットとデメリットは、先ほどの地元の大学に進学する場合の逆になります。
しかし、東京の大学にしかないメリットやデメリットも存在します。
メリットの一つが、就職です。
東京での就職を考える場合、東京の大学の方が就職しやすい点が多くあります。
まずは就活情報についてで、東京に身を置くことで、都内の大企業へのアンテナが立ちやすくなります。
周りにも同じ企業を志す人が多くいることで、競争力も高まり、地方に比べて優位に就活を進めることができると思います。
また、就活は学閥に左右されることもあります。
地方と東京の大学で例え同レベルくらいであったとしても、企業側で東京の大学の人が多い、つまりちょっとした学閥が存在するようなところでは、地方よりも東京の大学の方が優位に立つことになることでしょう。
時間があるうちに東京を経験しておいた方がいい!?
以上が地元の大学と東京の大学の比較でした。
まとめると、地元の大学はお金や時間はあるが、できることに制約がある、一方で東京はお金や一人暮らしの手間がかかる分、アクセスできるものが多いといった印象です。
個人的には、地方でしか出来ないということは少なく、地方でできることの多くは東京でもできると思っていて、逆に東京でしか出来ないことがかなりあると考えています。
そのため、地元の大学にこだわる理由(後述)が特になければ、東京の大学に進学することを大いに勧めます。
(ここで、地方の大学にこだわる理由としては、卒業後に地元に就職する=地元で教員に、医者になる等々です。この場合だけは、東京の大学よりも地元の大学の方が動機もしっかりしている分、有利というか無難な選択だと思います。)
結論、学生の時に東京で暮らすのと、社会人になってから東京に来るのは全然価値が違います。
体力・時間がある時に東京で生活を始められるのは何より大きく、社会人になってから東京で働きながら一人暮らしを始めるのはすごく大変です。
経済的な負担がかかってしまうかもしれませんが、前回のブログでも触れたように、奨学金やバイトを程度よく扱えば、不自由なく生活していくことができます。
もちろん、地方の大学が悪いということはなにもありません。
しかし、若いうちに一度でも東京を経験しておくことはとても大事だなとこの6年間で思ってきました。
東京にするか地元にするかで迷っている高校生は、大学の4年間・6年間をどこで過ごすかをもう一度よく考えて大学を選んでみてください。
大学に進学する人は、、
最後に、東京にせよ地元にせよ親のありがたみを感じ感謝しましょう。
一人暮らしをしてみればわかりますが、仕事をしながら家の掃除・洗濯をしたり、料理をしたりすることはとても大変です。
大学に進学するのは、なにより親の経済的な助けなしには叶いません。
大学に進学できることを当たり前だと思わず、日々親に感謝しながら勉学を頑張っていきましょう。