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【初学者必見】数学苦手にオススメの『入門問題精講』

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はじめに!

ブログのご覧のみなさん、こんにちは。

京阪電車守口市駅から徒歩4分で行ける逆転合格専門の予備校、武田塾守口校 です!

 

今回は【初学者必見】数学苦手にオススメの『入門問題精講』というテーマでお話ししていきたいと思います。

 

『数学 入門問題精講』からやったほうがいいのか、それともいきなり『数学 基礎問題精講』からやったほうがいいのかという疑問を持っている人が多いと思うので、それについて答えようと思います。

 

結論から言えば、やったほうがいいケースのほうが多いです。

 

では、『入門問題精講』について詳しく話していきましょう。

 

また、今回の内容は武田塾の公式Youtubeチャンネルでもお話ししているので、そちらもぜひ合わせてご覧ください!

『入門』の役割について

では、『入門』(この先は『入門問題精講』を『入門』と略します)の役割から話していきたいと思います。

 

『基礎問』(『基礎問題精講』)は問題集ですが、『入門』は面白いことに、講義系参考書+問題集という少し不思議な作りになっています。

 

問題集と言えば問題集だけど、講義系参考書と言えば講義系参考書みたいな感じです。

 

なので、各章の前半には勉強すべき内容の概念が記載されています

 

問題の解説もただ解き方を教えるというよりは、考え方重視の解説をしてくれているので、より本質的というか後々使えるようになっている、表面的な理解で終わらせない解説になっているということが、『入門』の凄いところだと思います。

 

例として数学Aの場合の数の話をしますが、『基礎問』から場合の数に行くと、事故が多いです。

 

場合の数には順列(nPr)と組み合わせ(nCr)という二つの考えがあると思いますが、どちらを使うべきかが紛らわしくなってしまいませんか?

 

本来順列で考えるべきところなのに組み合わせになってしまったり、組み合わせで考えるべきところなのに順列で考えてしまいごちゃごちゃになってしまう人もいるかと思います。

 

それは、いきなり問題集をやって表面的に覚えてしまっている可能性が高いからです。

 

表面的に覚えてしまって、後々模試とかで使えなくなる可能性が高いです。

 

『入門』から解いていくとその考え方から説明されているので本質の理解が深まり、模試や本番で使える知識を習得することができます。

 

無理やり『基礎問』から始めて、まったくではないが薄い理解のまま進むよりかは、1回しっかりと『入門』を理解してから『基礎問』レベルに行ったほうが安全というか、今後の伸び幅が期待できますね。

 

学校の数学の授業で理解できていて、定期テストで点数も取れているのであれば、全然『基礎問』からでもいいと思います。

 

ただ、学校の授業の中で怪しい分野は『入門』で復習して理解を深めるようにしましょう。

「入門問題精講」

武田塾で『入門』の位置づけ

武田塾では2023年度の春から入塾した人たちには、積極的に『入門』を使ってもらいました。

 

今まで、どちらかというと『入門』は本当の入門という意味で『基礎問』がつらい人がやるものとしていました。

 

その結果、やはり『入門』も大事となって2023年度から積極的に使わせていました。

 

今の武田塾の全国400校舎の校舎長に、改善点などのアンケートを取ったところ、「『入門』は本当に全員にやらせて良かった」「やはりみんな○○が抜けている」「しっかりと『入門』を勧めてよかった」みたいな声を聴くことがとても多かったです。

 

だからもう武田塾の生徒で実証済みと言いますか、今の高2生の人たちが『入門』やったほうがいいのかわからなくても一個上の先輩達では『入門』が活きたので、偏差値65以上の人は不要かもしれませんが、武田塾の見解では大半の人が『入門』が必要となってくると思います。

テストを見て喜ぶ生徒のイラスト(女子学生)

理解することが最重要

そもそもとして数学に限らず、学校の授業を受けて理解・定着している状態の人はほとんどいないと思います。

 

「わかる」「やってみる」でいうとわかっているかどうかわからない状況で乗り切っているという人のほうが全高校生の多数派だと考えると、理解するところからやったほうがいいです。

 

例えば『やさしい高校数学』をやるという手段や、初めから始める数学』を『基礎問』と並行でやる手段もありますけど、特に独学でやっている人はあまり数学の講義系参考書を並行で使う勉強法ができる人は多くはないのかなというイメージがあります。

 

というのも、『入門』は『入門』単体で完結できるので、問題演習も解いていて理解も深まるというところが、オールインワン感があってすごくいいと思います。

 

ただ弱点としては、それでも苦手な人からしたら文字中心の解説がきついと思ってしまう人もいることです。

 

ぱっと開いて文字だらけだと、少し気が引けますよね。

 

それがつらい人は『やさしい高校数学』を使ってください。

 

『やさしい高校数学』はわかりやすくてとてもいいと思います。

 

ただ内容量が多いため好みに合わせて使うようにしましょう。

 

少しすっきりし過ぎの『入門』か、分厚くて解説がとても分かりやすい『やさしい高校数学』か、どちらか嫌ではないほうを選んでください。

 

『初めから始める数学』も含めると、この3冊のいずれかを使えば、考え方の部分や正確な理解の方法を手に入れられます。

虫眼鏡を持つクマのイラスト

説明できるまで理解しよう

武田塾の個別指導の中で口頭確認という形で、講師側ではなくて生徒側に説明してもらう指導の仕方があります。

 

そのときも『入門』をやっていれば、『入門』に理解すべきことが書いてあってそれを自習中に定着させて、それが本当に自分の口で説明できるかをやってもらうというところの指標になりやすい参考書だと思います。

 

結論を説明できるまでやってください。

 

特に大事なのは、読んで・閉じて・説明するです。

 

数学苦手な人に説明するイメージで『入門』の理解を深めていきましょう。

 

表面的に数式を言うだけでは説明にはなりません。

 

考え方や言葉をしっかり説明してある部分を一回自分で読んで、実際に手を動かして、グラフが必要なところはグラフを書く、図形が必要なところは図形を書くなどしながら、しっかりと人に説明できるレベルになれば『入門』は卒業です。

 

そして数学の力はとても伸びています。

 

伝えたいこと

『入門』を問題集と思っている人は危険です。

 

説明がたくさんありますが、おそらく読み飛ばす人がとても多いのではないでしょうか。

 

解説はしっかり読んでください。

 

答えを出すことが目的ではなくて、考え方を手に入れることが目的なので、しっかりと説明から逃げずに読んで数学の力を伸ばしていきましょう。

集中して勉強をする人のイラスト(男性)

まとめ

今回は【初学者必見】数学苦手にオススメの『入門問題精講』というテーマでお話ししていきました!

 

ポイントをおさらいしましょう!

 

・『入門』を勉強して数学の本質を理解しよう!

・数学の概念を正しく理解して次に繋げよう!

・自分の言葉で説明できるまで理解を深めよう!

 

自分に合った参考書を使いながら、しっかりと人に説明できるようになるまで理解を深めて、着実に数学の力を伸ばしていきましょう!

ガッツポーズをしている男の子のイラスト

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