みなさんこんにちは!武田塾武蔵小山校です。
今週は厳しい寒さが続きましたね。
と、同時に来年度の共通テストまで1年のカウントダウンが始まりました。
【高2生】2022年共通テストを経て
ところで来年度の受験生になる高2のみなさんは、先日共通テスト同日模試を受けたかと思います。
結果はいかがだったでしょうか?
個人差はあれど自分の点数に絶望した人も少なくはないと思います。
受験勉強、いつ始める?
しかし、それは無駄な経験ではありません。
まだ絶望を感じていない生徒さんは、受験がもっと近くなってからより大きな絶望を感じることになります。
何から始めたらよいかは個人によって最善策が異なると言えますが、今始めることは誰にとっても絶対的な最善策です。
まずは「今すぐ」始めましょう。
受験勉強、何から始める?
さて、ここで初めて「何から始めたらよいか」の問題になります。
まずは優先度で言えば「英数国」。主要科目になりますよね?
英語、とりわけ英単語は多くの受験生にとって確実な得点力への貯金となるので、この問題に対しては最も無難な解答と言えるでしょう。
理系なら次点で数学、文系なら国語を高い優先度で学習行くのがセオリーですが…
国語って意外と軽視されていません?
我が校の国語受講者は数学に比べて少ないですし、ブログを眺めてみても国語の勉強法の記事が著しく少ない!ということにも校舎長は最近気づいてしまったのです。
ということで前置きが長くなりましたが、本日は国語の勉強法、また国語の伸びしろ・得点力アップの可能性について考えていきたいと思います。
【勉強法】「現代文」~国語の伸びしろ~
まずは「現代文」について考えてみましょう。
現代文は国語の試験ではだいたいが半分以上の配点。
場合によって100%の配点になる分野なので、国語の中では最重要項目です。
今さら日本語の勉強って意味あるの?
しかし今まで17年間ず~っと使ってきた日本語。
それを今さら1年勉強したって大して伸びんでしょ?
そんな疑問をお持ちの方はいませんか?
断言しますがそんなことはありません。
現代文は時間をかけて、安定した得点率まで持っていける分野です。
なぜか?理由をひとことで言うと、それはこれまで受験科目としての現代文を勉強してきた経験値がまだ少ないからです。
必須概念の理解
大学受験で出題される問題文の多くは、専門家の手による論説文です。
みなさんは今までそういった文章に十分に触れてきたと言えるでしょうか。
例えば、新聞の記事をスラスラと理解しながら読めますか?
おそらく専門用語などの分かりにくい言葉や知らない言葉につまずくはずです。
これは英文において単語力が欠如しているような状態と同じで、類推できるときもあれば調べないと分からないものもあります。
このようにあまり意識されないかもしれませんが、国語にも必須単語、というより「必須概念」のようなものは存在するのです。
国語の単語帳みたいなものはあまりお目にかかりませんが、この最低限の「概念」のインプットは実は必須なのです。
論理的文章の経験値
また、問題文になるようなものは文章のプロによって書かれているので、必然わかりやすい構造をしています。
読み慣れている人にとって伝わりやすい、お約束のようなパターンがいくつかあるのです。
例えば上記2つの段落の記述についてですが、私は問題提起・主張・結論のような構造を意図的に取りました。
一番最後の文だけ読めば、その段落で導きたい結論が分かりますよね。
こういった構造のパターンに慣れていれば要点を押さえて読めますし、設問の答えを探すスピードも確実にアップするのです。
【勉強法】「古典」~国語の伸びしろ~
続けて、「古典」の伸びしろについて考察しましょう。
ちなみに「古典」とは古文と漢文両方の意味合いで使われますが、漢文については今回はあまり触れません。
理由を簡単に述べると、古文が完成してしまえば漢文は1,2か月でものになるからです。
まずはマインドセット「やればできる」
まずみなさんの多くは、古文を中学から学び始めた人が大半であると思います。
だいたい中1の2学期あたりからというタイミングが多いので、学習歴は4・5年ほどでしょう。
ここから1年間本腰を入れて勉強をしていけば、なんとなく上がるような気はしますよね?
そのイメージ通りの認識でいいと思います。
古典は正しく勉強すれば大学受験でわりと差をつけやすい科目です。
そして古典は言うまでもなく言語を扱う科目です。
さらにみなさんが普段は使わない言語ですよね?
そこに着目すると、古文はお得な科目だと言える理由が2つあります。
古典がお得な理由①英語との類似性
お得?いったいなぜ?
答えは大学受験で最重要科目である英語の勉強と類似する部分が多いからです。
英語も古文も同じ言語科目であるため、基本的な学習方法は変わりません。
英語の場合
・英単語の習得
・英文法の理解
・英文解釈(SVOCM・文構造把握)
・長文読解
古文の場合
・重要古語の習得
・古典文法の理解
・古文解釈(品詞分け、主に助動詞・助詞の用法)
・長文読解
どちらも習得したものを読解という実戦の場で活用していく流れを取ります。
よって感覚的に双方の学習経験を生かすことができます。
古典がお得な理由②負担が少なくて柔軟
また古文は英語より負担が少ないことや、受験で柔軟な扱い方ができることもお得な理由のひとつです。
暗記項目の負担
英単語で言えば受験までに2000語程度の習得が必須とされますが、重要古語は300語程度で十分であると言われています。
古典文法はしっかりと時間をかける必要がありますが、私立文系志望ならコスパは非常に良いと言っていいのではないかと思います。
柔軟な受験スタイルに対応
また古文が得意だと思うなら、漢文も得意科目にできます。
受験科目の幅が広がるだけでなく、配点の高い受験校選定をすることで有利に戦うことも可能です。
選択の幅は狭くなりますが、逆に苦手なら古典を使わない受験スタイルを選択することもできます。
メリットを拡大したり、リスク軽減ができたりするのはいいことですね。
最後に
ということで、以上国語の伸びしろや勉強法についてのお話しでした。
なんかできそうな気持ちになりました?
そんな気持ちになってくれたら嬉しいのですが、今回は取り組み方についてのやや抽象的な内容だったので、実際はここから具体的な勉強法に落とし込むことが重要になってきます。
つまり参考書選びや合格に間に合う学習ペース計画はどうするの?って話ですよね。
実はそこをすべて埋めるのが武田塾の指導です。
あなたのやる気さえあれば、それ以外のすべてが武田塾にはあります。
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お待ちしています。
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