皆さんどうもこんにちは、武田塾武蔵小山校講師の須田です。
早いもので9月も終わりに差し掛かりましたね。
2022年も残すところ2ヶ月になりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は前回に引き続き関西の難関大である関関同立のキャンパスについて紹介していこうかと思います。
まだ前編を見ていない方はこちらも是非ご覧ください。
大学のキャンパス紹介(関関同立 前編)
今回の記事を参考に、是非志望校決定する際の判断材料にしてみてください!!
同志社大学
本社大名は、京都の中心に近く交通至便な今出川校地と、
人里離れた山の中にある京田辺校地の2つのキャンパスに分かれています。
今出川キャンパス
今出川キャンパスは、地下鉄今出川駅直結で交通が至便です。
北改札前にある連絡通路の自動ドアをくぐると、そこは地上5階、地下2階の良心館内。
地下にはラウンジや食堂、1階にはベーカリーカフェやコンビニ、2~3階には日本最大級のラーニング・コモンズ(自習空間)があり、一日中賑わってます。
異国情緒あふれる赤レンガのキャンパスは美しい。
「クラーク記念館」「ハリス理化学館」「同志社礼拝堂」、京都市最古のレンガ建築である「彰栄館」など、国の重要文化財がたくさん。
おしゃれでクラシカルな建物は学生からの評価も高く、トイレなどは改修されて快適ですが、学生数のわりに狭いことは不評。
以前は京田辺キャンパスに分散していた文系学部を集約して以来、人口密度が高まりました。
昼時の食堂はどこも大混雑。
良心館地下の教室が昼食用に開放されているものの、「午後の授業は食べ物のニオイが室内に充満して困る」(商学部生)。
彰栄館前のサンクタスコート中央には高さ23 mのヒマラヤスギがあり、例年11月下旬~12月25日まで点灯されるクリスマスのイルミネーションは京都の冬の風物詩となっています。
今出川キャンパスの北門の向かいに隣接した室町キャンパスは、室町幕府の「花の御所」の跡地。
寒梅館↓というレンガ造りの建物があり、大小のホールでは映画上映やコンサートなどを開催。
学生支援センターやキャリアセンターなども入っています。
1階のカフェや7階のフレンチレストランは学生や教職員のほか一般人も利用できます。
今出川キャンパスから徒歩5分の距離にある小型の新町キャンパスには、サークルや部室が入った学生会館があるほか、主に社会学部と政策学部が使用する臨光館があります。
学生たちは新町キャンパスと今出川キャンパスを狭い路地を通って行き来できますが、「混雑して進まず、近隣住民からの苦情が絶えない」(社会学部生)との事。
大学側は上立売通や今出川通への迂回を呼びかけています。
体育会系は京田辺が中心。
部員がほとんど今出川にいても、部室や活動スペースが足りず、京田辺に通う学生もいます。
今出川にはイベサー、飲みサーが多いです。
また、同校地の北側には烏丸キャンパス開設とともに、2013年にグローバル地域文化学部を新設。
唯一の建物である志高館はレンガ風ですが、「趣のある校地内に突如現れた謎の建物という感じ」。
一人暮らしは鞍馬口駅周辺に多いです。
おしゃれ好きは丸太町や烏丸御池エリアを選ぶそうです。
自転車通学がとても多く、朝は駐輪の行列がでます。
奈良や南大阪などの実家から2時間かけて通う学生もちらほらいます。
京田辺キャンパス
京都市の南部、奈良側に位置する京田辺キャンパス。
最寄りの同志社前駅付近は寂れた雰囲気で、飲食店もわずか。
「飲み会は京田辺駅か四条エリアで行うのがもっぱら」とのこと。
「関西文化学術研究都市」といいますが、周囲には緑しかないです。
キャンパスは敷地総面積79万平方メートルと広大。
学生たちが「田辺坂」と呼ぶ長〜い長〜い坂があります。
京田辺キャンパスのシンボルは、ラーネッド記念図書館。
2018年1月にリニューアルした館内はきれいで、無線LANも使えるので便利です。
2015年には礼拝堂「言館」も完成。キャンパスが広すぎて体育館(デイヴィス記念館)までなかなかたどりつけませんが、講義が行われる建物は集中しているので移動しやすいです。
校地の西側には野球場から射撃場まで体育施設がいっぱい。ゴルフ練習場やインラインスケート場、ボルダリング施設などを備えたクライミングセンターまであります。
また「おいしんぼ横丁」をはじめ食関係も充実。
国際交流の拠点となっている多々羅キャンパスと、医工連携を中心とした研究活動を行う学研都市キャンパスもあります。
立命館大学
京都市北区にあるメインの衣笠キャンパスと、滋賀県のびわこ・くさつキャンパス(BKC)を持つ学部割れ大学です。
愛称は「Rits(リッツ)」ですが、恥ずかしいので学生が自分たちのことをそう呼ぶ習慣はないそうです。
2015年には大阪府茨木市に新キャンパスを開設し、衣笠から政策科学部、BKCから経営学部が移転。
2016年4月に総合心理学部が2018年4月に食マネジメント学部が、2019年4月にグローバル教養学部が新設された。
衣笠キャンパス
京都駅からバスで約35分。
学生用シャトルバスは片道150円。
緑豊かな衣笠山を背景に、周囲には金閣寺、竜安寺など京都でも有数の名刹が集まり、校舎の窓からは左大文字が見えます。
そんなロケーションのなか、キャンパスでは新築・改築を繰り返してきました。
2016年に完成した平井嘉一郎記念図書館(通称・パルテノン神殿) ↓は、自動貸し出し機能付きゲートや、用途別に趣向を凝らした閲覧席を備えた新名所。
1階にはタリーズや飲食物持ち込み可でPCやプリンタ、プロ ジェクタなどを利用できる「Peer Learning Room (ぴあら)」があるので、学生の溜まり場になっています。
2015年秋に完成した無料のジムには最先端のマシンがあり、すごい人気だそうです。
学生会館の「Cafe ゆんげ」は「スーパーデラックスカフェ」が名物でよくネタとして利用されています。
存心館の大食堂は21時半まで営業。
普段の飲みは北野白梅町や円町で済まし、新歓コンパは河原町、西院、平野神社エリアまで足を運びます。
特に平野神社↓での花見は各サークルのスペース争奪戦が熾烈です。
びわこ・くさつキャンパス
経済系、理系、医療系の学部が集まるびわこ・くさつキャンパス(BKC)は、JR東海道線南草津駅↓からバスで約20分。
BKCから衣笠キャンパスまでは1時間以上かかるので、キャンパス間の交流は少ないです。
いちおう有料のシャトルバスも運行。
田舎と思われていますが、京都駅からの所要時間はキャンパスから40分程度で、衣笠とあまり変わりません。
キャンパスは、これでもかというほど広く(甲子園球場の15倍)、理工学部の建物に続く大通りは、ガンダムロード↓と呼ばれています。
セントラルアークにある「Beyond Borders Plaza」↓はカフェのような空間で講義の合間の時間潰しや自習に使われています。
食堂はとても混むため教室や外のベンチで弁当を食べる人が多いです。
弁当販売所には昼前になると、唐揚げ、オムライス、カレーなどバラエティ豊かな弁当が並びます。
大阪いばらきキャンパス
図書館や生協食堂はもちろん、スターバックスや1000名収容の大ホールや体育館もあります。
また隣接する岩倉公園とは一体的な空間として整備され、屋外にはテラスなどもいっぱい。
半分が茨木市の土地で、キャンパス内には小さな子どもや散歩中の犬の姿もよく見かけます。
終わりに
いかがでしょうか。この記事を参考に視野を狭めずいろいろな大学を知ったうえでの進路選びをるすようにしてください!
武蔵小山校では、関西の大学の相談も受け付けておりますので、迷ったら是非相談に来てください!