こんにちは!
武田塾武蔵小山校、講師のIです。
皆さんはどんな基準で志望校を選択しているでしょうか?
学問への興味、偏差値、立地、あるいはブランドという人もいるかもしれません。
この記事では、直近で就職活動を経験した私が学歴が就活に与えるリアルをお伝えし、志望校選択の重要性・大学入試の結果がその後に及ぼす影響の大きさを知っていただけたらと思います。
学歴は就活の共通テスト!?
学歴フィルターという言葉はご存じだと思います。
企業が採用活動をする際に学歴によってターゲットを絞ったり、スクリーニングを行ったりすることなどをまとめて学歴フィルターと呼ばれています。
しかしこの学歴フィルターは就職活動の極序盤にしか機能せず、その後は学歴フィルターを突破した人同士で、面接やその他試験などで判断されることになります。
企業側からすれば、40万人以上といわれる就活生全員に採用のPR活動をし、採用予定人数の数十倍、時には数百倍、数千倍の志望者全員を面接で判断することは非効率極まりないことです。
そこで、これまでの採用実績や入社後の業績と出身校を見合わせることで、PRのターゲットやスクリーニングを学歴によってフィルターすることは合理的なのです。(入社後の業績と出身校に相関や因果関係があればですが。)
つまりは、学歴フィルターは足切り。国公立入試における共通テストみたいなものなのです。
東京一工早慶ならば足切りはない!
志望者が多かったり、高学歴の人が多く志望したりする企業では上記のターゲッティングやスクリーニングが行われることが多いと思います。
しかし、東大・京大・一橋大・東工大・早稲田大・慶応大の学生はそのフィルターに引っかかることはまずありません。
選択肢を絶対に狭めたくない、という人はこれらの大学を目指すのが良いでしょう。
逆学歴フィルターも存在する!?
とはいえ、偏差値の高い大学ならどんな企業でも大丈夫!とは言い切れません。
それが”逆学歴フィルター”の存在です。
逆学歴フィルターとは、これまでの採用実績などと比較してあまりにも高偏差値の大学出身者が志願者として現れた際に、「本当にうちの会社を志望しているのか?」「面接の練習や他社に落ちた際の保険として見られているのではないか?」と疑われてしまい、高い学歴が逆に能力や人柄以外の懸念要素となってしまうのです。
そういった場合を考えると、ある意味では選択肢を狭めてしまっているのかもしれませんね。
出身中高まで見られるケースもある!?
地頭(じあたま)という概念をご存じでしょうか。
教育や勉強の成果ではない本来の頭の良さで、論理的思考力やコミュニケーション能力などに現れるとされます。
実績を見られるわけではない新卒就活生は、そのポテンシャルを見極めて採用がなされますが、この地頭が一つの要件になります。
この地頭を判断するための要素として、出身大学だけではなく出身中高まで見られるケースも存在するようです。
中学入試や高校入試の方が地頭を問われる問題が多いということなのでしょう。
まとめ
以上のように、大学の選択はその後のキャリアに大いに影響を与える重要なターニングポイントになります。
また、大学の選択はキャリアのためだけではなく、周囲の人から影響を受けながら成長するの場としての機能があり、これが最も重要だったと感じます。
より良い大学選択はより良い人間関係の母集団形成につながるので、個人的にはぜひ重視してほしいと思っています。
しっかりと考えて志望校を決定し、後悔しないように勉強に励みましょう!
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