はじめに
みなさんこんにちは!
京阪電車守口市駅から徒歩4分で行ける逆転合格専門の予備校、
武田塾守口校です!
受験シーズンも終わりと告げ、新高3生はいよいよ受験生となりますね。
この春休みにどれだけ勉強を頑張れるかが勝負です!
学校があってまとまった勉強時間が取れなかったという人もこの春休みを利用して今までの復習や基礎固めを徹底して行ってください!
さて今回のテーマは、「2025年度入試から始まる歴史総合をどう対策すれば良いのか」についてです!
歴史総合ってどれくらい重要なの?
どういった風に対策したらいいの?
などといった様々な声にお応えしていきますので是非最後までお付き合いいただけたらなと思います!
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでもお話しされているのでそちらも是非合わせてご覧ください!
歴史総合の重要性
歴史総合は結論から申し上げますと数学や英語といった主要科目と比べればそこまで重要な教科ではありません!
ですが、これは決して歴史総合をないがしろにしてもよいという意味ではなく、取り組む優先順位が低いということを意味しています。
共通テストの日本史・世界史では大問6個中1問に歴史総合が出題されます。なので、共通テスト対策については最初から行うのではなく、直前に歴史総合の部分を詰め込むのがよいと思われます。
次は私大での日本史・世界史についてですが、私大の中でも歴史総合を試験範囲として含むと宣言している大学と含まないとする大学に分かれています。
例えば、慶應義塾大学で言えば文・経済・法学部では歴史総合の範囲が試験範囲に含まれるのに対し、商学部では含まれないとされています。
したがってまずは、歴史科目を使うつもりであるならば自分が受験するであろう大学が歴史総合を含むか含まないかの確認を事前にきちんとしておくことが重要です。
私大の歴史総合ってほんとにでるのかな…?
ここで一つ疑問となってくるのは、私大の中でも受ける大学・学部によって歴史総合が含むか含まないのかが分かれるようになってしまうと複数の大学・学部を受験する受験生にとっては混乱を招く恐れがあり、なおかつ出題する大学側も今までの傾向を変えなければならないようになってしまうということです。
これははっきり言ってとてつもなく面倒なことです…大学の入試問題も数十年も前から保ち続けた出題形式を今になって急に変更するのには気が引けるという思いがあるであろうと考えられます。
では、歴史総合を含むと宣言した大学も歴史総合の範囲は実際にはテストに出題しないのでしょうか?
しかしこれもまた胸を張って“出題しない!”と言い切ることはできないのも非常に難しい点です。大学側が歴史総合を含むと宣言したはいいものの、いざテストの中に歴史総合の範囲が含まれていなかったときに言えることとしては「歴史総合を含むって言っていたのにでてないじゃん!!」といった苦情が来る可能性が大いに考えられます。
やはり歴史総合を含むと宣言した以上、何かしらの形で試験に絡ませてくるというのが妥当な考えでしょう。何事も試験に関しては100%こうだといって言い切ることは不可能です。
結論を言うと歴史総合が絶対に出題されるという保証は無いと言えます。
歴史総合の優先順位
こうした不確定要素が強い歴史総合ですが、先ほども少し述べた通り歴史総合は優先して勉強しなければならない科目なのかと言われれば答えは「NO!」となります。
出るか出ないか分からない範囲を率先してやるよりも絶対に取るべきところや落としてはいけないところ、他の教科の基礎定着を優先して行う必要があります。
具体的な対策方法と時期
歴史総合と探求科目を対策するにあたっての勉強の仕方についてですが、ここで言いたいこととしては、探求科目から勉強を行うべきということです。
歴史総合は主に近代において日本と世界の関わりを考える科目となっています。なので、歴史総合だから簡単で探求だから難しいといったことはないわけです。
歴史総合の方が簡単で、探求科目の方が難しいから歴史総合から勉強しなきゃいけないといったイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。
歴史は出来事順に時代の流れを押さえて学習していくのが良いとされているため何も歴史総合の近代の範囲から勉強する必要はありません。
それよりも、探求科目の日本史であれば縄文・弥生時代から、世界史であれば世界四大文明の範囲から学習していく方がより効率的に進めることができます。
本格的に対策を始める時期としては志望校の過去問と戦えるようになってきた時期がベストと言われています。11-12月ごろには歴史総合の範囲を復習しておける状態を確保しておきましょう!
教科間の垣根がなくなってきている?
これは歴史総合のみならず入試全体として言えることですが、近年あらゆる大学で総合問題がどんどん導入されてきています。
総合問題というのはいわゆる英語や国語、社会の範囲に共通した要素を出題し、教科間の垣根を超えた問題です。
大学での学問は学部で切り分けることができるものではなく、複雑な社会問題等に取り組むために様々な観点や物の見方を必要としている学問です。日本史や世界史といった単純に二極化をせずに世界が日本に与える影響、日本が世界に与える影響を鑑みながらそれらを関連付けて物事を考えることができる。大学側はこうした幅広い視野を持った人材を欲しているのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はみなさんも気になっていたであろう歴史総合について詳しくお話しさせていただきました。
重要な点のおさらいとしては
①歴史総合が必ず出題される保証は無い ②歴史総合の優先順位は落とそう! ③11月頃から歴史総合を勉強しよう
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の3点でしたね!
新しい科目ばかりで不安になる気持ちは十分に理解できます。
しかし名前に騙されてはいけません!
名前が変わったとしても出題の内容はさほど変化がない部分もあり、むしろ大半が今までの範囲と同じなわけです。ですからしっかりと過去問や参考書を使って対策をしていきましょう!
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