こんにちは、武田塾向ヶ丘遊園校です。
受験生が数学で苦手だな……と口を揃えるのがそう、『確率』です。
私も最初は解いたことがある問題しか解けず、まったく応用がきかなかった分野で、整数の次に苦手でした。
数学でつまずくパターンはこうです。
①やる気が満ち溢れているので自分で解こうと30分格闘
↓
②解答を見ると計算は間違っている
↓
③解答の方針も解説とは違う
↓
④なぜ自分の解き方がだめなのかわからない
↓
⑤さらに悩む
①~⑤の無限ループだと思います。
自分の解き方のどこが悪いのかをスッキリしたい、
そんな受験生におすすめしたいのがこちら!!
『ハッとめざめる確率』をご紹介します。
参考書の特徴
科目 | 数学 |
出版社 | 東京出版 |
目的 | 数学Aの確率の問題対策 |
対象者 | 確率が苦手な人、確実に点を取れるようにしたい人 |
難易度 | MARCH、関関同立、国公立~難関大レベル |
分量 | 288ページ |
著者 | 安田亨 |
ジャンル | 数学参考書 |
数学Aの確立に特化して思考力を高めることが出来る
この参考書は数種類の別解を載せているので、問題の解法が一つとは限りません。
別解があることで、途中が間違っていても"どこを直せばいいのか?"が分かり正解にたどり着くことができます。
それからもっと賢い解答がないのか?それじゃあこっちで解いてみようといった、応用が効いた問題の解き方をすることができるのです。
数学はまるで迷路のよう。
数学はまず解ける問題を増やすところからスタート。
しかし、パターン暗記と呼ばれるものをいつまで続けて太刀打ちできる他の分野と違って、確率はより思考力が試されます。
『ハッと目覚める確率』は式に起こす前からの考えを丁寧に解説している参考書なので、
最初はどうやって式を考えるか?そういった思考までも手助けします。
そして君はきっとその過程でハッとする。
そういった確率に対する思考力を鍛える参考書が、この「ハッと目覚める確率」です。
どういった人に向いているのか?
なんとなく確率を解いてしまっている人
まさしく過去の私のような人たちにオススメです。
私は確率を勘で解いてしまっていましたが、
通読後は自分のやっていたことの意味がはっきりわかり、自信をもって解答できます。
たしかに確率のなかでも、「確率漸化式」など解く手順はあらかじめ決まっているようなパターン問題と考える人も多いと思います。
ですが立ち止まってみると確率漸化式ってなんだっけ……?となりやすいところです。
また考え方の間違いによる誤答の場合、自分の答えがなぜ違うのかを悩むでしょう。
なぜ自分の解法が違うかを悩むよりも、変な癖がつく前にこの本の解説をまるっ見たほうがいいです。
この解説書を約3周すると、最初は分からなくてもだんだんわかってきます。
難関大を目指す人
数学のなかでも、確率はどの大学でも頻出テーマです。
よって確率を捨てるというのは自殺行為でもあります。
『ハッとめざめる確率』はそんな確率に特化しているので、日東駒専から早慶や難関国立大学まで幅広く対応可能です。
問題のボリュームも、確率に関連した問題だけとしては比較的多い方と言えます。
自分の志望している大学の過去問を開いてみてください。
毎年確率が出題されているのならば、確実に点を稼ぐために『ハッとめざめる確率』をマスターしておくことをオススメします。
確率を理解するまでには時間がかかる場合もあります。
早い段階で『ハッとめざめる確率』を使うことも検討しながら学習計画を立てていきましょう。
確率分野を重点的に補充したい人
あくまでもこの参考書は確率分野に関する問題のみです。
確率をある程度一周したがいまひとつ理解できない場合や、さらに確率をレベルアップさせたいという人向けの参考書。
そのため、確率の初学を『ハッとめざめる確率』から始めるというよりかは、2冊目以降に使う参考書として他の教材と併用することをおすすめします。
教科書を読んだ段階で確率の問題に苦手意識が出てきた人は、早めに『ハッとめざめる確率』の解説を読んで考え方を身に付けておいたほうがいいです。
確率を重点的に対策したい人は、ぜひ『ハッとめざめる確率』を活用してください。
使用期間はいつごろ?
武田塾としては高3の9月頃までに完成させておくのをオススメします。
なぜなら確率に特化型なので、確率しかやっていなかったらテストの得点としては効率が悪いです。
確率だけが苦手な人はいいですが、他の分野も苦手な人いると思います。
9月までは苦手分野をとことん潰していき、それ以降はテスト全体を俯瞰するようにしましょう。
個人的な希望としては、高1・2年生のときから手をつけてもいい一冊だと思っています。
ただ、Σ(数列の和)、漸化式、期待値が後半は出てくるので、その部分だけはとばすか、予習するかは自由です。
早くとりかかる分、理解度もグッとあがりますよ。
ハッと目覚める確率を使用する場合の注意点
幅広いレベルに網羅しているとういうことは、言い換えれば非常に学ぶ量が多いということになります。
確かに確率は出題頻度も高く、重要な単元ですが、志望レベルによっては参考書全288ページを費やすのは手間をかけ過ぎな場合もあるのも事実です。
全ページをやりきってもいい人は、難関国立大学志望の人や、他教科、他分野は全て完璧だが確率だけ全くできない人です。
自分の確率苦手度合いによって、目標と他教科との兼ね合いも考えながら使用してほしいです。
『ハッとめざめる確率』が難しいと感じる人へ
「ハッとめざめる確率」の内容は良い教材ですが、難易度やレイアウトなどから苦手意識をもつ人方もいると思うので、そんな方には「合格る確率+場合の数」をオススメします。
「合格る確率+場合の数」は考え方やテクニックを詳しく解説し、問題数も多いので、確率を基礎~標準を理解したい方はこっちのほうが楽です。
「ハッとめざめる確率」は万人向けではないですが、数学が好きな人はとてもためになる参考書です。
まとめ
今回は、数学Aの確率に特化した参考書『ハッとめざめる確率』についてご紹介しました。
難関大を目指す人で試験に確率が頻出な人、確率をなんとなくで解いてしまっている人におすすめします。
あくまでも数学全体の点数をみながら、自分の学習に取り入れるかを検討してみてください。
確率でもやもやした経験がある人!
ハッと確率にめざめましょう。
数学おすすめ記事
勉強の息抜きにどうぞ。私が高校生のときに見ていた受験関連サイト
向ヶ丘遊園校公式TwitterとInstagramです
有益な情報や講師陣のつぶやきなど、ぜひ!!
受験相談はこちらをクリック
武田塾では何をしてくれるのか知りたい方はこちらをクリック
↓↓↓↓↓LINE@はじめました!↓↓↓↓↓
こちらのQRコードをスキャンか、またはクリックして追加してくださいね♪
武田塾向ヶ丘遊園校詳細↓
★★★★★★★★★★★★★★★
日本初!授業をしない
【武田塾向ヶ丘遊園校】
〒214-0014
神奈川県川崎市
多摩区登戸2719
モリビル4F
(向ヶ丘遊園駅より徒歩2分!)
TEL:044-455-7487
MAIL:mukogaokayuen@takeda.tv
★★★★★★★★★★★★★★★