薬学部は化学が重要！？関東の私立薬学部と国立薬学部について

こんにちは、武田塾守谷校です。今回は薬学部について紹介します。

実は私立大学と国公立大学での差が大きいので、注意しましょう。

薬学部の違い

4年制大学は薬の研究者を目指すことになります。そのため大学院進学率も高いです。国家試験の勉強をする必要がないため、実験に集中できます。

6年制大学は薬剤師の資格を取ることを目標に学んでいきます。みなさんが想像するいわゆる薬学部はこちらです。理系学部の中でも特に忙しいことでも有名です。

同じ大学であれば、4年制のほうが入りやすいことが多いです。

受験科目の注意

私立大学ですと、数学は1A+2B+Cということが多いです。つまり数３を受験で勉強しなくても良いのです。

また、理科は化学縛りということがほとんどです。一般的な理学部や工学部であれば物理・化学のどちらでもOKということが多いので、ここは要注意です。

さらに配点でも英語:数学:化学=1:1:1.5ということもあります。確かに均等配点であることも多いですが、化学で稼ぐスタイルのほうが有利な入試方式もありますので、化学を重点的に勉強していきましょう。

特に現役生だと無機化学を苦手としている人は多いですが、暗記すれば安定して点数を取れるという点はあるので是非とも得意分野にしましょう。

一方で国公立大学ですと、数学は3Cまで、理科も二次試験で物理+化学ということが多いです。理由は後述しますが、国公立大学の薬学部はとても難しいです。

実は貴重な国立大学

関東圏に国立薬学部は実は2校しかありません。東京大学と千葉大学です。

千葉大のボーダーは共通テスト78%、二次偏差値62.5です。

これがどれほどすごいかと言うと

東北大学工学部　共通テスト77～79% 二次偏差値57.5～60

九州大学工学部　共通テスト73～77% 二次偏差値55～57.5

宮崎大学医学部　共通テスト81% 二次偏差値62

琉球大学医学部　共通テスト80% 二次偏差値62.5

です。

千葉大なのに(？)地方旧帝以上、国公立医学部に並ぶような点数が求められます。

理学部や工学部であれば、東大がダメでも東工大、横浜国立大などに下げられます。しかし薬学部では東大が厳しいなら千葉大に下げざるを得ないです。そのため優秀層が分散せずに千葉大に流れ込んでくるわけです。

関東の国立薬学部は非常にレベルが高いので、入念な準備が必要です。

さらに、地方の薬学部を含めても全国でも19校しかありません。そしてその中でなんと旧帝が6校も占めています。

比較的入りやすい

富山大学なら、共通テスト74% 二次偏差値57.5

徳島大学なら、共通テスト74%　二次偏差値57.5

のレベルです。妥協して下げようにもなかなかレベルが高いので、やはり入念な準備が必要です。

どうして武田塾だと成績が上がるの？

1．最速・最強の勉強法

武田塾は「参考書による自学自習」が最速・最強の勉強方法だと考えています。
志望校に合格するためには、自分のレベルに適した参考書を一冊ずつ完ペキにすることが近道です。

参考書が先生になるため、自分のペースで進めることができます。
どんどん演習を進めるのも、苦手なところを繰り返し行うのも自由自在です！
集団授業形式の塾や、映像授業の塾とは違って、自分の得意な範囲にかける時間を減らすことができるため、効率良く進めることができます！

1週間に決まった数の授業を受けているだけのライバルよりも圧倒的速さで勉強を進めることが可能です！

「参考書だけで大丈夫なの？」と思う方もいるかもしれませんが、多くの塾生が「参考書のほうがわかりやすい！」と言っています！

2．徹底サポート

他の塾や予備校では、自宅での勉強は生徒自身に任せていることが多く、自分のやり方で合っているのか不安な方もいるのではないでしょうか？

武田塾では1人1人が自分で「できる」ようになるまで徹底的に管理・サポートします。

武田塾では生徒1人1人に対してじっくりカウンセリングを行い、生徒オリジナルの特訓カリキュラムを作成します。
そのカリキュラムに基づき、「何の参考書を、いつまでに、どれくらい」進めたらよいかを細かく指導します。
そのため、何をするべきなのかをはっきりさせた状態で勉強を進めることができます！
人間は忘れてしまう生き物ですので、忘れさせないための工夫があります。