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慶應義塾大学商学部の世界史で8割とるための勉強法!

こんにちは。武田塾武蔵小山校です。 

皆さんはもう志望校は決まりましたか?

まだ決まっていない人は遅くとも夏休み終わった時くらいには、どこの大学を目指して勉強を進めていくか定められるといいですね!

私は夏休み終わった直後くらいから私立は慶應の商学部を受けようと決めていました。

世界史にあまり時間をさけなかったのですが、慶應の商学部は世界史や日本史などの社会科目の難易度が圧倒的に他学部と比べて低かったので余裕で8割を超える点数を取ることができました

ということで今回は、慶応義塾大学を志望している方に向けて、慶応商学部の世界史で8割を取るために実際に私がやった勉強法を紹介します

 

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全体の流れを把握する

歴史系の科目全般に言えることですが、まず最初に行わなければならないのが、歴史全体の流れを把握するということです

世界史は縦と横、時間軸と場所の関係を抑えておくのが重要な教科となります

アメリカやヨーロッパ、インド、アジア諸国など、離れた地域がお互いに影響を与え合います

他国との関係性を時間軸で整理するためにも、世界史はまず1周して全体像を把握することがマストです

全体の流れがわかってないと、何が何だか分からなくなってこんがらがってしまうという状況に陥ってしまう可能性があります

私が流れを把握するときに使用していた参考書は、一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書というものです

一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書

山川の教科書は年代ごとで各地域がぶつ切りにされており、各地域ごとでの流れがつかみにくい設計となっています

例えば、1700年代だったら、イギリス史が3ページほど、次にフランス史が5ページ、次に中国は4ページ⇒1800年代のイギリスが5ページ分、フランスが4ページ分、、、、、といった風です。

しかしこの参考書は、場所ごとに章が分かれており、読み進めるとその地域の歴史の流れが一気にわかるという風になっております

例えば、中国史という章だったら、中国の誕生の歴史から第二次世界大戦後までが一気に説明されています

しかも、この参考書は年号が書かれておらず、テストで出てきそうな世界史単語も最小限に絞られており、文章の書かれ方も非常にやさしくなっております

この本は世界史を受験で使わない方でも楽しく世界史を学ぶことができるようにつくられているのです

そのため、この本を2,3周読んでから世界史を本格的に始めようとすると、世界史という教科にとっつきやすくなるでしょう

歴史はいかに早く最初の1周を終わらせるかがカギとよく言われますが、この参考書で私は2週間で世界史を1周できたので、この後の用語の暗記も、流れを完璧に理解していたため、割とするする暗記することができました

教科書太字レベルの知識を詰める

続いては教科書太字レベルの知識を詰めるという作業に移っていきます

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慶応商学部の入試は教科書範囲外から出されることはめったにありません

そのため、体感ですが、教科書の太字を完璧に暗記していれば6~7割くらいは取ることができるでしょう

学校からプリントが配られている場合はそれを使ってもいいと思いますが、私の高校は世界史の進度が遅かったので、自分で教科書を読みながらインプットしていってました

インプットのやり方は特にこだわっておらず、3回読む、くらいでした

資料集も一緒に読むと印象に残りやすいですが、資料集にしか載ってない内容だったりを無理して覚える必要はありません

大事なのはインプットよりもこの次のアウトプットの作業です

インプットした用語をアウトプット

知識が定着するのはアウトプットのときです

そのため、インプットはさっさと終わらせて、アウトプットに時間をかけるようにしましょう

アウトプットで私が使用していたのは、「時代と流れで覚える!世界史B用語」です。

時代と流れで覚える!世界史B用語

教科書太字レベルの用語が赤字で書かれており、赤シートでかくしてひたすら思い出します

分からなかった用語には間違えた回数が分かる「正」の字を記入していました

世界史は詰めては忘れ詰めては忘れの繰り返しだったのでこの参考書は入試本番の休み時間まで読み込みました

年号について

夏休みが終わったころくらいから年号にも手を付け始めました

年号に関しては「元祖世界史年代暗記法」という参考書を使用していました。

左ページに覚えるべき年号とその語呂合わせが、右ページにその解説が書いてあります

元祖世界史の年代暗記法

この参考書のいいところは、語呂合わせで年号が覚えられることだけでなく、大事な事件や出来事が一連の流れでまとめて復習することができるという点にあります。

中東戦争だったら、第一次から第四次中東戦争の年号を語呂で一気に覚えられると同時に、どういった経緯で第二次、第三次、第四次中東戦争が勃発したのかも、右ページに詳しく解説されています

個人的にはこれがめちゃくちゃありがたかったです

年号暗記に力を入れ、通史をやっていない間も右ページで通史の復習ができるという素晴らしい参考書です

過去問について

慶応商学部の世界史の入試問題はほとんどが記号を選ぶ問題です

文章中に穴があり、そこにたくさんの選択肢の中から、適切な記号を当てはめていくという形式です

そのため、用語を正確に覚えていなくても、「あー、これこれ」って感じで記号を選ぶことができます

正直言って基礎的なことを覚えていれば楽勝です

教科書範囲を完璧にし、年号を覚えておけば7割5分から8割は取れるでしょう

分からない問題も、選択肢から推測することができるので、思ったより点数は伸びます

過去問はそこまで癖が強いわけではないので、特に対策する必要はない、と私は思います

過去問だけでなく本番の試験でも、「元祖世界史の年代暗記法」の解説部分を読み込むことで得た知識が結構役に立ったので、「元祖世界史の年代暗記法」は年号だけでなく文章も読み込むことを強くお勧めします!

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A方式で数学を使う方も、B方式の論文テストで挑む方も、慶応商学部の社会科目100満点分は得点源です

しかし、商学部は400点中200点を英語が占めるので、世界史の基礎をちゃっちゃと終わらせて、英語に時間をたっぷりかけた方がいいです

本番では英語の一科目ですべてが決まるといっても過言ではないです

世界史が楽しすぎて勉強時間を割きすぎないように、英語にも時間をしっかり割くようにしましょう!

「世界史は基礎が完璧ならOKなのは分かった。でも英語はどうしたらいいの!?」と思ったあなたは、武田塾で一緒に勉強しましょう!

高校3年生の夏が過ぎてしまったら、間に合うものも間に合わなくなってしまいます💦

武田塾でお待ちしています!

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