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英語が苦手なまま指定校推薦で大学が決まった人は要注意?!TOEICの勉強方法について

こんにちは、武田塾守谷校です。

今回はTOEICの内容と勉強方法について紹介します。

TOEICの内容

TOEICはTest of English for International Communicationの略です。

ちなみに、TEAPはTest of English for Academic Purposesで、TOEFLはTest Of English as a Foreign Languageの略です。

TOEIC L&R、TOEIC S&W、TOEIC Bridgeなど様々なものがありますが、大学院進学や就職の際に求められるTOEICとはTOEIC L&Rを指します。

TOEICには英検のような合格不合格の概念はありません。

990点満点となっており、リーディング495点、リスニング495点の構成となっています。

試験時間は合計120分、リスニング45分、リーディング75分の構成となっています。

実施方式にはIP型と公開テスト型の2種類があります。

IP型は大学や社内で実施されるものです。

問題は過去に出題された問題と全く同じものです。つまり過去問です。また、受験料が無料ということが多いです。

しかし、公式認定証の発行がされないというデメリットがあります。

公開テスト型は問題の使いまわしはありません。TOEIC対策の参考書が充実していく現在に対抗するがごとく、年々テストが難しくなりがちと言われます。公式認定証が交付されるので、大学院進学や就職の際に提出できます。

 

TOEICを勉強した方が良い理由

既に大学からTOEICに関するお手紙をもらっているかもしれませんが、大学では4月上旬にTOEICを受験してもらい、そのスコアを使って英語のクラス分けをします。当然ですがクラスが違うと授業内容も変わってきます。下位クラスに行く人は指定校推薦か付属校の人たちという風潮もあったりなかったりします。

また、英語力のピークは大学受験期というのもよくある話です。1年生の冬→2年生の夏→2年生の冬→3年の夏と順調に(?)成績が下降していくわけです。しかし、ここで就職や大学院進学のためにTOEICが本当に必要なことに3年生になってから気付きます。ここから、必死に英語の勉強をしますが、長年のブランクがあるので、当然ですが単語力や読解力はさび付いています。

英語ができない今の自分を直視するのは苦しいでしょう。しかしそれ以上に、来年再来年に希望かなわず人生に絶望している自分を想像してしまうと、さらに精神的にも辛くなるわけです。

このストーリーはあまりにも残酷すぎますから、英語力が過去最高なはずの今のうちからTOEICの勉強をしましょう。

TOEICを採用基準にしている会社は多いですが、要求されるスコアも異なってきます。

上場企業では600点~外資系企業では800点~ということが多いです。

 

TOEICの平均点

さて、まずはTOEICの平均点について見ていきましょう。

TOEICの開催団体によりますと2022年度の平均点は下記のようになっています。

TOEIC(公開)608点

TOEIC(IP)493点

この点数の違いは受験者層に起因します。

TOEIC(IP)は大学や会社で年複数回ほど開催されており、半ば義務的な受験を強いられていることも少なくないです。「研修のため上司にTOEICを受験しろと言われたから、気が乗らないけどやるか~」という状況でしょうか。また、所属先の会社や大学が費用を全額負担してくれることも多いです。
そのため、十分な勉強をしてから当日に臨む人の割合は高くないと思われます。

一方でTOEIC(公開テスト)はほぼ毎月実施されています。実施時期まで待ってIP型を受験すれば無料なのに、わざわざ約8000円の受験料を支払い、自主的に受験するほど意識が高い人が参加者です。さらに、IP型よりも公開テスト型のほうが先に傾向が変わるため、TOEIC対策などもを実施しているプロ講師の方もこちらを受験しています。つまり英語ガチ勢な人達の比率が高くなりがちなのです。

母集団の属性が違うことが平均点の差に如実に表れています。

 

TOEICの勉強方法

お金をかけずに点数を上げたい人

ひたすら公式問題集と単語帳を周回します。

公式問題集は現在のところ10冊まで出版されています。数字が大きいほど新しいほど本なので10→9→8と解いていきましょう。

TOEICの単語帳は「金のフレーズ」「銀のフレーズ」が鉄板です。難易度は「金のフレーズ」の方が高いです。

ターゲット1900やシステム英単語などの単語帳をやりこんだ人なら、金のフレーズから取り組みましょう。大学受験の英単語が曖昧な人は銀のフレーズからのほうが良いです。

既に単語帳を持っているのに、TOEIC用の英単語帳なんてわざわざ買う必要があるの?と思った方もいるかもしれませんが、絶対に買ってください!

例えば、
biograhyという単語はTOEICでは「伝記」ではなく「経歴」の意味合いでよく使います。

human resource  department は「人事部」の意味です。

大学受験英語とでは使う語句も少し異なるので、TOEIC用の英単語帳は絶対に購入しましょう。

 

リーディングよりもリスニングのほうが平均点が高いです。

理由として2つあります。

リーディングに比べると、リスニングのほうが使われる単語も簡単です。

そして、休憩なしでリスニング45分→リーディング75分のため、リスニングが終わった時点で集中力を消耗しがちです。そのためリーディングで稼ぐためには、盤石な英語力を築いてからでないと厳しいです。

ゆえにリスニングの点数をまずは上げていきましょう。

一旦リスニングのコツを掴むと点数が一気に上がりやすいので音読をしながらTOEICの形式に慣れていきましょう。

 

長期的に勉強して高得点を取りたい人

公式問題集はTOEIC解法のコツなどは書いてくれません。赤本よりも不親切です。

そのため、TOEICのよくあるパターンについて学べる本を使いましょう。

まず一つ目は関正生先生の「世界一わかりやすいTOEICテストの授業」シリーズです。

リスニング編→文法編→読解編の3冊構成です。

二つ目は「TOEIC 奪取の方法」シリーズです。それぞれのレベル帯ごとに習得すべきコツが分かります。

470点→600→730点→860点の4冊構成です。

どちらのシリーズでも大丈夫ですが、関先生のシリーズのほうが対応している幅は広いです。

既に英語力がある人なら奪取の方法の後半2冊で良いかなと思います。

リスニングで稼ぐのは当然としてリーディングでも高得点を取りましょう。

TOEICは正解率で点数を出します。大学受験のように特定の設問の点数が高い低いはありません。PART7のトリプルパッセージ問題を解ききるのはTOEIC900点以上を目指すような上級者向けのゴールです。

TOEIC700点、800点を目指す場合はPART5の文法問題、PART6の文挿入問題で稼ぐのがマストです。まだ集中力も切れてないでしょうし、対策した成果が表れやすいからです。PART7の後半は塗り絵でも良いので安心してください。

「TOEIC L&Rテスト 文法問題でる1000」でTOEICならではの文法問題に慣れていきましょう。

どの関係詞を使うか、接続詞or前置詞のような問題は既に馴染みがあると思います。

しかし、ある単語の名詞形か動詞形か形容詞形か副詞形のどれかを選択するようなタイプの問題は大学受験ではそこまでないですから、最初は苦戦するかもしれません。

リスニング問題の定型表現を覚えるのはとても重要ですが、速さにも慣れましょう。

英語学習に役立つアプリの「abceed」なら再生速度を変更できます。再生速度を1.1倍→1.2倍→1.3倍のように徐々に上げながらオーバーラッピングすることを続けると、1.0倍で再生される本番の音が遅く聞こえるはずです。

リスニングに関してはナレーター慣れも必須だと思います。自分の場合はイギリス英語を話す女性の声を聞き取るのは未だに苦手です。

ただ、リスニングに関しては会場ガチャの一面があります。実施場所が会議場などであれば問題ないですが、古めの建物やホテルだと音が反響したり、隣室のリスニング音が聞こえてきたりといった厳しい戦いを強いられることがあります。これに関してはもう仕方ないですね。

公式問題集以外で演習するのであれば、「壁越えトレーニング」シリーズや「究極の模試」などがオススメです。

 

どうして武田塾だと成績が上がるの?

1.最速・最強の勉強法

武田塾は「参考書による自学自習」が最速・最強の勉強方法だと考えています。
志望校に合格するためには、自分のレベルに適した参考書を一冊ずつ完ペキにすることが近道です。

参考書が先生になるため、自分のペースで進めることができます。
どんどん演習を進めるのも、苦手なところを繰り返し行うのも自由自在です!
集団授業形式の塾や、映像授業の塾とは違って、自分の得意な範囲にかける時間を減らすことができるため、効率良く進めることができます!

1週間に決まった数の授業を受けているだけのライバルよりも圧倒的速さで勉強を進めることが可能です!

「参考書だけで大丈夫なの?」と思う方もいるかもしれませんが、多くの塾生が「参考書のほうがわかりやすい!」と言っています!

2.徹底サポート

他の塾や予備校では、自宅での勉強は生徒自身に任せていることが多く、自分のやり方で合っているのか不安な方もいるのではないでしょうか?

武田塾では1人1人が自分で「できる」ようになるまで徹底的に管理・サポートします。

武田塾では生徒1人1人に対してじっくりカウンセリングを行い、生徒オリジナルの特訓カリキュラムを作成します。
そのカリキュラムに基づき、「何の参考書を、いつまでに、どれくらい」進めたらよいかを細かく指導します。
そのため、何をするべきなのかをはっきりさせた状態で勉強を進めることができます!
人間は忘れてしまう生き物ですので、忘れさせないための工夫があります。

3.着実に力がつく復習方法

いくらたくさん勉強しても、忘れてしまっては意味がありません。
しかし、普通の予備校では生徒の理解度に関わらず、授業が先に進んでしまうこともあります。

武田塾では、毎週確認テストを行い、宿題の範囲が定着しているか確認します。
確認テストは、宿題の範囲からランダムで同じ範囲が出題されるため、自学自習ができているかをチェックできます!

もし、合格基準に達していなかったら、理由を明確にしたうえで、もう一度、同じ範囲を勉強してもらいます。
「できる」ようになっていないときは、先に進めません!

「全部解けるようになるまで何度も繰り返す」

ここまで徹底して復習することで「できる」ようになるのです。

 

まとめ

1.参考書を使ったスピード学習
2.効率的な勉強方法を細かく指導
3.確認テストで定着度をチェック

これらの特徴によって、難関大学に逆転合格できるのです。

 

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受験や勉強に関するお悩みがある方は、ぜひお気軽に近くの武田塾までお問い合わせください。

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E-mail moriya@takeda.tv
URL https://www.takeda.tv/moriya/

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