TOCKYの偏差値とキャンパスについて - 予備校なら武田塾守谷校

こんにちは、今回は大学群のTOCKYを紹介します。

これらは筑波大学、お茶の水女子大学、千葉大学、神戸大学、横浜国立大学を指します。

旧帝国大学に次ぐ国立大学と評されることが多いです。

大学ごとに細かく見ていけば、九州大学や北海道大学より神戸大学や筑波大学のほうが難易度高いよねという議論もあるでしょうが、とりあえずここは一旦置いておきましょう。

偏差値自体は地方の旧帝大とさほど変わらないですが、問題はTOCKYのほうが解きやすい傾向にあります。

筑波大学

筑波大学は学部ではなく学群の名称を使っています。

また、芸術専門学群や体育専門学群といった珍しいものがあります。

なんと科研費ランキングでは東京工業大学(東京科学大学)より上です。人口の過密を軽減するために都内の研究機関を移転し、研究学園都市として栄えています。

キャンパスは行内にバスが走り回るほど広大です。入学して間もない頃は迷うそうなので注意ですね。

このレベル帯には珍しく、文系の二次試験では数学が必須ではありません。

HP

https://www.tsukuba.ac.jp/

偏差値

学群	偏差値
人文・文化学群	55～62.5
社会・国際学群	55～67.5
人間学群	55～65
生命環境学群	55～62.5
理工学群	55～62.5
情報学群	55～62.5
医学群	55～65
体育専門学群	共通テストボーダー73%
芸術専門学群	55～62.5

お茶の水女子大学

全国に２校しかない国立の女子大学です。ちなみにもう１校は奈良女子大学です。

文系だと経営学部や法学部のような実学系を志望する人が多いですが、残念ながらお茶の水女子大学には設置されていません。

文教育学部では芸術・表現行動学科のような珍しい学科もあります。

理学部、共創工学部の2次試験の理科は1つだけです。このレベル帯の大学ではとても珍しいです。

キャンパスの最寄り駅はなんと御茶ノ水ではなく茗荷谷になります。ちなみに東京大学とキャンパスが近いです。実家が東京で、東大は無理だけど地方の旧帝に通うには抵抗があるという方にオススメです。

HP

https://www.ocha.ac.jp/

偏差値

学部	偏差値
文教育学部	57.5～65
理学部	55～60
生活科学部	62.5
共創工学部	60～65

千葉大学

国際教養学部や薬学部や園芸学部といった珍しい学部があります。関東の国立薬学部は東大と千葉大の2校しかないので、薬学部なのに地方国公立の医学部のような偏差値になっています。園芸学部は農学部をイメージしてもらえると良いです。

ちなみに国立二次の英語にしては珍しく英作文がありません。

留学にも力を入れており、2020年度より全員留学を実施しています。春休みや夏休みの２～４週間程度の短期留学プログラム、3～6月間の中期語学力強化プログラム、1学期から１学年間の長期交換留学などとても充実しています。

共通テストの公民では「倫理政経」のみとなっています。旧課程での「現代社会」や「倫理」では受験できないので注意しましょう。

旧六医大の一角ということもあり、医学部は筑波大よりもレベルが高いです。旧六医大は千葉大学、金沢大学、新潟大学、岡山大学、長崎大学、熊本大学を指します。

HP

https://www.chiba-u.ac.jp/

偏差値

国際教養学部	60
文学部	57.5～60
法政経学部	57.5
教育学部	50～57.5
理工学部	55～60
工学部	55～60
園芸学部	55～57.5
医学部	67.5
薬学部	62.5
看護学部	52.5
情報・データサイエンス学部	57.5

神戸大学

TOCKYの中では頭一つ抜けています。

海洋政策科学部という全国的にもかなり珍しい学部があります。また、国立大学では少し珍しい経済学部があります。これは前身が旧三商大のためです。旧三商大とは一橋大学、神戸大学、大阪公立大学を指します。

神戸と聞くと都会のイメージがあるかもしれませんが、キャンパスは山の上にあります。そのため移動時間を加味してか、授業間の休み時間が20分となっています。普通の大学は10分ですね。

キャンパスは７個もあり、国立大学の中では非常に多いです。

HP

https://www.kobe-u.ac.jp/ja/

偏差値

学部	偏差値
文学部	62.5
国際人間学部	60～62.5
法学部	62.5
経済学部	60～62.5
経営学部	62.5
理学部	55～57.5
医学部	55～57.5
工学部	57.5～60
農学部	57.5
海洋政策学部	55～57.5

横浜国立大学

こちらも国立大学では少し珍しいことに経営学部があります。看板の経営学部ですが、二次試験は英語or数学の選択です。難関大にも関わらず、三教科の二次試験対策をしなくて良い点は大きいですね。

横浜と聞くとアクセスが良いイメージがありますが、駅からは離れていますので受験前にオープンキャンパスに参加しておくことをオススメします。

都市科学部は建築学部をイメージしてもらえると良いです。

なお、全国的な知名度の割には実は医学部がなく、医学部志望の人は横浜市立大学の方を受験することになります。横浜市立大学の医学部は千葉大に並ぶほどの難関です。

HP

https://www.ynu.ac.jp/

偏差値

学部	偏差値
教育学部	共通テストボーダー63%～72%
経済学部	60～65
経営学部	62.5～65
理工学部	55～60
都市科学部	57.5～62.5

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