英文解釈は超重要。もう一度自分の勉強法を見直してみよう。

こんにちは、大学受験予備校・個別指導塾の武田塾向ヶ丘遊園校です。

向ケ丘遊園校は、小田急向ヶ丘遊園駅から徒歩2分、登戸駅から徒歩8分です。

レアジョブ英会話は英語初心者にもおすすめ！効果が出る理由。 - エキサイト英会話

英文解釈できていますか？

突然ですが皆さんは正しい方法で英文解釈をできていますか？

英文解釈が重要なのは理解しているけど正しい勉強法が分からない人も多いのではないでしょうか。
英語を勉強するうえで英文解釈は1番と言っても良いほど本当に重要な範囲です。
ここで誤った方法で勉強していると長文問題はおろか文法問題でもつまづいてしまいます。
なぜなら英文を解釈するということは英語を理解することにほかならないからです。

そこで今回は3つのポイントに分けて正しい勉強法を解説するので参考にしてください！

ポイント①　名詞・形容詞・副詞の3つの違いを理解する

つまり品詞を区別して勉強できているかどうかということです。

どの参考書でも解説欄に名詞や形容詞など品詞の箇所を説明してくれています。

では、そもそも形容詞ってなんでしょう。
副詞と形容詞って何が違うのでしょうか。
このくらい分かると思っているかもしれませんが、いざ説明できるかと言われると案外難しいですよ。

一応ここで形容詞と副詞の違いを簡単に説明します。
両方とも何かを修飾する点では共通ですが、ポイントは修飾する対称が違うということです。

形容詞は名詞を修飾
副詞は名詞以外（形容詞や動詞）を修飾します。
なんとなくで使い分けている人は危うい勉強法をしているので要注意です。
この違いをしっかり頭で理解していないと解説を読んでも理解できないのです。

解説をしっかり理解できないと筆者の伝えたいメッセージも分からないでしょう。

勉強は基礎が重要です。

これは色んな人が言う事ですが、本当に重要なのです。
基礎が分からないと上述したように芋づる式で問題が発生します。
だから基礎をしっかり固めるようにすることが大切です！

今回の場合では、形容詞や副詞といった品詞の違いをしっかり理解できているかどうか再確認してみましょう。

ポイント➁　句と節の違いを理解する

句や節をしっかり理解して勉強していますか？

出来ていない人が多いのではないでしょうか。
もしくはなんとなく理解したつもりになっている人が多いと思います。
句には名詞句、副詞句などが、節にも名詞節や副詞節などがあります。
名詞句だから名詞、副詞節だから副詞だろうと単純に考えるのは、なんとなく理解している人ですよ。
この違いをしっかり理解していない人は文法問題が苦手な人でしょう。

句と節の違いは主語と述語が文にあるかどうかです。
主語と述語がある方が節なのでしっかり覚えましょう。
また節の中でも名詞節と副詞節の区別は非常に重要です。

例文を出します。

1. I don't know whether he tell a lie or not.
2. whether he tell a lie or not, I will respect his choice.
この2つの例文を見てどちらが名詞節で、どちらが副詞節か分かりましたか？

まずはこの文の日本語訳ができることが大前提ですが大丈夫だったでしょうか。
1は、（私は彼が嘘をついているかどうか分からない。）
2は、（彼が嘘をついていようがいまいが、私は彼の選択を尊重する。）

これを前提として重要なポイントは文型を判別することです。　

1番の構造をよく考えてみてください。
Iは主語、knowは動詞、whether以下は目的語です。
つまりSVOで第三文型です。
目的語に取るのは名詞であり、 he tell a lie～と主語と述語がこの名詞の中にあるので名詞節になるのです！

次に2番を見てみましょう。
Whether he tell a lie or not,となっていて判別が少し難しいかもしれません。
この文は主語でしょうか。
動詞でしょうか。

どちらでもないような気がすると思った人は正解です。
これは修飾語でMと表記されます。
Mは学校では習わないかもしれませんが参考書にはよくでてくるので覚えましょう。

そして、カンマ以後は I が主語で will respect が動詞、your choice が目的語です。
つまりMを無視して考えるとSVOでこちらも第三文型です。
文型は同じですがwhetherの品詞に注目すると判別がつくのではないでしょうか。

1番は目的語で名詞節でした。
そして2番は修飾語です。

修飾語というと難しく聞こえますが日本語訳で考えるとそれほど難しくないです。
噓をついていようがいまいが、とは名詞でもなければ動詞でもないですよね。
正解は副詞です。

つまり2番のwhetherは副詞節ということになります。
この例文と同じような問題がよく出るので、適切に区別できるようになるまで頑張りましょう。