皆さんこんにちは。武田塾武蔵小山校です。 高3生のみなさん、共通テストお疲れ様でした。
復習は終わっているでしょうか。
これまで模試を受験したときも復習してきたとおもいますので、共通テスト本番の問題も復習することを強くお勧めします!
さて今回は主に高2生以下に向けてお話ししたい内容となっています。
みなさん英語はどのように学習しているでしょうか。
大学受験で合格を目指すうえで、英語が非常に重要であることは言うまでもないと思います。
数学や理科、国語を受験科目としないことは可能ですが、英語が試験科目にない方式は珍しいと思います。
文系であれば英語ができなければスタートラインにも立てませんし、理系であれば英語が出来れば大きな武器となります。
それだけ重要である分、学習方法に悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
私が実際に受験生と接している中で、単語や文法、長文には時間を割いているものの、解釈をあまり勉強していないというケースを見てきました。
単語や文法、長文の勉強が重要なのは言うまでもありませんが、英語は総合力勝負です。
解釈の勉強も当然必要となってきますので、今回は英文解釈についてお話しをしていきます。
では以下に
1.英文解釈とは何か。
2.どのように英文解釈の勉強をするべきか。
という2点について書いていきます。
英文解釈とは何か【勉強法】
まずは1つ目の「そもそも英文解釈とは」というところからです。
ズバリ、英文解釈とは、英語で書かれた文章の意味を正しく理解するということです。
大前提として、英単語と英文法が頭に入っていないと厳しいです。
実例:平易な英文
He has a brother.
という英文を見た時に、
なぜ have じゃなくて has が使用されているのか。
brotherとはどういう意味の英単語なのか。
を分かっていないとお話しになりませんからね。
この英文のように簡単な文であれば単語力と文法の力のみで突破できます。
実例:難解な英文
しかし、みなさんご存知の通り、実際に入試で出題されるレベルはこんなものじゃないです。
もっと複雑で長い文章が出題されます。
出てくる単語の意味自体は分かるけど、意味が全然つかめない、、といった経験をしたことがないでしょうか。
例えば有名なもので以下のものがあります。
He said that that that that that girl used was wrong.
皆さんこの文章の意味が分かるでしょうか。
この文には難しい単語は何一つ出てきていません。なのに難しい。
これを日本語訳すると、「彼は、あの少女が使ったあの"that"は(使い方を)間違っていたと言った。」となります。
このように、英文を正しく理解するために行うことが英文解釈の勉強になります。
どのように英文解釈の勉強をするべきか【勉強法】
それでは、2点目の「どのように英文解釈の勉強を行うべきか」についてです。
これは結論、英文解釈用の参考書を解くことが英文解釈の力をつける上で最も効率的だと思われます。
なぜ参考書が効率的なのか?
英単語を覚えたければシス単やターゲットなどの英単語の参考書を使う。
文法の学習をしたければネクステやvintageを使うこととなんら変わりはありません。
目的用の参考書を使うことが最も効率的なのです。
解釈の参考書を使用し、自分が解釈できる構造のストックを増やしていくしかないのです。
解釈も単語や文法と同様に、少しづつしかできるようにはなりません。
そこでおすすめなのが「入門英文解釈の技術70」と「ポレポレ 英文読解プロセス50」という参考書になります。
こちらの2冊は武田塾のルート表にも記載があり、講師も全面的に信頼している参考書です。
入門英文解釈の技術70の使い方
ではまず、前者の入門英文解釈の技術70のほうについてです。
こちらは100の姉妹編となり、日東駒専から早慶を目指すレベルまで、幅広い人に効果のある参考書だと思います。
タイトルの通り、英文解釈用の文章が70題載っており、後ろにも70題の演習問題が載っているため、計140題の構文のストックが溜まる計算になります。
この参考書の良いところは、とにかく解説が丁寧なところです。
見開き1ページに渡り、問題として扱われているのは左上にある3行程度の英文になります。
これは見開きのわずか2割程度しか埋めてません。
つまり、2割が問題、残りの8割のスペースが解説になっているほど解説が充実しているのです。
扱っている問題もほとんどが入試に出題された良問となっており、学び甲斐があります。
まずは自力で和訳をし、そのあと解答解説を確認していくというやり方がいいでしょう。
ポレポレ英文読解プロセス50の使い方
次におすすめなのが「ポレポレ」です。
ポレポレは1993年に初版が出て以降、長年に渡って受験生を支えてきた名著です。
私が受験生だった時も周囲の友人みんながやっていたといっても過言ではないくらい人気の参考書でした。
ポレポレも英文解釈70と同様の形式の参考書で、解説がとても丁寧に書かれています。
対象となる層は70と比較して少し上がり、MARCH~早慶を目指すレベルになるでしょうか。
ポレポレの解説は、文構造の理解について、なぜそうなるのかというプロセスにこだわっており、単にSがこれでVがこれです。と説明されているだけではありません。
なぜVがそうなるのかという、英語ができる人の考え方について言及されているのです。
英文解釈70もポレポレも素晴らしい参考書ですので、英文解釈の勉強が必要だと感じている方は是非どちらかから取り組んでみてください。
最後に【勉強法・英文解釈】
武田塾のルート表で英文解釈用として扱う参考書はこの2冊が基本になっています。
前に単語文法だけではなく、解釈の勉強も必要だと述べましたが、逆に言えば解釈の勉強だけでは成績の伸びは悪くなるでしょう。
当然、熟語や長文、音読などの学習もする必要があります。
英語は数学や世界史などとは異なり、明確に範囲が分かれているわけではありません。
単語力や解釈力、長文を読みきる体力などを含めた総合力が英語力となります。
総合力勝負になる分、成績が上がるまで時間はかかりますが、一度成績が高いところで安定すると大崩れしないのが英語の良さです。
入試本番まで成績は伸び続けますし、どこで一気に成績が上がるか分かりません。
これからもバランス良く、そして根気強く学習していきましょう!
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