皆さんこんにちは、武田塾武蔵小山校講師の須田です。
早々に梅雨が終わったと思いましたが、まさかの梅雨再開で再びじめじめした日々が始まってしまいましたね。
学生の皆さんはそろそろ夏休みが始まると思いますが、受験勉強にもそろそろ慣れてきたかと思います。
さて、夏休みが始まるということは、皆さんは必然的に自習する時間が増えるということになります。
そこで一つ気になったのですが、皆さんは自習する場所や環境はどのようにして決めていますか?
自分は今まで何人もの学生を指導していく中で、自習する場所を何度か聞いてきたのですが、いろいろな場所で自習していて面白かったのを覚えています。
今回は、夏休みなどの長期休暇中におすすめの自習場所を紹介したいと思います。
自分が使っていた自習環境
まずは自分が実際に使っていた自習場所やその環境について紹介していこうと思います。
自分がよく使っていたのは塾の自習室です。
自分はあまり真面目なタイプの人間ではなかったので、誰かが後ろで見ている環境でないと集中できませんでした。
それと誘惑に対してとても弱いので、周りに気が散るものがあるとすぐ集中力が切れてしまっていました。
塾の自習室であれば勉強しかできることがないので、必然的に勉強に集中できました。
自習環境についてですが、これは結構いろいろと模索した記憶があります。
というのも、受験勉強をするまでは自習というものをほとんどしたことがなかったので、自分がどういう環境で集中できるかがまったくわからなかったんです。
結果的に自分が一番集中できた環境というのは、常にイヤホンで音楽を聴きながら、ガムやお菓子などを食べれる環境でした。
音楽を聴くというのは結構皆さん試している人も多いと思います。
ですがお菓子などを食べながら勉強するということに忌避感がある人は多いように感じます。
ですが、これは実は自習の環境としては良い部類に入ります。
なぜかというと、集中して脳を使うと、脳が一時的にエネルギー不足の状態になるからなんです。
脳の重量は、人間の体全身に占める割合は小さいのですが、消費するエネルギーは全体の中の20%になるほど多くのエネルギーが使われています。
なので、勉強の時に、定期的に少量の食べ物を摂ることは、悪いことではありません。
気になる人はぜひ試してみてください。
よく使われる自習環境
次は受験生がよく使う自習場所を6つ紹介したいと思います。
自分の部屋
まずは「自分の部屋」です。
おすすめできる点ですがなにより自分の部屋を勉強場所にすれば、わざわざ移動に時間をかけたり、重たい本や参考書を持ち運んだりする必要がありません。
自室を勉強場所として利用するのにお金はかかりませんし、先ほど自分もおすすめした好きなものを飲み食いしながらの勉強も可能です。
完全なひとりの空間で勉強に取り組めることが、勉強場所としての自室の最大のメリットと言えます。
しかし勉強場所としての自室が持つ人の目がないというメリットは、集中力やモチベーションの低下を引き起こすデメリットでもあるので、スマホや漫画、ゲームはできるだけ遠ざけましょう。
自宅のリビング
次に紹介するのは「自宅のリビング」です。
自分も現役の時はリビングを勉強場所にしていました。
実は、東大生の4割以上が、小さい頃はリビングで勉強していたそうです。
家族がいるリビングで勉強することにはメリットがあります。
家族がいるリビングで勉強すると、すべて見られているので、だらけたり、ボーっとしたりしていると注意されるので強制的に集中せざるを得なくなります。
図書館
3つめに紹介するのは「図書館」です。
図書館はもちろん、勉強に適した場所と言えます。
無料であるのはもちろん、なにより自習スペースがあります。
周囲の人々も当然、本を読んだり勉強したりしています。
カフェなどと異なり訪れる人の目的が読書・勉強に限られていますから、館内は常に静粛なので、やる気も自然に引き出されるはずです。
特に一人で黙々と集中したい方にはおすすめです。
また常に空調が効いているので、暑い夏や寒い冬に快適な勉強場所を確保したいのであれば、少し時間をかけて図書館まで移動してしまうのもひとつの手です。
喫茶店
4つめは「喫茶店」です。皆さんも、外を歩いているときに、喫茶店の窓際やテラスの席で本やパソコンを広げて作業している人を目にしたことがあるのではないでしょうか。
喫茶店での勉強は、自宅での勉強とは異なり数百円程度の飲食代はかかってしまいますが、それでもメリットはあります。
喫茶店には生活の音が溢れています。
自動ドアの開閉音や注文を取るやりとりに始まり、最も多いのは周囲の客の会話する声などの環境音があります。
勉強は静かな環境で行ったほうが良いと考える人にとってはこの環境音は雑音でしかありませんが、適度な雑音は集中力を逆に上げるそうです。
もちろんこれは、周りの音を気にせずに勉強できる人に限ります。
無理な人はあえてやる必要はないですね。
ファミレス・ファストフード店
5つめは「ファミレスやファストフード店」です。
自分は、浪人中は塾が休みの日によくファストフード店で自習していました。
ファミレスやファストフード店も勉強場所としてはありだと思います。
喫茶店同様、軽食や飲み物をオーダーすることになりますが、空調や食器の片づけといった、お店としての維持費が全て含まれた価格だと考えれば安いものです。
特にファミレスではドリンクバーがついているので、喫茶店と比べれば安価です。
それなりの雑音はありますが、周りの人の目があるため、適度な緊張感を保つことが可能です。
カラオケ店
そして最後に紹介するのは「カラオケ」です。
カラオケで自習するのはいかがなものかと思う人も多いでしょうが、音読をする場所として、自宅以外に適した場所はここくらいしかありません。
また、勉強の息抜きとして歌うことができるのもよいところですね。
おわりに
いかがでしょうか。
好みの勉強場所は見つかりましたか?
最近はコロナのせいで行ける場所も制限されて、夜遅くまで利用できるところが少なくなってしまったので、時間配分にはよく気を付けましょう。
この夏に良い自習環境で効率の良い勉強をし、ライバルに差をつけていきましょう。
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