こんにちは、武田塾武蔵小山校講師の三田です。
今年度の大学受験ももうすぐ終わりを迎えようとしています。
受験生のみなさん、少し早いですがお疲れ様でした!
合否はさておき勉強の圧力から解放されたみなさんは今のうちに大いに暇を満喫しましょう!
まだ国立が残ってるという人ももう少しの辛抱です、頑張りましょう!
さて、今回は慶應義塾経済学部に進学した自分が大学に一年間通って分かったことを通して、新たに大学一年生となるみなさんにアドバイスをしたいと思います。
私の主観の上に大学ごとでも違いがあるので役に立たない可能性も大いにありますが参考程度にはなると思います。
高2生以下も大学を知っておくことで受験のモチベーションにつながるかもしれないので是非読んでいってください。
大学と高校の違い
生徒の総数も授業の種類も文字通り桁が違う大学と高校では当然ですがシステムが大きく異なります。
そこでこの違いについて私なりにここが大事だなと思った点を話していきます。
初回授業、遅刻しがち
まず第一にキャンパスが広いです。
もちろん大学にもよりますがどの大学も大抵の高校よりはでかいと思います。
また、高校までクラスに応じた教室があり基本はそこで授業を受けていたと思いますが、大学では講義ごとに教室が異なり特定の教室で一日を過ごすということがありません。
ですから初回授業の際にちゃんと教室を確認しておかないとわからなくなって遅刻します。
実際そういう人を何人も見ました。
みなさんは遅刻しないようにちゃんとキャンパスのマップと授業がどこで行われるかを確認した上で初回授業に臨みましょう。
学食満席だけど外で食べるお金もない...
高校までは給食かお弁当が基本でお弁当がない人向けに学食が存在する、というパターンが一般的だと思います。
しかし大学には当然給食はありませんし、多くの家庭がお弁当は高校生までだと思います。
ですから大学の食堂はお昼時には非常に混雑します。
コロナで以前よりも人が少ないはずの今年でさえ大変混雑します。
講義が伸びてしまったらもう席は取れないと言っても良いでしょう。
おとなしく外に食べに行くかコンビニで買うかしましょう。
ただ金欠の時にこうなると外で食べるのは高いということでカロリーメイトやウィダーインゼリーだけ、ということが私はありました...
みなさんはこうならないようにしましょう。
休み時間が暇
高校までは1から6限までみっちりだったと思いますが大学の時間割はすかすかです。
今日は1限と3限だけ、なんて日があったりもします。
このような場合2限の時間は空きコマと呼ばれ自由に過ごすことが出来ますが、この空きコマが本当に暇です。
友達と空きコマが被ればそんなに退屈しませんがすべての空きコマが都合よく友達と被るなんてことはそうそうないのでどっかで暇な時間が来ると思います。
私はこの時間は図書室に行って勉強でもしようとノートパソコンを開いてはブラウジングをしてしまっています...
みなさんはちゃんと課題などをやって時間を有効活用しましょう。
もしくは大学では自分で受けたい講義を選んで時間割を作るので空きコマがあまり発生しないように上手く時間割を作りましょう。
友達とできるだけ同じ講義を取って空きコマを被らせるのも良いです。
あと昼休みにグラウンドでサッカーしたり体育館でバレーやバスケをするといったことが出来ないので、今昼休みに運動して遊んでるよという人は高校のうちに全力で遊んでおきましょう。
レポートを人に見せてはいけない
高校までは定期テストによって成績の大部分が決まっていたと思いますが、大学ではテストかレポートのいずれかにより成績が決定されます。
テストで他人の答案を見たり、持ち込み禁止のテストでカンニングペーパーを持ち込めば当然不正行為となり、テストは0点で単位を落としますが、レポートにも不正行為があります。
それが剽窃と共謀です。
剽窃とは他人の書いた文章を他人の文章だと明記せずに勝手に用いることで、共謀は複数人で共同でレポートを作成、流用しそれを提出することです。
きちんと参考文献を書くことや、丸パクリせずにきちんと自分の表現を用いて文章を書くことで剽窃にならないように注意しましょう。
また共謀に関してもばれないだろうと思って友達間でレポートを共有すると言ったことはやめましょう。
これはテストで言ってしまえば試験中に答案を見せ合う行為と変わりません。
ばれないと思って提出するのも浅はかです。
近年は大学側も専用のソフトを用いて剽窃・共謀を機械的にチェックしていますから、人間のミスを期待することは意味がないです。
大人しく自分でレポートを書きましょう。
最低限の調べ事をして体裁さえ守れば評価が悪くても単位は来ることが多いですから横着して不正行為をすることだけは避けましょう。
私はある友人にレポートを見せてと頼まれた際に断りましたが、その友人は別の人に見せてもらったらしく、結果その友人は単位を落とし、レポートを見せた人も処分を受け評価が一段階下がりました。
見せた側も処分されるということを理解した上で不正行為に加担しないようにしましょう。
受験終わりから入学までの期間
ここまで大学生活のちょっとしたアドバイスでしたがここからは受検が終わってから入学までの期間の過ごし方について今の自分が思うことを話していきたいと思います。
~好きな事して生きていく~
とりあえず好きな事してればいいと思います!
特に勉強しとかなきゃいけないこととかもありません。
気の向くまま過ごすのが一番です。
とはいえずっと勉強してきていきなりなんもしなくなるのが不安だったり、遊びつくして逆にちょっと勉強したくなったかもという場合も考えられるので以下はそういう人向けに話します。
語学はやればやるほどいい
全学部共通で最優先は語学です。
大学は言っても英語の授業はほぼ必ずありますし、今後絶対に必要になってくることですからまずは英語を勉強するのが良いでしょう。
また英語の講義では教授が英語しか使わない上に発言も英語じゃないといけないことが多いので英語ができないとまぁまぁ困ります。
リスニングを強化するのが個人的にはおすすめです。
英語は余裕という人は第二外国語の予習もありです。
一年の授業の中で一番大変だなと思ったのは二外だったので予習して余裕を作っておくのはかなりいいと思います。
経済学部の生徒に限れば微分積分の勉強をするのもありです。
数学が苦手な人は高校レベルの復習を、得意な人は数3でやるような微分積分を勉強しておくといいでしょう。
おわりに
最後に大学生活を送るうえで一番大事なことを伝えて終わりにしたいと思います。
大学生活で大事なこと、それは人とのつながりを大事にすることです。
先輩であれ同級生であれ人とのつながりが多いほど重要な情報を知る機会も増えます。
友人と情報を積極的に交換し、先輩に相談する、そういうことが出来ればだいたい問題なく大学生活を送れると思います。
また、大学は人が多いからこそ自分とかかわってくれる人は貴重です。
是非人とのつながりを大事にして楽しい大学生活を送ってください。
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