はじめに
みなさんこんにちは!
京阪電車守口市駅から徒歩4分で行ける逆転合格専門の予備校、
武田塾守口校です!
今回は学校で渡されることが多いであろう、数学の傍用問題集の使い方をご紹介したいと思います。
『4STEP』『サクシード』『クリアー』『3TRIAL』『4プロセス』などがこれに該当します!
武田塾としてはこれらの問題集はあまりおすすめしていないので、
ブログや動画での登場頻度は少ないのですが、
全国の多くの高校生が学校でこれらを配布されて苦しめられている現状があるので、
今回はこれらの問題集の正しい使い方やメリット・デメリットなど、向き合い方を取り上げたいと思います!
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているので、そちらも合わせてご覧ください!
学校での傍用問題集
課題として出されることが多い
『4STEP』などの傍用問題集は、「今週までにここまでやってくる」「次の定期テストまでにここまで終わらせて提出しなさい」など、
学校で課題として出されることが多いと思います。
では、学校側はなぜ課題としてこれらを課すのでしょうか。
それはおそらく、授業で扱った基本的なパターンの解法を反復して復習し、定着させてほしいからだと思います。
傍用問題集のメリット
先ほども述べたように、傍用問題集は、授業・教科書で学習した内容を定着させるために課されているのでした。
よって、その目的を理解して狙い通りにこなすことができれば、ある程度の実力にはなるでしょう。
そのためには毎回の授業をきちんと聞き、授業ごとに傍用問題集をすすめなければなりません。
これができる人にとっては、知識や考え方の定着ができるので、成績も伸びますし、学校の定期テストでも高い順位を取ることができると思います。
数学が得意である程度授業中に理解し切ることができ、問題演習として傍用問題集を使うという、傍用問題集を活かせているパターンですね。
このパターンに当てはまる人は、例題を学校や『青チャート』などでインプットし、反復練習として傍用問題集をたくさん解いて、「手で」数学を覚えていきましょう。
傍用問題集のデメリット
ただ、上記のような使い方ができる人は、学校の授業に完璧についていくことができている、クラスの成績上位層に限った話になります。
40人のクラスがあったら、5人くらいしか当てはまらないのではないでしょうか。
70~80%の人は、学校の授業を一発で完全に理解して、すぐにその後問題演習に取り掛かるというのは難しいのではないでしょうか。
学校の授業は一斉に説明される上、1回しか説明されないので、1回でも理解に時間がかかって置いて行かれてしまったらもう手遅れですよね。
部活を頑張っている人であったら、ついつい寝てしまって聞き逃してしまう授業もあると思います。他にも体調が悪くて休んでしまったり、勉強のモチベーションが下がってしまったり、先生の説明がわかりにくかったりと、
みんなが最初から最後まで完璧に授業内容を理解することはできません。
そのような場合に傍用問題集の演習をしても、成績はまず伸びません!
これらは理解を定着させるための参考書なので、理解していない状態で解いても効果を発揮しないのです。
これが傍用問題集のデメリットです。
傍用問題集には解答しか載っておらず、解説がほとんどありません。さらに、かなり問題の量が多いです。
したがって、理解を定着させることはできても、浅い理解を深めるためにはなんの助けにもならない上、莫大な量で数学のモチベーションを削いでしまいます。
学校の授業から置いて行かれ気味な人が宿題として、膨大な量の問題を課され、しかも解説もないとなると、ただただ苦しむことになってしまいます。
傍用問題集は理解を完璧にできてから、計算ドリル的な位置付けで使うようにしましょう。
数学を得意にするには?
では、傍用問題集に取り掛かる前に目指すべき、「完璧に理解できた」という状態になるにはどんな参考書でどんな勉強をすればいいのでしょうか。
まず重要なのは、理解できていない部分を放置しないことです。
学校の授業で理解できないことがあったら早めに潰すようにして、単元の理解が遅れないようにしましょう。
このわからないところを潰す際におすすめの参考書は、
本当に苦手な場合は『やさしい高校数学』、問題集レベルであれば『入門問題精講』『基礎問題精講』などがあります。
学校で『青チャート』を使用している場合で新たな参考書を買いたくない場合は、『青チャート』の基本例題をやるのでも傍用問題集よりはわかりやすいと思います。
この辺りの参考書で解法をマスターし、解き方を論理的に説明できるレベルまで到達しましょう。
これが授業に合わせてできていれば、定期試験前に傍用問題集が課題として課される頃には、傍用問題集を有効に使って演習ができるレベルまで達していると思いますよ!
今回のまとめ!
今回のブログでは、学校で配られることが多い、傍用問題集との向き合い方について説明しました。
とにかく大事なことは、まず理解を完璧にすることです。理解が不完全なまま傍用問題集に取り組むのではなく、理解が不十分な部分をしっかり潰すことを優先しましょう。
とはいえ、学校では試験前などに期限を設けられて解かされることがあると思います。
それでも先に理解した状態にしておくには、
学校の授業で理解できないことがあったら早めに対処し、基礎を固めることが必要です。その際、『やさしい高校数学』や『入門問題精講』、『基礎問題精講』などの参考書が役立つでしょう。
理解を定着させるためには傍用問題集は非常に効果的ですが、理解をする段階でいきなり挑んでも苦しいだけです。
傍用問題集は理解を完璧に仕上げることができてから、計算ドリル的な位置付けで使うようにしましょう。
少々長くなってしまいましたが、これらのことを徹底して、数学を得意科目にしてしまいましょう!
理解の定着と問題集の活用は合格への近道です!
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