夏にE判定から国立対策で農工大現役合格!【合格体験記2020】
こんにちは!武田塾武蔵小杉校です。
お待たせしました!2020年の合格者インタヴュー第四弾!国立の合格記です!!
(第一弾はこちら、第二弾はこちらから、第三弾はこちらから)。
模試の結果が悪くて武田塾に駆け込んで来た清水さん。7月から武田塾でみっちり基礎を固め直し、夏の時点でE判定だった第一志望の東京農工大に合格です!
現役生として中央大学の推薦を抑えながら国立を目指すには、学校の成績を維持しながら、7教科分のセンター対策を効率よく進めなければなりません。農工大へ向けて、どんな戦略を立てていったのでしょうか。
「武田塾のやり方で国立に行けるの?」
「自分に合わせてくれる勉強計画ってどんな感じ?」
「志望校はどうやって決めたの」?
そんな疑問に答えられる合格体験記です。最後までお楽しみください!!
清水唯衣さん/中央大学附属横浜
東京農工大学 工学部応用化学科 合格!
聞き手:三浦翔(担当講師)
自分に合わせてくれる塾を探して
ーー武田塾に入ろうと思ったきっかけは?
武田塾のことは入る前から気になっていたんです。参考書について調べて出て来たYoutubeの動画を見てたり、学校の廊下にも何故かシールが貼ってあったりしてて。それまでは武田塾の参考書動画を参考にしてひとりで勉強をしていたんですけど、7月に模試の結果が帰って来て悪かったんですよね。ショックを受け過ぎて、行かなきゃって思って、そのままその日の午後に受験相談に来ました(笑)。
他の予備校には行ったことないんですけど、集団だと周りに合わせないといけないから嫌だったんです。ずっと塾とか予備校には通わないままで、高校受験のときも1ヶ月間だけ個別指導の塾に行ったことはあるんですけど、「知っているよ」みたいなことをずっと言われてるだけで辞めたんですよね。自分に合わせてくれるところが無いかなって思っていたときに武田塾を知ったんです。
ーー学校の授業はどうだったの?
ここに来るまでは、学校の授業が中学のときより充実していたからちゃんと受けていたんですけど、付いて行くので精一杯って感じでした。英語は付いていけてなかったんですけど(笑)。
英語はSVOCを習わずになんとなくやっていた
ーーたしかに武田塾に入ってからも最初は英語に躓いていたよね。
最初は英語の勉強に時間が掛かっていました。英語が苦手って思ってなかったんですけど、SVOCとか形容詞と副詞の違いとか分かってなかったんで、いま思うと壊滅的な理解でしたね。
学校ではSVOCとかを教わってないんですよ。中学校が公立で塾にも通ってなくて、高校受験をして入った学校が、中等部で国際教育に力を入れててみんな出来ていたから、授業も出来ていることが当たり前になってて基本的なことを教わる機会が無くて、ずっとなんとなくになっていたんです。
ーーこのタイミングでしっかり英語の勉強をやっておいて良かったと思うよ。なんとなくでやっていたら、大学に入ってから難しい英語が読めなくて困るし。でも、最終的には英語がめっちゃ出来るようになって良かったね。10月くらいからはセンターの過去問と復習だけで十分なくらい出来るようになってて、理系科目に時間を割けたよね。二次対策も過去問で十分なレベルになってたのは凄かったよ。何をやったら英語が出来るように出来るようになったって感じた?
やっぱりSVOCが大事だなってことと、単語ですよね。あとシャドーイングをずっと宿題でやってて、読むのが早くなりました。学校の授業で、みんな立って3回音読が終わったら順番に座るってことをやらされてたんですけど、入る前は一番最後だったんですよ(笑)。でも、英語の勉強を頑張ってバッチリ周りに追いつけるようになりました。
ーー英語って言葉だから、スポーツみたいに反射神経が大事で、考え込んでても出来てることにはならないからね。シャドーイングをやると、英語が出来る人ってこういう感覚なんだって分かるようになるよね。
農工大を目指して基礎から固める
ーーなんで農工大を目指そうと思ったの?
2年生の11月に秋だからオープンキャンパスやってないかなって調べたら唯一国立のオープンキャンパスをやっていたのが農工大で、見て行くうちに気に入ったんです。夏にもいろんな大学のオープンキャンパスに行ったんですけど、これだってところがなくて、大学になんで行く必要があるんだろうとか思い始めてたんです。でも、農工大のオープンキャンパスに行ったら、先生たちがちゃんと対応してくれて、ひとりひとりをちゃんと案内してくれたのが良かったんです。
ーーちゃんと大学探しが出来ているよね。正直なところ、オープンキャンパスで大学のやる気とか、自分との相性って結構分かるし良い選択だったんじゃない? これからが楽しみだね。農工大を目指すに当たって武田塾はどうだった?
東京農工大ってネットで調べてもどういう参考書を使ったら良いかって対策が出て来ないんです。有名な大学だといろいろ出て来るけどあんまり出て来なくて、学校の先生に聞いても『理系数学の良問プラチカ』とかレベルの高い参考書ばっかり出されて、自分では分かんないなってなっていたから、ちゃんと先生がいてやるべきものをひとつひとつ教えてくれたのは良かったです。あと科目のバランスを取ることが出来てなかったんです。多分自分でやっていたら、英語はやらなかったと思います(笑)。英語は参考書を読んでもすぐに寝ちゃうし、辛かったんで自分でやっていたら全然やらなかった気がします。
ーー清水さんは学校でも頑張って勉強してくれていたけど、武田塾のルートも最初の基礎からしっかりやり直したよね。特に数学の『基礎問題精講』とかやる必要あるのって思ってなかった?
そうですね。最初は、どうなのかな? 本当にいるのかな? 間に合うのかな? って思っていたけど、今はやっておいて良かったなと思ってます。数学の『基礎問』とか、まったく出来ていなかったわけではなかったけど、所々抜けているところもあったし、ちゃんと理解出来てなかったところが分かったので、やっておいた方が良かったなと思っています。
※武田塾では、『青チャート』よりも、例題数を厳選した『数学基礎問題精講』を漏れなく完璧にしていく基礎固めを推奨しています。
センター試験はナメられない
ーーセンター試験本番はどうだった?
特に何もなく普通でした。すっごい緊張してみんなガチガチなのかなって思ってたら、自分は全然緊張しなくて模試みたいに集中して解けました。女子大で受けたってのもあると思うんですけど、先生も優しかったので緊張しなかったです。
ーー正直、センター試験のことをどういうふうに考えていた?もっと出来ると思ってなかった?
時間配分と集中力と計算ミスが難しい試験でした。最初は結構ナメてたかもしれないです。センター試験はマークだしみたいな。意外に取れないですね。
結果的にボーダーに1%足りないくらいで74%しか取れなかったんですけど、英語の点数が伸びたのと、国語で思ったよりも点数を取れてなんとかなりました。でも、化学で失敗したことが忘れられません。64点であんまり対策していない地理と同じってのが衝撃でした(笑)。
ーーそれでも総合して必要な点数に収まれたのが良かったよね。本番は絶対に何かをやらかしちゃうから、全体で8割超えを狙う戦略を立てておいて良かったんじゃない?
実は、ここに来る前に立てていた目標点よりも200点くらい上の結果だったんです(笑)。凄い目標点の立て方をしてしまっていて。E判定だった模試の結果は闇に葬ったんで正確には分からないんですけど、もともと500点しか取れてなかったんですよね。だからセンターは560点くらいで、二次で頑張ろうとか勝手に思ってました。
(※農工大の入試では、表向きのセンター試験と二次試験の配点よりもセンター試験の重要度は高い。理由は明白で、センター配点が高い(62%)ことに加えて、センター試験の取りやすく二次試験は高得点を取りにくいからです。センターで遅れを取ると、高得点を取って挽回しようとしてもそもそも配点が低いのです。それに、センター試験で取れない実力の人が二次で挽回できるのかと言われれば難しさは伝わるでしょうか?)
ーー二次でそんなに挽回出来るわけないじゃん(笑)。とはいえ最終的に二次も良く頑張ったよね。本番はどうだったの?
点数は分からないんですけど、数学の回答用紙をいつもよりしっかりと埋められていて、それが計算ミスも無かったのかなって。英語も1問か2問は怪しいのがあったけど、他は絶対にこれだってものを選べたので、それが良かったのかなって思ってます。それに、解答の書き方を意識して練習していたんで、計算ミスとか誤訳があっても、ちゃんと部分点を貰えてるのかもしれないです。
ーー特訓で、計算をするときの問題用紙の使い方とか、記述の書き方を詳しく言ってたけど、最終的に解答がめっちゃ綺麗になったよね。
最初は模試とかで計算をグチャグチャに書いていて、計算スペースも足りないなってなってたんですけれど、そういうのは無くなって落ち着いて解けるようになって良かったと思います。
効率の良いやり方を考えてくれた
ーー国立を目指すのは大変じゃなかった?
私的には国立っていっぱい科目があって、勉強に飽きたら5分ごとに教科を変えられたりした日もあって楽でした。無理だと思ったら違うものに変えてって感じで勉強を続けられるんですよね。
ーー勉強時間はどれくらいだったの?
7月に武田塾へ入ってから、夏休みは12時間くらい部屋にいたんですけど、多分9時間とかしか勉強出来てなくて10時間に届いてなかったです。夏休みは講義系の参考書ばっかりだったんで、読んでられなくて休憩が長かったんです。ただ、休憩をちゃんと取ったらもう一回集中するのは早かったです。3階建ての家なんですけど、家の中を玄関まで散歩して帰って来たりしてました。秋は学校があったんで、家での勉強が10時間を超え始めたのは冬休みですね。冬休みになると12時間近くやれてる日があって、自分でもびっくりしました。いつの間にか集中力が鍛えられてましたね。
ーーこれだけ科目数があると毎日均等に勉強するのは難しいから、特に学校に行っている間は土日に数学と物理の演習を集中的に増やしたり、丸1日、古文だけの日を作って最低限のセンター対策をしたり、勉強のペースをそのときの課題に合わせて調整したよね。冬休みになると理系科目の勉強と並行して、地理のセンター対策までやらないといけないし大変だったよね。結局、十分に時間は取り切れなかったけど、国語や地理のセンター対策は効果が出た?
国語は救われました(笑)。地理も直前に少しだけやった分の効果は出たと思いましたけど、過去問より難しく感じて、対策しないよりは良かったと思います。国立の受験で大事だなと思ったのは効率よくやることだったんですけど、効率の良いやり方を考えてくれるから武田塾は良かったです。国語は、最低限の解き方を身に付けてしまえば、学校でやる演習のなかで対策を終わらせられて時間を掛けずに済んでたし、宿題を組んでもらうと、やることが決まっていて、何をしようかなって考える無駄な時間が無かったので、それが良かったなって思ってます。
国立を目指す受験生に向けて
ーー正直、ギリギリのスケジュールだったけれどよくこなせたよね。一回も心が折れずに最後まで走りきれたのはすごい!
折れてないです。真っ直ぐに来れて、それは自分でもびっくりしています。高1のときも高2のときも心が折れてテストの点数が急降下した時期があって、高3でも来るのかなって思ってたんですけどね。ちゃんと目の前に目標があったのが良かったんだと思います。
ーー国立を目指す受験生に向けて。
ひとつ言えるとしたら、早めに受験勉強を始めたほうが良いってことですね。最後は本当にギリギリで精神的にも限界で、後悔し始めたりしてたし。センター対策を先にしていて良かったですね。意外にナメられないです。
担当講師よりコメント
三浦先生(担当講師)より
インタヴューをしてみて、夏は9時間しか勉強できて無かったのにびっくりしました!本当は12時間くらいかかるはずの宿題量を出していたのに、しっかりこなせていたのは清水さんの集中力あってのことだと思います。
7月からの農工大対策を間に合わせるためには、ひとつの問題に時間を掛けすぎてはいけない。必要な暗記と理解しなければいけないものを仕分けて勉強のやり方から直していったり、センター前に各教科を効率よく復習するにはどうしたら良いかを考えたり、国立を目指すために効率的なやり方を徹底してもらいました。
最後まで第一志望を譲らずに、真っすぐ走り切った姿には敬服です。
合格してくれて、僕たちもすごく嬉しいです!
おめでとう!
きっと大学に入っても活躍してくれると思っているので、これからも応援しています!
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