埼玉大学ってどんな大学？ - 予備校なら武田塾守谷校

こんにちは、武田塾守谷校です。

今回は5Sの一つである国立大学の埼玉大学を紹介します。

埼玉大学の経済学部は一次試験を英国社の3科目受験が可能なため私立に向けて勉強している人にもおすすめです。

埼玉大学にある学部・学科一覧

教養学部

教養学科

ボーダー得点率　前期68%　後期73%

募集定員　前期115名　後期25名

進路状況　就職85.4% 進学6.8%

主な就職先　埼玉県、あらすと二十一、東日本鉄道など

出身の著名人　下斗米千寿子(ヴァイオリニスト)

経済学部

経済学科昼間コース　

ボーダー得点率前期66%　後期73%

募集定員　前期230名　後期50名

経済学科夜間主コース(定員15名)

進路状況　就職88.8% 進学1.7%

主な就職先　厚生労働省、埼玉県、積水ハウスなど

出身の著名人　畑嶋恵理奈(アナウンサー)

教育学部

学校教員養成講座

募集定員　360名

養護教諭養成　

募集定員　20名　

進路状況　就職86.2% 進学6.5%

主な就職先　学校教員、さいたま市、三井住友銀行など

出身の著名人　溝口紀子(柔道家)

理学部

数学科

ボーダー得点率　前期66%　後期72%

募集定員　前期20名　後期20名

物理学科

ボーダー得点率　前期64%　後期70%

募集定員　前期10名　後期30名

基礎化学科

ボーダー得点率　前期66%　後期67%

募集定員　前期15名　後期30名

分子生物学科

ボーダー得点率　前期65% 70%

募集定員　前期20名　後期20名

生体制御学科

ボーダー得点率　前期66%　後期72%

募集定員　前期22名　後期14名

進路状況　就職26% 進学67.2%

主な就職先　学校教員、国土交通省、東北電力など

出身の著名人　梶田隆章(ノーベル物理学賞受賞者)

工学部

機械工学・システムデザイン学科

ボーダー得点率　前期66%　後期70%

募集定員　前期50名　後期60名

電気電子物理工学科

ボーダー得点率　前期65%　後期70%

募集定員　前期55名　後期55名

情報工学科

ボーダー得点率前期68%　後期72%

募集定員　前期35名　後期35名

応用化学科

ボーダー得点率　前期64%　後期70%

募集定員　前期40名　後期50名

環境社会デザイン学科

ボーダー得点率　前期64%　後期70%

募集定員　前期50名　後期40名

進路状況　就職38% 進学58.9%

主な就職先　東京都、防衛省、西松建設など。

出身の著名人　椎橋章夫(Suica開発者)

埼玉大学のキャンパス

〒338-8570 埼玉県さいたま市桜区下大久保255

・JR京浜東北線「北浦和駅」西口下車→バス「埼玉大学」ゆき（終点）
・JR埼京線「南与野駅」下車→北入口バス停から「埼玉大学」ゆき（終点）
・JR埼京線「南与野駅」下車→西口バス停から全ての便が埼玉大学を経由します
・東武東上線「志木駅」東口下車→バス「南与野駅西口」ゆき（「埼玉大学」下車）

埼玉大学の特徴

全ての学部が1キャンパスにあるという利点を活かし、文系と理系の融合教育研究を進めると同時に、戦略的研究部門を含む全学から生み出される基礎及び応用研究の成果を社会に発信、還元しています。

実際に地域の今を知るために、埼玉県や地域企業と連携した課題解決型プログラムを充実させるとともに、地域に根差したキャリア教育の一環として、企業や自治体で活躍されている実務家を講師とした地域志向科目も実施しています。

2020年度からは総合的な異文化理解に滋養を目的に留学生と日本人学生が共同で生活するインターナショナルレジデンス(国際学生寮)の運用をはじめました。

埼玉大学の過去問分析

英語

英語の長文問題が大問1,2で、自由英作文問題が大問3で出題されています。長文問題が、他の国公立とは違ってほとんどがマーク式の問題になります。文章の内容を正確に読み取り、正しい選択肢を内容一致で当てることがポイントになってきます。

国語

経済学部では、大問1が現代文、大問2が古文、大問3が漢文からの出題です。経済学部では、大問2題とも現代文からの出題となっております。現代文に関しては、かなり長めの文章が出題されていて、記述問題もたくさん出題されています。記述で求められる文字数も160字の論述問題が経済学部で出題されていたり、かなり本格的な記述問題となっておりますので、記述対策を徹底的に行なっていく必要があります。

文系数学

標準レベルの問題となっております。様々な分野を組み合わせた問題が出題される傾向があります。大問3に確率とデータと分析の分野を組み合わせた問題、大問4に微分・積分の分野と領域・軌跡の分野を組み合わせたような問題が出題されています。融合問題に対応する力もつけていく必要があります。

理系数学

やや難易度が高めの問題が出題されています。考えさせるような問題、思考力が必要な問題が多い傾向にありますので、じっくり数学の力を鍛えていくように対策をしていってください。

総合問題理系

理学部物理学科の総合問題は、全部で大問が2題出題されています。基本的には、物理中心の出題となっています。物理的現象を数学的な観点から考察したり、英語の文章で物理に関する話題が出題されていたりするので、英語の力、数学の力も重要になります。

理学部基礎科学科の総合問題は、大問が全部で3題出題されています。ほとんど全てが化学の内容に関する問題となっていて、化学の対策をしっかりしておけば十分合格点は取れると思います。化学に関しては無機・有機・理論化学の分野から満遍なく出題されているので、化学の基礎的な力と入試問題に対応する力をしっかりつけておけば十分です。

理学部分子生物学科の総合問題は、大問が全部で3題出題されています。ほぼ全て生物の分野からの出題となっていますので、生物の対策をしっかりしていけば十分合格点が狙えます。生物と化学が関連する分野は、化学の知識が必要になってきたりするのですが、生物の対策を徹底的に行っていってもらえれば合格点が狙えるようになっています。記述問題も出題されているので、国公立の生物の対策を仕上げてもらえれば十分合格点が狙えるようになっています。

理学部生体制御学科の総合問題は、大問が全てで2題出題されています。生物の問題がほとんど全てとなっていますので、生物の勉強をしっかりしてもらえれば合格点が狙えるようになっています。

工学部応用化学科の総合問題は、特殊で大問1が英語の問題。大問2が化学の問題。大問3も化学の問題。という風に英語1，化学2という出題割合になっています。英語の長文読解も出ていますので、英語力も非常に重要になってきます。英語の文章自体は、化学を題材とした文章で英語の長文を読んだ問題に関しても化学の計算問題が出題されています。トータルで言うと、化学の出題割合が非常に高いのですが、英語の文章読解の力も上げていく必要があります。

各学部学科に分かれて、総合問題が出ています。総合問題の過去問をしっかりチェックして、その傾向に合わせて対策をしていくことが合格点を取るポイントになってきます。